いつも訪問、ありがとうございます

今日は今年初めての満月。

冬の夜空は空気が澄んでいるので、

はっきりと明るく見えることでしょうね。

仕事帰りに夜空を見上げてみたいと

思います。

今回の広島、宮島旅行で出会えたおみやげ

般若心経の絵心経の手ぬぐいと熊野筆のリップブラシ。

この手ぬぐい、おもしろいんです。

4つに折りたたんだ状態。

般若心経が絵で書かれています。

般若心経には、「空」と「無」という文字がたくさん出てきます。

その「空」は。

おにぎり食べてる。

「食う」です。

「無」は、

「六」、「む」ですね。

その昔、文字が読めない庶民のために書かれたとされる絵心経。

仏教の教えを階級の高い人だけでなく、一般庶民に広めたいとお大師さまは考え、実践しています。

とても、ありがたいです。

ちなみに、「涅槃」は。

そのままでした

見ていて飽きない、とてもおもしろい、般若心経。

手ぬぐいですが、飾っておきたい・・・、

そんなおみやげでした。

さて、弥山に上る前に。

厳島神社を出てすぐ、

出会った仏さま。

大願寺。

ご本尊は、不動明王さま。

今年のお守り本尊は、不動明王さまなので

予想外の出会いに驚きと感動

早速お参りさせていただきました。

シカさんも参道にたくさんいました。

人に慣れているので、カメラ向けられても平気です。

さてさて本日の本題。

弥山に上ります。

とりあえず、ロープウェイでね。

まずはじめのビュースポットは、獅子岩の展望台。

左側には宮島口の町が見えます。

ここからでもけっこうな絶景。

でも、まだまだ見たい絶景を求めて
ここから山登りします。

終点の「獅子岩駅」で降りて、ここから1時間ぐらいのハイキング。

このあたりまで、下りが続きます。

獅子岩から10～15分ぐらいかな。

下りも脚が痛くなります

でも、ここからが本番なんです。

ここからさらに20～30分ほど、上りが続きます

きれいに整備されてる場所もあれば、
そうでないところもあり、

本格的なトレッキングの格好で上っている人を見て

「あ～正解かも・・・」

と思いました。

中には、ブーツの方もいて・・・。

「しんどいだろうなぁ・・・」

なんて、つぶやきながら上って行きました。

弥山山頂へ行く道は、ごつごつとした岩がたくさんあって
どうしてここにこんな大きな岩が乗っているんだろう・・・

と驚かされることもしばしばありました。

「奇石怪石」ともよばれ、弥山の地質が生み出した自然にできたものだそう。

山岳信仰の礎になっているとのこと。

なるほど。

極めつけは、これ。

くぐり岩。

なんと、岩の下を通るルートがあるんです。

自然って、すごいですね。

私たちも自然の一部なんだということをあらためて気づかされます。

ようやく山頂。

ここまで、ゆっくり上って約1時間。

けっこうハードな運動だったので、暑くて暑くて・・・

それでも、空気はとてもおいしい

とても素晴らしい絶景を見ることができました。

山頂には多くの石仏があり、ここへ来られたことを
あたたかく迎えてくださっているような神々しさを感じました。

本当に素晴らしい風景。

お四国へお遍路に行った時も、長くキツイ石段を上った先には
とてもすてきな絶景に出会うことができました。

やっぱり、上るっていいですね。

自分の脚でここまで来られたことにも感謝。

そして、このすばらしい絶景にも感謝。

とてもあたたかい気持ちに包まれて
ここにはとても懐の大きな神さま、仏さまがいらっしゃるんだなぁと
あらためて感じました。

弥山の案内図。

お寺のお堂もあります。

弥山の本堂。

ご本尊は、「虚空蔵菩薩さま」

脇に、不動明王さまと毘沙門天さまがいらっしゃいます。

そして、弥山のハイライト。

「霊火堂」。

1200年燃え続けているとされる。

写真を見てもわかるように、
お堂内はモクモクでした。

でもとてもご利益のいただけそうな煙を
しっかり浴びてきました

どこにいても、神さま、仏さまのパワーを感じることのできる
宮島。

日本三景だけあって、とてもすばらしい景色に出会い
たくさんパワーをいただきました。

新年早々、こんなにすばらしいところへ
行けるなんてとても幸せでした。

今年も、神さま、仏さまのお力をいただけるように
心を精進していきたいと思います。

最後にもう1枚。

弥山山頂展望台から。

すてきな絶景に・・・
ありがとう

今日もすてきな一日をお過ごしくださいませ

弘法大師さまの叡智〜弥山