七夕の夜…


元カレは私に会いに来ると言っていた。
「帰って待っていて」と…


この男はわかりやすい。
その用事が仕事の時はこちらが聞かなくても
何の用事か名言する。
昨日は何も言わなかったから、仕事があったんじゃない。


女にでも会っていたのか、
経営者同士でクラブにでも行っていたんだろう。




23時になっても彼から連絡はない。
メールしても返事がない。

この時点で、人としてなってない。
約束を何の連絡もなくすっぽかすんだから。


0時半…
今度は電話をかけた。
出るわけもなく…

私はかなり頭にきていた。






午前1時半…
苦言を書き綴ったメールを送信すると
エラーメッセージが戻ってきた。


そう、彼は私との約束を無断ですっぽかし、
何のフォローもなく帰宅した後、同棲相手に気遣い
私からはメールが届かないようにフィルターをかけているのだ。




こうした行いができる人の神経が理解できない。

これで「おれの人生で一番大事な人はリリ」というのを
信じろというのだから話にならない。

私をどれだけナメているのだろう。





言動は行動を伴い、初めて真実となる。

私はずっとそう言い続けてきたが、
このバカな39歳には死してなお理解できぬだろう。

「他人の気持ちを思いやる」
「やられてイヤなことは他人にもしない」
「やっていいこと悪いことを判断する」


こうした当たり前のことが、この男には崇高すぎるのだ。








更生できぬ人間ばかりではないと信じている。

成長できぬ人間はいない、とも思う。


しかし、「できない」というのであれば
二度と私に近寄るな。



それが、品川で会社を営み39歳5児の子供を持つ、バツ3男であるあなたに伝えたい言葉。