Everything happens to me
By Timothée Chalamet
日本公開は今年の七月なのに
四カ月後には名画座で鑑賞できた。
脚本・監督がウディ・アレンということは
映画のオープニングテロップが流れるまで
知らなかった。
佳作だ、
映画の古き良き時代に連なる作品。
なのに、全然古くさくない。
古典的手法の中に、普遍がある。
今年八十五歳になったウディ・アレンが
孫ほども年齢の違う
今をときめく若手俳優を起用して
撮影した。
でも、ウディ・アレンの私生活スキャンダルが原因で
アメリカをはじめ
公開を見合わせている国がある。
彼のこの手のスキャンダルが
すべて真実だとはっきりしているのなら、
どんなに素敵な作品でも
称賛はしたくない。
真実は藪の中。。。
映画は良いのになぁ。