先日、桔梗の花が色鮮やかに咲いているのを見かけました。
桔梗は、秋の七草のうちのひとつで、6月頃から秋に花を咲かせます。
秋の七草は春の七草のようにお粥をいただく習慣がないため、馴染みが無い方が多いかもしれませんが、話題に上る事が多いです。
青みを帯びた紫色は、「桔梗色」と呼ばれています。
さて、色を言葉で表現したい時に迷う事がある方は多いと思います。
特に、ファッションについて、予備情報が何もない状態で初対面の方に説明する時、言語表現に苦労した覚えのある方は多いのではないでしょうか。
その場に10人以上、何の予備情報も無く、お互い名乗る事もせず、初対面の状態で、老若男女が集う場合、少し離れた場所にいる第三者を表わす時、外見の特徴を述べてその方を指す事がたびたび有ります。
ストリートピアノでも同様、知名度の低い曲を演奏した場合、第三者は、何と呼んでよいか戸惑うはずです。
「背の低い人」などと口に出すのを躊躇う方も多いでしょうし、 「お姉さん」や「おばさん」などの言葉遣いを控える方もいらっしゃるでしょう。
初めてストリートピアノに参加した時、既に帰って行かれた方の事を、「さっきの速い曲の彼」、「白いTシャツの男性」と表現している方がいらっしゃり、演奏された方の中には男性も白いTシャツを着用していた方も多く、どの方の事を指すのか曖昧になっていた会話を耳にしました。
そこで、私は2回目以降、人数の多そうな時間帯や会場に参加する時には、服装の色を意識して、白や黒などの他人と被りそうな色や、表現に困る色合いを避けるように心掛けていました。
演奏曲名が判らない方は大勢いらっしゃいますし、有名曲ばかりをレパートリーにしている場合、演奏曲が他の方と被る事も想定されます。
ファッション用語に明るくない方であっても、赤・青・緑・黄色・紫・オレンジと云う言葉であればすぐに出てくる方が大半でしょう。
初対面で名乗る事をしない場合、人を指す言葉を簡単に選んでいただくよう、服装の色を誰が見ても一目で判るようにしておくのがその場に居る方への配慮だと判断しましたし、「お姉さん」、「おばさん」、「あの小さい人」などと呼ばれたくないのであれば、そう呼ばれないよう自分が工夫する必要が有ると私は考えています。
これが私の自衛と他人への配慮を兼ねた行為です。
今後は参加する頻度が激減すると推測されますし、秋から冬になると装いが変わりますので、また異なる策略を練ろうと思います。
【本日のピアノの練習について】
・ツェルニー50番練習曲集 5番
・バッハ インベンション第1番 ハ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第2番 ハ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第3番 ニ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第9番 へ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第4番 ニ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第7番 ホ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第8番 ヘ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第12番 イ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第13番 イ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第5番 変ホ長調
・バッハ インベンション第11番 ト短調
・バッハ インベンション第15番 ロ短調
・バッハ インベンション第14番 変ロ長調
・バッハ シンフォニア第11番 ト短調(暗譜済)
(※ここまでそれぞれ1~2回通しただけ)
・ショパン エチュードOp.10-4 嬰ハ短調(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-12(革命) ハ短調(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-5(黒鍵) 変ト長調
・ショパン ノクターン第5番 Op.15-2 嬰ヘ長調
・その他(スケール、アルペジオ、半音階、その他)
ショパン ノクターン第5番 Op.15-2の中間部についてですが、
・左手だけ暗譜で3回通す
・左手だけ楽譜を見ながら中間部を含め最初から最後まで1回通す
・中間部の右手の旋律を、実際の運指(右5のみ)を無視して理想通りの音色で弾いてみる
・中間部の右手の旋律を、実際の運指(右5のみ)で弾いてみる
・中間部の右手を、旋律部分を声に出して歌いながら内声を含めて弾いてみる
本日は上記5パターンを練習した後、両手を合わせました。
主部については、左手のみ弾いてみると、私の場合は8度超の部分に右手が分担している箇所が入るので、内声を細かく分けて練習する必要があります。
現在、テクニック不足が目立つので自分の理想の音色云々追求している場合ではないのかもしれませんが、やれる事は全てやってみます。
Op.10-4やOp.10-12(革命)の完成度をこれ以上落としたくないので、ノクターン第5番に専念する事は控えていますが、毎日の積み重ねが重要だと思うので、日々最低でも現状維持を目標にしています。