こんにちは。
今日は、しっかり雨が降っています。
数日、高温で好天続きだったので、
草木も潤っていることでしょう。
よかった。。。。
さて、来月のコラム記事を書き上げ、
写真の整理をしていたら、
今月の記事の写真がまだありました。
チューリップを使ったいけ花です。
ご覧くださいませ!
「池坊 生花新風体」
1977年、当代の家元池坊専永により、
現代の暮らしに適応する新たな生花の様式として
「生花新風体」が発表されました。
自然をうつすという生花の基本は守りつつ、
従来の型にとらわれない柔軟な発想によっていけられます。
花材:
チューリップ、コデマリ、オクラレウカ
使用する花材は、3種類までです。
少し角度を変え、コデマリを加えてみました。
生花は少ない花材で表現をします。
どの枝を生かし、どの枝を省略するか決断をして行きます。
これで良し!と、ピンとくるところがあるのですが、
迷ってしまうと、いい形が作れないことが多いのです。
こちらも迷いましたね。。。
フレミングパロットを使った自由花。
花の数です。
コラム記事にはこちらを掲載しました。
フレミングパロットが美しくって3輪使いたかったのですが、
欲張ってもお腹がいっぱいになって、
美しさを感じてもらえません。。。
池坊いけ花は、空間を大切にします。
ようするに花と花との間です。
先生からは、「葉先も大切にしなさい」と、
教えてもらいました。
葉先や枝の先に未来を感じたり、
緊張感を感じる時があります。
足したり、引いたり~
「これがイイ!」と、思うのは、
これは個人の感性です。
いけ花は、伝統を守りながらも、
それぞれの時代の流行を取り入れ、
臨機応変に発展してきました。
一本の枝、一輪の花にも様々な表情があります。
農家さんが大切に育てた花々。
「美しい!」「愛おしい!」と、
感じる心を大切にしていきたいと改めて思います
コラム記事発信中
https://home.livingfk.com/content/flower/2005
リビング福岡ウエブサイトより~
4月はチューリップです