本物のバカ男
アタクシが今日、きょーれつな腹痛で伏していたのは
いわゆるBlue Dayってやつなのですけれど・・・
大幅に遅れてやってきた
不安だった・・・・妊娠してんじゃないかと思って・・・
何にも言って来ないバカ男、元カレ・・・・
こいつ、あたしが妊娠してたらどうするつもりだろう
なんでアタシだけが冷や冷やしてなきゃいけないの
そう思ったあたしは、昨日一撃必殺のを投げた。
「来るべきものがきてません。最悪のケースはまた連絡します」と
ソッコーで返事きた。
いつも拒否ってるドコモから。
「検査薬やった」
「やってません」
「多分大丈夫だと思うよ」
「そうね、わかりました(怒)」
「検査薬かっておこう。一緒に買いにいこ一人じゃイヤだろ
」
別に一人でも買えるけど・・・
てか一人でいつも買ってたし・・・
でも円以上するムダなものを自分のお金で買いたくないアタシは(←)、遠慮なく買っていただくことにしました
その裏に、カレがあたしに会いたいだけなのもわかっていてね
薬局なんてどこにもでもあるのに「じゃ有楽町で」と言われたのがその証拠
有楽町中央改札、時前に到着
たぶんアタシの方が2本分ぐらい早くって、先に改札へ降り立った。
アタクシ、基本はいつもwith listening iPodで歩いてますんで、もちろんこの日も外界とMy worldは遮断された状態で。しかも結構爆音です
にも関わらず、時々声をかけてくる人がいる。
改札出てすぐ、その人はいた。
アタクシの行く手を阻むように目の前に出てきた一人の男。
なにやら社員証を見せ、何か言って来る。 何者だ?
アタクシは仕方が無いのでiPodチャンをはずした。
「あの、もし良かったら、お休みの日に一緒に飲んだりできませんか」
なんだこれ・・・
こんなナンパあんの今じゃないんだ
今度なんだ
面白い
これはネタになるぞー
「あー。。。じゃあ名刺だけもらっておけますか」
「これから会社戻るんで今名刺ないんです。。ボクのアドレス教えとくんであとで連絡もらえませんか」
(怪しい・・・ま、向こうの教えてもらう分にはいいか)
「あ、そうですか。じゃあ赤外線で」
と一応もらっておきました
こんなことっていまだにあるんだなーなんて思いながら、再びiPodチャン
を装着し、元カレに指定されたマルイ前まで歩いていこうとすると、今度は反対側から男が現れ、行く手を阻まれたワタシ。。。
元カレ、登場
「りり!どこいくの!」
「あら。気付かなかった」
「ね、今の誰」
「知らない人」
「はなんで知らない人と話してるの
」
「話しかけてきたから」
「なにそれなんだって
」
「お休みの日に飲みに行ったりしましょうって」
「はぁっそれってナンパじゃんよ
何してんの、アンタ
まさかアドレス教えたんじゃないでしょうね
」
(なんでそんなコト言われなきゃなんないの・・・)「教えてないよ。もらっただけ」
「消しなさい今すぐ
」
「あたしの勝手でしょううるさいねぇ」
「どうしてそうなのホントに困った人だね、このでれすけめ。。」
そんなこんなで再会しました
すぐソコのマツキヨで妊娠検査薬、購入
苦い思い出、思い出す
その後、「どうする」と聞かれ、帰るんじゃないの?と思ったけど「知らない」と応えると、カレは夕方に昼食をとったようでお腹すいてないからゴハン
は行きたくないと言った。
「あこういうときはさ、●●(←店名)行けばいいんじゃない
」
なぜかワタシもその店を心の中に思い描いていた。
こういうときに、この男とワタシは「合うのかも」と感じる。
そしてこないだのお寿司屋さんに引き続き“久々の”来訪。
アタクシも胃の調子が悪く、あんまりお腹空いてなかったから、凝った美味しいものを少量ずつ食べられるこの店はまさにうってつけだった
ここのカクテルは、まっじうまい
季節のカクテルが最高なんです
おすし屋さんの板サンたちも、フレンドリーで好きだけど、ここのマスターの方がアタシは正直すき
アタシにも優しく話しかけてくれるから
この日は元カレがトマトのカクテル
アタシはスイカのカクテルを
どちらも中にトマトとスイカがこんな感じで。
スイカは液体窒素で凍らせた「リアルスイカバー」
カレはほとんど食べないというので、アタクシがメニューをチョイス
▼サラダ
これに、香ばしい実が入ってた。ねずみ大好きなアタシが「ひまわりの種おいしい」と言うと、元カレが
「それはマツの実でしょ、りりチャン」と言った。
「ううん。ひまわりの種です」と譲らないワタシ
元カレは笑って、
「絶対マツの実だからじゃあ賭けよっか
おれが勝ったらりりにキスしてあげる。りりが勝ったらおれにキスして
」
「なんだよ、それどっちにしたってチュウするんじゃん
だめだよ、そんなの
」
「いいじゃん」
「アホか 死ね!!」
そこでマスターが通りかかったので呼び止めて元カレが「この実はなんですか」と聞いた。
マスターは「あーそれマツの実ですよ。ひまわりの種はね、もっと薄べったい形してるから」と答えた。元カレが「ほら、マツの実だったでしょ」とワタシに言う。
ワタシ、マスターの方向いて「もう回聞きますけど、これひまわりの種ですよね?」
マスター「はい、ひまわりの種です」
ワタシがマスターを好きな理由はこういうとこ
結局 「おれの勝ちだからりりにキスね」と言うから「はいどーぞ」とホッペを指差し「ここにお願いします」と言う私元カレはチュウする気満々の姿勢でいるのに
「周りの人が“あの彼氏可哀想”って見てるよ。おれに恥かかせないで」と言って私のあごを自分に向けてキスした。
ここでアタクシのケータイが力尽き状態に
マスターが「充電しといてあげるよ」と言ってくれたのでMyケータイ、さらば
ここからは元カレが撮影
▼うにを生の牛肉で巻いたもの
お醤油をちょっとだけかけて大葉と一緒に
すっごい美味しかった生肉だいすき
▼もち豚と蛤のなんとか(笑)
蛤が食べたくて頼んだもの。豚サンはラフテー級に柔らかかった。
▼デザートもりあわせ
桃のコンポートとフォンダンショコラとシャーベット。
桃コンポートの前にあったのは、桃をミスト状にして固めたものすごいっっ
でもパイナップルマンに見える
元カレのカメラで撮るとき、カメラの顔認証機能がパイナップルマンにFocusしたって
この他にも桃のカクテルやネクタリンのカクテルなど、ここでしかいただけないものを美味しくいただきました
ここのマスターも店員さんもアタクシたちのことをしっかり覚えててくださって元カレもここにはほとんどワタシとしか来ていないらしく。
店員さんが「前よりキレイになられましたね。今日はすごくオトナっぽくて。●●サン(←元カレ)も前よりお痩せになりました?お二人とも以前と少し雰囲気が変わられて。ステキになりました」って言ってくれた
後からきたマスターも「なんか変わったねぇ?キレイになったじゃない」って
元カレもアタシに会ってすぐ「りりチャン肌キレイになったすごい
」ってニヤニヤ。
アタクシの投じた万円の化粧品グッズの効力が出てきているのを実感しましたよ
やっぱね、「キレイ」って言われるのが一番女をキレイにする気がしますまるで暗示をかけられるかの如くね
この日一番嬉しかったことは、ここの店員さんとマスターにアタクシの変化を感じ取ってもらえて「きれいになった」って言われたことですまじで嬉しかった
お店の店員さんが、桃を送ってくださるって言ってました
アタクシ桃大好きで
桃はね、小さい頃、田舎に帰ったときに、包丁使わずに手で皮むいてそのままかじる
っていう食べ方をしていた野生児のアタシ
そのぐらい好きなのです
元カレの会社に送ってくれるそうなので、来たらアタクシに半分わけてもらえることになりました「りりはまた切らずにぐじゅぐじゅって食べるんでしょ
」って元カレが言うから「そりゃそうよ
」って。桃
の到着が待ち遠しい
うれしいな
店を出て、元カレは残業があるため、会社に。
アタクシはもうオネムなのでおうちに
でもまた、「山手線に乗ってほしくない」と言われて結局元カレの会社に一緒に連れていかれました
つづく
※オマケ
元カレが愛するグラス。
このお店の暗さとライトのせいでとてもステキ