朝晩、涼しさを通り越して冷えを感じるようになりました。
9月は夏の酷暑による疲労が顕在化しやすい季節なので慎重に過ごしたいと思います。
私は、昔から比較的夏の暑さには強かったのですが、この時期からの冷え込みに弱い体質なので、尚更気を付けてあまり無理をしないよう心がけて日々を過ごしたいです。
先月から感じていたのですが、各種施設の利用規約が細かく規定されているのは、人によって育った文化が異なり、各自「当たり前」の基準が異なるが故、利用者と提供者の双方が誤解なく気持ち良く過ごせるためではないかという事です。
例えば、ストリートピアノの「大音量での演奏はお控えください」との旨の注意事項についてですが、最初この記載を目にした時、ffやfの多い曲は避けると云う意味合いかと思ったのですが、真意は、鍵盤を乱暴に叩く事を控えるよう促した言葉でした。
このような私の勘違いは今となっては笑い話ですが、ピアノを全く習った事がない人が見よう見まねで鍵盤を叩きつけた前例があったが故の記載なのかもしれません。
考えてみれば、自分が全く経験がない事柄について、その分野に精通している人達にとってみれば「当たり前」の事であっても、詳しく説明されなければ理解できず、悪意なく周囲に不快な思いをさせてしまう事も想定出来ます。
バレエのスタジオに備え付けられているバーについても、未経験者の中には何に使うのか全く想像も付かないと言う人もいます。
私の「夏は一年のうち一番食欲が旺盛です」と言う言葉も、もしかしたら相当な誤解を招いているかもしれません。
【本日のピアノの練習について】
・ツェルニー50番練習曲集 2番、5番
・バッハ インベンション第1番 ハ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第2番 ハ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第3番 ニ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第9番 へ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第4番 ニ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第7番 ホ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第8番 ヘ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第12番 イ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第13番 イ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第5番 変ホ長調
・バッハ インベンション第11番 ト短調
・バッハ インベンション第15番 ロ短調
・バッハ インベンション第14番 変ロ長調
・バッハ シンフォニア第11番 ト短調(暗譜済)
(※ここまでそれぞれ1~2回通しただけ)
・ショパン エチュードOp.10-4 嬰ハ短調(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-12(革命) ハ短調(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-5(黒鍵) 変ト長調
・ショパン ノクターン第5番 Op.15-2 嬰ヘ長調
・その他(スケール、アルペジオ、半音階、その他)
本日は、アルペジオ強化のため、ツェルニー50番練習曲集の第2番にも取り組みました。
そして、エチュードOp.10-5(黒鍵)の右手が突然スムーズに弾けるようになり、一音一音が「黒鍵のエチュード」に相応しいタッチへと成長してきたのを感じました。
さなぎの時期から急に羽化したようです。
ピアノの練習に際して重要な事の一つ「食べる事」が今後困難になる事が明らかなので、今後更新できたらすると云うスタンスで気楽に取り組もうと思います。
よく前の先生や高校の先生達から「食べる事」が大切だと言われたのですが、どうしたら食欲が湧くか、については誰からもコツを教えていただけませんでした。
私が知りたいのは、食べる事が生活に及ぼす良い影響についてではなく、食べる事ができるようになる方法だったのですが、ほとんどの人は何の努力もせずに物を食べたいと思えると知って、私には物を食べる才能がないのだと云う結論に至りました。
「栄養補給のために義務的に食べる」のではなく、食べる事自体を楽しめる人の事を、天才と呼びます。