突然ですが、「彼」と別れました。


別れを切り出したのは自分なのに、お互いが納得した上で別れたのに、

それなのに、こんなに悲しくて辛いのは何故でしょうか。


別れを切り出した理由。

それは、自分がダメになりそうだったから。


「彼」のことが好きすぎて、一番側に居てほしいときに

私の側に居てくれなかったのがすっごく辛かった。。


今回だけではなく、側に居てほしい時に限って、

「彼」も忙しくて、擦れ違うことがよくありました。


私、こんなに弱い子だったのかな・・・。


本当の私はもっと強くて、もっと前向きで、

寂しさで心を煩うなんて無いはずなのに。


忙しい中、「彼」は私と会うための精一杯の努力をしてくれました。

だけど、一番肝心な時には「彼」は側に居てくれませんでした。


「彼」のせいでないことは分かっています。

タイミングが合わなかった、ただそれだけ。



そして、別れたもう一つの理由。

「彼」の負担を軽減させてあげたかったから。


塾講師のアルバイトをしている「彼」。
大学受験を控えた生徒を数名抱えていて、しかも、

センター試験直前で一番大変な時期にいました。


「彼」の都合を考えずに私が会いたいと言ったり、会えなくて私が拗ねたり、

そのことが「彼」の負担を大きくしていることは自分でも分かっていました。


だけど、私のわがままが原因で、「彼」が生徒のことに専念できなくなって、

「彼」の大事な生徒が志望校に落ちたらどうしようという不安もありました。



とっても優しくて、心から私のことを愛してくれている大好きな「彼」。

「彼」の優しさが私をダメにしてしまっている、そんな気がしました。


一度、「彼」から離れる必要があると思いました。

自分のためにも、「彼」のためにも。


本当は別れたくなかった・・・・

でも、


運命の赤い糸で結ばれているならば、

必ずまたどこかで結ばれるはず―


そう信じて、「彼」と別れる決意をしました。



「彼」と別れて、本来の自分の姿を取り戻せたと思います。

「彼」のこともきっぱり忘れて、幸せな日々が訪れました。


だけど、それは自分に言い聞かせているだけ。


たまに私を襲う絶望的な悲しみが単に寂しいからなのか、

「彼」を本当に愛しているからなのか、よく分かりません。


その答えを探して、まっすぐ前を向いて歩いていきます。


「彼」との出会いから数日後、「彼」がK大学生で、

私と同じサークルに所属していることを知りました。


私が所属していたサークルは他大学との繋がりは強いけれども、

規模が大きかったので、名前も顔も知らない人も沢山いたんです。


何故分かったかと言うと、

同じ大学のサークルの女の子達が「彼」の話をよくしていたからです。

あまり評判は良くないようでしたが・・・^^;


あと、mixiに「彼」の足あとがよく残っていたからです。

「彼」のプロフィールを確認してどんな人物なのかを知りました。


それ以来、偶然か必然か「彼」とよく顔を合わせるようになりました。

ちょうど新入生歓迎行事などが活発な時期だったので。


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ある時は私の大学の新入生歓迎イベントで。

他大学生がお手伝いに来てくれていて、「彼」もその中の一人でした。


当日、私は寝坊して、親友のまりあから電話がかかってきました。

慌てて支度してまりあの元に行くと、その隣には「彼」がいました。


「彼」は「以前、会ったよね?」と私に話しかけてきました。

私は愛想よく答えると、以降、「彼」と一切目を合わせませんでした。


私の悪い癖なんです。

相手が自分に気があると分かると冷たく突き放してしまうんです。


「彼」は私の方を何度かチラチラ見てきましたが、

私に話しかけてくることはありませんでした。


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ある時は大会@私の大学で。


朝、出かけようとしたら、偶然他大学の後輩と遭遇しました。

私は大会には参加しませんでしたが。


彼と話していると、向こうから「彼」が歩いてくるのが見えました。

「彼」は私達に近付いてきて、私に親しげに話しかけてきました。

「彼」は私が大会に参加しないのを知って残念そうでした。


「彼」と一緒に来た男の子に置いて行かれそうになって、

「彼」は慌てて走り去って行きました。

その時も、こちらの方をチラチラ気にしている様子でした。


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よく分からないけど、良い人そうだなぁ…という印象でした。

同じ大学の女の子達が嫌っているのが不思議なくらいに。


約1ヶ月後、「彼」からマイミクリクエストをされます。

それを機に、「彼」の本格的なアプローチが始まります。




2006年3月21日――


「彼」との出会いは突然にやってきました。


その日、他大学のサークル仲間達と遊ぶ約束をしていました。

私は遅れて来たので、仲間達が迎えに来るのを待っていました。


聞き覚えのある声で私を呼ぶ声がして振り向くと、

待ち合わせとは別の、サークルの友人がいました。


彼女と話をしていると、彼女の横にいた男の子が

私の名を再度確かめるかのように、私の名をつぶやき、

私の顔をじっと見ていることに気が付きました。


赤メガネが印象的で、スラリと背が高いイケメン。

そんな第一印象でした。


すると、待ち合わせしていた仲間達が私を迎えに来ました。

その場を去る時も、「彼」はずっと私を見つめていました。


「彼」があまりにも熱烈な視線を送ってくるので、私はやや引いていました。

この時はまだ、これが運命の幕開けだと気付いていなかったのだから・・・・