アクアリウムの中の熱帯魚がより一層神秘的に感じられる天候の中、数日前に参加したストリートピアノで感じた事をまとめてみます。
左足を全く使わず一曲演奏される方々の中で、私一人ウナコルダを頻回にわたり使用していました。
2時間以上にわたりピアノの設置場所付近に居たのですが、ウナコルダを使用する方が私以外一人もいらっしゃらなかったのです。
そもそもクラシック曲よりもポップスの方が断然人気が高いのでウナコルダ云々の問題ではないのかもしれませんが、ショパン弾きもベートーヴェン弾きもウナコルダを全く使用しないのが「普通」なのでしょうか。
この件については正解は無いのかもしれませんが、私はウナコルダを使い過ぎなのか、はたと疑問を抱きました。
幼少期から今まで、複数の先生にピアノを習ってきてショパンのノクターンやワルツを教わった際、ウナコルダ使用を指示・推奨されてきたのですが、先生の指導法に因るものなのか、習い終わった曲の練習中にウナコルダを使わない方がよいと判断してペダリングを変えた方が多いのか、初めて触れるピアノではウナコルダを使用しない方針の方ばかりなのか、実態として「私は、自分以外に左足でペダルを踏む人を直接見ていない」のです。
上述の件を思い出して、ダンパーペダルの使い方の他にウナコルダの使い方を再考するきっかけになりました。
余談ですが、ポップスでは千本桜と鬼滅の刃の紅蓮華がどの設置場所に於いても人気です。
最近、ピアノを習っている方々の中には、クラシック曲ではなくポップスのみ習っている事も多いようで、その影響がストリートピアノに如実に反映されている事を複数の設置場所に於いて実感しました。
【本日のピアノの練習について】
・ハノン 11~15番、23番、24番
・バッハ インベンション第1番 ハ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第2番 ハ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第3番 ニ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第9番 へ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第4番 ニ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第7番 ホ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第8番 ヘ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第12番 イ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第13番 イ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第5番 変ホ長調
・バッハ インベンション第11番 ト短調
・バッハ インベンション第15番 ロ短調
・バッハ インベンション第14番 変ロ長調
・バッハ シンフォニア第11番 ト短調(暗譜済)
(※ここまでそれぞれ1~2回通しただけ)
・ショパン エチュードOp.10-4 嬰ハ短調(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-12(革命) ハ短調(暗譜済)
・ショパン ノクターン第5番 Op.15-2 嬰ヘ長調(暗譜苦戦中)
・ショパン ノクターン第20番(遺作) 嬰ハ短調
・ショパン エチュードOp.10-5(黒鍵) 前半のみ
・その他(スケール、アルペジオ、半音階、その他)
バッハのインヴェンションを毎日練習してきて、今一番お気に入りなのは第2番、第7番、第11番の3曲が同率一位です。
肝心なショパン ノクターン第5番については、本日は冷却期間を置くことにして、過去に習った曲の練習に充てました。
エチュードOp.10-4の腕の下落が留まるところを知らない惨状なので、部分練習。
上述のノクターンの2曲ではウナコルダを頻回にわたり使用しているのですが、先生からも踏む事を控えるように言われた事は無いのです。
寧ろ、前の先生からは「そこで何でuna使わないの?」と言われた事も有る程です。
譜面と向き合ってもう一度ペダリングについて再考したいと思います。
ショパンのノクターンを美しく奏でる淑女を目指しています。