連日の酷暑の中、可憐に咲き誇るシンテッポウユリの花に見惚れていました。

 

 

 百合の花の種類は非常に豊富ですが、花弁が白く、楚々と咲く姿に惹かれています。

 

 

 ここ数日、帰りの電車の中に家族連れや帰省客だと推定される方が多く、帰省の時期である事を実感しています。

 

 家族や親戚に縛られず自由でいたい私は、学生時代からお盆もお正月もほとんど帰省した事がなく、親が病気で入院した時に少し帰ったぐらいです。

 世代的な問題なのか、交友関係の問題なのか、判りませんが、私の同世代の友人たちは帰省や親との連絡を敬遠する人が多かったので、今の若者たちがLINEで親と繋がって1週間に1度以上の頻度で連絡を取っていると云う現状に驚いています。

 

 

 そこで、現在、親に携帯電話番号を変更した事をお伝えしていないがゆえ、親が子どもと連絡がつかず困っていると云う事態が発生しています。

 つい昨日、私の電話番号宛に知らない携帯電話番号からの着信が何度も有りました。

 番号をお調べして、過去の様々な経験から事態を予測し、こちらから当該番号へおかけしたところ、案の定の結果でした。

 番号通知して私が一言も発していない段階で、

 

 通話相手「コラ!マサユキ(仮名)!今年帰ってくるのか来ないのか、早く答えんか!」

 

 私「…(無言)」

 

 通話相手「今年は〇〇ちゃん(恐らく親戚の名前)も来るんやけんな!はよ電話せよって言いよんねん!もう、手紙送っても全然返事返さんし!(激昂している様子)△△駅まで迎えに行くから(以下一方的な怒号が2分間以上続く)」

 

 この携帯電話番号を取得したのは4年以上前のはずなので、一方的に切電して着信拒否設定にすると云う選択肢も有ったのですが、この先何度も着信拒否履歴が残る事が想定されたので、早いうちに芽を摘んでおこうと思い、私から言葉を発する選択をしました。

 

 私「恐れ入りますが、どちら様へおかけですか?」

 

 通話相手「…?」

 

 私「この番号に紐づく携帯電話端末機の持ち主の方におかけしていらっしゃいませんか?番号をお間違えになっていらっしゃいませんか?」

 

 通話相手「ああ!またマサユキ番号変えたんね。(後ろで老夫婦の話し声)…判りました…(切電)」

 

 

 このようなやり取りは、15年以上前から、携帯電話番号を変えた年の春や夏、年末年始の恒例行事と化しています。

 今回は通話料が発生しない設定であったため、私からおかけしましたが、以前通話料が発生していた頃は私が無言で出ていました。

 100%の確率で、「おい!ユウスケ(仮名)!なんべん電話したら出るんだ?」などと、発信者の息子だと思しき名前を相手から発してきます。

 以前は、無断欠勤を繰り返した挙句、音信不通になった従業員が元の番号の持ち主であった事もあり、元の番号の持ち主の勤務先の上司から怒声を浴びせられたことが有ります。

 

 引継ぎ番号を取得するとありがちな事で、頭に血が上った状態で相手の番号だと信じて電話をし、一方的に相手の個人情報を含めた罵声を浴びせるのはセキュリティ面と云う観点から考えても望ましくないと私は思います。

 

 可能性として、ここで「いえ、私はマサユキさんではなく、○○(本名)ですが」と、当該電話番号の持ち主の名前や性別を知ってリスト化する業者だとも考えられるのですが、私の直感として本当に連絡がつかなくなった血縁関係なのではないかと推測しています。

 

 そして、1日に10~20回以上身に覚えのない電話番号からの着信を放置していると、翌日も同様に10~20回以上着信がくるので、ネット上の不審業者リストに掲載されていなければ、早めに出て、発信相手にかけ間違いを示唆した方が良いと私は思います。

 

 離れて暮らす家族無断欠勤を繰り返した勤務先と連絡を取りたくない場合であっても、電話番号を変更した旨をお伝えしておかなければ、次に携帯電話番号を引き継いだ人の端末機に連絡が行き続ける結果に至る事が多いです。

 

 もはや事故物件ならぬ事故携帯番号として、以前使用された番号を引き継ぎたくない人が多くなると、070の番号が出回った次は0900が解禁されるのでしょうか。

 

 

 

 【本日のピアノの練習について】

 

 ・ハノン 11、12、13、14番、23番

 ・バッハ インベンション第1番 ハ長調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第2番 ハ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第3番 ニ長調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第9番 へ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第4番 ニ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第7番 ホ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第8番 ヘ長調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第12番 イ長調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第13番 イ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第5番 変ホ長調

 ・バッハ インベンション第11番 ト短調

 ・バッハ インベンション第15番 ロ短調

 ・バッハ インベンション第14番 変ロ長調

 ・バッハ シンフォニア第11番 ト短調(暗譜済)

  (※ここまでそれぞれ1~2回通しただけ)

 

 

 ・ショパン エチュードOp.10-4 嬰ハ短調(暗譜済)

 ・ショパン エチュードOp.10-12(革命) ハ短調(暗譜済)

 ・ショパン ノクターン第5番 Op.15-2 嬰ヘ長調

 ・ベートーヴェン  ピアノソナタ14番 月光第3楽章(久しぶりに弾いてみたら全く弾けなくなっていました!!)

 ・その他(スケール、アルペジオ、半音階、その他)

 

 最近、メカニック的スキルが下落の一途を辿るので、本日はOp.10-4の強化練習に60分間を充てました。

 

 ショパン ノクターン第5番については、中間部克服以前に第55~57小節について再考しました。

 

 

 添付画像は第56~57小節のものですが、水色の矢印部分でダンパーペダルハーフ含めて踏み替えるよう考案中です。

 このハーフペダルが攻略すべき事で、ピアノによっても力加減が異なり、そしてスタジオの広さによっても残響が異なり、同じような音を作る事が出来ないのです。

 黄緑色で囲んだ箇所は左手の高速アルペジオ部分で、バスを打鍵した時点でuna cordaを使っていたのですが、この部分についても懐疑的になっています。

 

 で囲んだFis音については、右1で受け取った後はダンパーペダルの残響があるのでその後は指を離してペダルの使い方を工夫するよう先月上旬から試行錯誤していたのですが、ハーフペダルを使いこなせていないのではないかと云う壁に直面しています。

 数段階踏み具合を調整できる「つもり」が、ピアノが変わるとほとんど出来なくなってしまうのが現状です。

 靴についても考え直してみました。

 

 第55~57小節ペダルの踏み方だけですぐに60分間経過してしまうので、1曲仕上げるのに腰を据える必要性を痛感しています。

 お盆明けに3時間利用できる常に予約で一杯のスタジオを予約済なので、その時に再現できるよう、まずは1台のピアノで確実性を極めたいと思います。