夢見心地な雰囲気の便箋の表紙が偶然グランドピアノをモチーフとしたものでした。
予てより、ショパンの大抵の楽曲は白鍵が横から8度届けば何とか対処できるのではないかと考えていたのですが、苦戦する箇所や考える箇所も有る訳で、少しばかり「何を犠牲にするか」考えなければならない箇所に直面しています。
「そんなの習いに行けば解決」と切り捨てずに、自分で全箇所結論を出してから見て頂きたいと現時点では考えています。
ところで、私の手について、レントゲン写真を撮って調べたところ、両手共に中手骨短縮症とのことでした。
故に、握り拳を作った時(手をジャンケンの「グー」の形にした時)、通常、手の甲側に各指の第三関節が突き出るところが、逆に凹む形になるのです。
昔、よくこの各指の第三関節が突き出る現象を利用して、1年間の12ヶ月を31日まである月とそうでない月との覚え方として、
・人差し指の付け根(凸)→1月(31日まで)
・人差し指の付け根と中指の付け根の間(凹)→2月(28日まで)
・中指の付け根(凸)→3月(31日まで)
(中略 同様に中指→薬指→小指と進む)
・小指の付け根(凸)→7月(31日まで) ※ヒトの手は通常なら突き出る箇所
・再び小指の付け根(凸)→8月(31日まで) ※ヒトの手は通常なら突き出る箇所
・小指の付け根と薬指の付け根の間(凹)→9月(30日まで)
このような教えを受けた人も多いと思います。
手相占いのコラムによると、小指が短い人は子宝に恵まれにくい・子どもに縁がない・性への関心や欲求がないらしいですが、「小指が短い」の定義が曖昧で、いまいち説得力に欠けると思います。
【本日のピアノの練習について】
・バッハ インベンション第1番 ハ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第2番 ハ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第3番 ニ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第9番 へ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第4番 ニ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第7番 ホ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第8番 ヘ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第12番 イ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第5番 変ホ長調
・バッハ インベンション第10番 ト長調
・バッハ インベンション第11番 ト短調
・バッハ インベンション第14番 変ロ長調
・バッハ インベンション第13番 イ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第15番 ロ短調
・バッハ シンフォニア第11番 ト短調(暗譜済)
(※ここまでそれぞれ1~2回通しただけ)
・ショパン エチュードOp.10-4 嬰ハ短調(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-12(革命) ハ短調(暗譜済)
・ショパン ノクターン第5番 Op.15-2 嬰ヘ長調
・ショパン ノクターン第1番 Op.9-1 変ロ短調
・その他(スケール、アルペジオ、半音階、その他)
ショパン ノクターン第5番 Op.15-2 嬰ヘ長調の練習中、8度プレイヤーとして考える箇所は、主に第57小節です。
※添付画像の楽譜はヘンレ版です。
中間部云々前回まで記載していましたが、まだ中間部に関しては考える箇所とは言い難く(譜面だけ眺めた時、8度届けば何とかできるようになるはずだと確信を持ってこの曲を選んだので)、この第57小節に関して、3日前から悩みつつも現実逃避したり適当に音を抜いたり真摯に向き合ったりしています。
その前に、中間部以外に楽譜の指使いの指示が記載されているところであっても、左手の指示がある箇所を右手でとったり、逆も然り。それが私の中では昔から当たり前になっていたようです。
ピアノと言えば、「自分で弾き易いように運指を考えてくる事」。
第55~56小節についても、上記添付画像の赤枠で囲んだ部分を全て右手でとり、残りの音を左手で拾っています。
話が逸れましたが、この考え中の第57小節については、青枠で囲んだバス部分を5連符の直前にペダルを踏み替えて響かせて、その直後に水色で囲んだ音を全部入れて、結果的にFisをバッハのシンフォニア(3声のインヴェンション)の如く1小節内で右1→左1→右1と指のすり替えを行っていこうというのが今の方針です。
数日間、他の箇所の運指も含めて考えていたので、この件について熟考する事があまり無かったのですが、今週末までには確定したいところです。
そして、中間部については、当初は全て旋律を右5でとる予定でしたが、黒鍵で、且つ、次の旋律が隣の白鍵である時には、右4を使う方針に1週間前から切り替えました。
1-4の分散オクターブならば5で繋ぐよりも何とかなりそうな気がするのでこのまま練習を続けていくつもりです。
ショパンのノクターン第5番は白鍵が横から8度届けば何とか対処できるのではないかと云う私の予測が正しかった事を証明する気でいます。
余談ですが、3月頃、まだレッスンに通っていた時、最初の数小節(第7~8小節)の部分の私の運指というか左右分担をご覧になった先生から、「そこを右と左で分けて弾く人を初めて見た」と言われたので、大抵の人は素直に譜面の左右の指示通りに弾いているのかと驚いた次第です。
ショパン ノクターン第1番 Op.9-1 変ロ短調の第22小節については、左手の手首を回さずに指くぐりをしており、これが自然な指の動きなのかと疑問に思いますが、このまま続けていくつもりです。
実を言うと、第1番のオクターブ連続を綺麗に奏でる練習の方が第5番よりも難儀しています。