先日、うなぎをご馳走になりながら
面接というか、面談というか、顔合わせというか・・・
会合を開いてくださった
広告会社の社長さんのお言葉
この方は、サンの会社から出向で広告会社の社長をしている方。聞けば、
サンが新卒で入社して一番初めに配属になった部署で一緒に仕事をしていた大先輩です
今日、お昼休みにいただきました。
こないだ新聞にもグループ全体で赤字だって出ていたし、今お世話になるとしたら、やはり契約社員からでないと受け入れられない。しかも、正社員への切り替えの期限を約束できないとのこと。
「それでも君が来たいというなら、ボクは喜んで受け入れます。こないだお話しさせてもらってね、営業としても、キャラクターとしても、この人と一緒に働きたいか?と聞かれればボクはYESと答えるよ。」
「けど、ここからはボク個人の意見として聞いてね。せっかく力のある優良企業からの内定で、しかも高給で迎え入れてくれる口があるのに、わざわざそれを蹴ってまでウチに来るっていうのはもったいない気がするんだよ。」
「今は親会社も含め、ウチのグループ全体が、契約社員でしか人を採用できないようになってしまった。この状況はしばらく変わらない。
だから、まずはそっちに行ってみたらどうだい?そして、半年後、いや、一年後ぐらいかな・・・状況が変わった頃にまた話そうよ?君の人生を引き受けるワケだからさ、ちゃんと責任もって受け入れてあげたいし。」
「えホントですか
ホントにいいんですか
」
「もちろんだよ君みたいな人が会社にいてくれたらいいなってボクは思ったしね。本当なら来てもらえたらいいって思ってるんだもの。」
「ボクたちには確実に縁はあると思うよ。天の利もあるだろう、地の利もあるだろう。しかし今は時の利がなかった。だからまた年後にああいう席をもう一度持とうよ
」
ワタシは用意してあった言葉を社長さんに伝えた。
「ワタシ・・・広告の仕事や、御社の社員の人たちへの未練が、正直言うとやっぱり消えないんです。でも、あっちの会社に行きます。」
「あの会社は、すごく優秀な人材の集まりだと聞いているので、そこで、今度はもっと自信もって御社にお世話になれるように少しでも成長してからまたお願いにあがります」
「うん、わかった。頑張ってくれよ!!本当に悪かったね、グループ全体でこんな状況でなければ、ちゃんと正社員で受け入れてあげたかったんだけど・・・」
「いいえ、とんでもないです苦しい状況に、無理なお願いをさせていただいたのはこちらなので。。。ご対応いただきましてありがとうございました。」
「そんなことないよ!君はまったく悪くないから。完全にこちら側の問題だからね。悪かったね」
「ところで」
「はい?」
「聞いたよ、R&B」
「あははっ」
「こうして縁があってこういう話になったわけだから、(←ワタシを推薦してくれた立会人)と一緒に
度行こうよ
」
「えーほんとですかぁ
ぜひぜひ行きましょう
」
「君の転職祝いをしてあげなくちゃいけないからね
が帰ってきたら俺から話しておくから。行こうよ
お手並み拝見だね
」
「はいありがとうございます
」
という話をいたしました。
なんて懐の大きな人だろうとアタクシは感動しました
感動して涙が出ました
サンの会社は非常に大きな会社なので、変な人もイヤな人も当然いる。でもこんな風に、素敵な人もたっくさんいるの
だからワタシはこの会社がすきなんです
サンが紹介してくれる人は、大体素敵な人
やっぱり類友なんだと思います
ワタシは、「ワタシを採用しない手はありませんよね」と自信をもって言えるようになって、社長さんの会社の門を再び叩こうと思います。
そのために、優秀な人たちに揉まれて、鍛えられて、頑張ってくる
さっき、エージェントに連絡をして、正式に内定承諾をしました。
さぁ、いくぞ、あたし!
こんな風に素敵な縁に恵まれて、アタクシは幸せものだと思います
ウチの会社の上司は
「辞めていく奴らは裏切り者」と呼んで、
有給も取らせないし、ホントにひどい扱いをするけど
人のつながりはそんなに馬鹿にしてはいけないものだと思う。
いつどこでお客さんになるかわからない。
それが社員という存在。
社員に優しい会社は、必ず礼儀正しい。
それが、ワタシが営業年半で見てきた確かなこと
社長の言葉で幸せになった
がんばる理由になった