9月に入り、涼しくなりましたが、ハイビスカスの花が陽気に咲き誇っています。

 季節外れのように思えますが、華やかな花を目にすると心が晴れやかになります。

 

 

 ピアノの実力を付けるにはどうしたらよいか。

 人に何かを教わるという事は、常に教える側から偽情報陥れようとする悪意混入されている事を忘れてはなりません。

 

 まず、レッスンを受ける場合、日程が正しいか否かを確認する事です。

 日程を告げるのはなのか、どのような目的で告げられたのか、訂正された場合、その情報は正しいのか

 偽情報を自力で見抜く事ができたら、習いに行く必要はないのではないか


 

 私はこの一年間だけでも、過去に2度、訂正情報が間違っていると独力で判断し、その判断力が正しかったと云う実績を挙げています。

 この功績誇りを抱いています。

 

 そもそも、最初に告げられたスケジュール自体が間違っていることが多いので、どこがどう間違っているのか、自分で判断するところからピアノのレッスンは始まっているのです。

 

 それでは、誰がどのような目的で、その訂正情報を流しているのか。

 目的が判れば容易いのですが、私にはこの点が未だに解明できていません。

 

 

 訂正情報以外の点についても、過去に、レッスン室へ向かっていると、或る職員の方から「今日はお休みですよ」と声をかけられたことがあったのですが、このような偽情報に惑わされてはいけません。

 ここでこの言葉を真に受けて引き返すようではいけません。

 

 何が偽情報なのか、自力で見抜く自信が無い月は予め休会するなど、防衛策を取らねばなりません。

 

 「演奏が上手くても…」と以前記載したのは、このような経験によるものです。

 

 

 偽情報はどのようにして産まれるのか。

 生産過程に、人を介在するからです。

 たった数人のを介在した情報が、過失悪意などが原因で、発した本人の意図と異なって伝達されるわけです。

 

 クラシック音楽の譜面が版ごとに少々異なるのも、決して悪意の無い情報伝達の相違によるものに思えてなりません。

 

 クラシックピアノの場合、たとえ受付の職員が発した言葉であっても偽情報を見抜けなければ「上級者」にはなれないものだと私は考えています。

 わざわざ教室側が偽情報を流してくれているのも教育の一環です。

 

 スケジュール誤伝達すら自力で見抜けない者に、ショパンが書いた譜面が読める訳がありません。

 

 存命の人物ではない、既にこの世に存在しない人物の真意を確かめる事が出来る人は居ないと云う点に於いては、上達の機会は平等に与えられているのではないでしょうか。

 

 

 【本日のピアノの練習について】

 

 ・バッハ インベンション第1番 ハ長調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第2番 ハ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第3番 ニ長調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第9番 へ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第4番 ニ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第7番 ホ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第8番 ヘ長調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第12番 イ長調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第13番 イ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第5番 変ホ長調

 ・バッハ インベンション第11番 ト短調

 ・バッハ インベンション第15番 ロ短調

 ・バッハ インベンション第14番 変ロ長調

 ・バッハ シンフォニア第11番 ト短調(暗譜済)

  (※ここまでそれぞれ1~2回通しただけ)

 

 ・ショパン エチュードOp.10-4 嬰ハ短調(暗譜済)

 ・ショパン エチュードOp.10-12(革命) ハ短調(暗譜済)

 ・ショパン エチュードOp.10-5(黒鍵) 変ト長調

 ・ショパン ノクターン第5番 Op.15-2 嬰ヘ長調

 ・その他(スケール、アルペジオ、半音階、その他)

 

 ミスタッチにせよ、暗譜ミスにせよ、解釈ミスにせよ、あらゆる意味に於けるミスを起こさない対策の一つに、偽情報に翻弄されないと云う事が挙げられます。

 日程の伝達に於ける偽情報が非常に多いですが、これらを全て素人が見抜くのは非常に困難です。

 私が、以前、出席率65%を目指していると記載したのも上記のような背景があるからです。

 

 伝えられたままの日程情報が正しいとは限らないのです。

 そして、一度伝えられた日程情報の訂正を告げられた時、その情報の真偽を判断する事ができるか。

 問われるのはこのような事で、誰に確認すれば事実に辿り着くことができるか。

 偽情報を流した人をどう穏便に交わすか。

 

 これは、ピアノに限った事ではなく、何かを学ぶ時に最重要な留意点です。

 

 仕事にする訳ではないのであれば、50%も判別が付けば上出来ではないでしょうか。

 

 譜面を読むと云う事について、ずっと考えていたのですが、行き着く先は常に偽情報に翻弄されない事なのです。

 

 

 私は、あらゆる「危険」に晒されるのは「まだ早い」ので、発表会に出るのは「まだ早い」と判断されたのだと思います。

 実際、ストリートピアノで危険な目に遭いそうになって何とか逃げ切りましたが、あれは偶然運が良かったから逃げられただけで、「実力」とは言い難いと実感しています。

 「ストリートピアノって大丈夫なの?『後ろ』が無防備なのに…『危険』だよね…」

 と言った友人の言葉は或る意味正しかったのだと今更ながらに思います。

 実際、「危険」に晒され、通報した案件も有ります。

 

 

 自らも偽情報を他者へ発信する事がないよう心がけていきたいです。