早朝から投票に行って清々しい気分です。

 

 

 蒸し暑くなることが予想される投票所の立会人の方々は、紙コップの中に水を入れて水分を補給していたようです。

 私自身、投票所に冷暖房が完備されていない事を知っていたので、一番涼しいであろう朝7時台前半を狙って出掛け、投票を済ませてきました。

 

 どの党に投票するかどの候補者に投票するかいつ選挙に行くか、今回の選挙投票ひとつとっても、氾濫している情報の中から自分で最良だと思う方法を選択する事が求められています。

 

 人生は情報戦かもしれないと思う事が多々有ります。

 単に大量の情報を収集することだけではなく、人間は、ありとあらゆる場面に於いて、情報の取捨選択を自然に行って日々生活を送っています。

 その選択を他の人に委ねたり、他の人が本人から奪ったりすると、本人の判断力が培われなくなり、結果的に本人が精神的に満たされない生活を送る事となります。

 

 

 昨夜、或る政党の関係者が、電話をかけてきました。

 選挙日が近付くとよく有る事です。

 

 その内容が自分にとって好ましくない時、今後の関係性にできるだけ影響を与えないようにお断りする事判断力実行力のうちだと私は考えています。

 

 

 このような事は、選挙関連に限らず、日常生活全般に言える事で、自分にとって今後深く関わり合いたくない相手から遊びの誘いを受けた時連絡先交換を求められた時交際を申し込まれた時好みに合わない物を押し付けられた時にも相手との今後の関係性を考えた上でお断りする事も非常に重要な能力のうちなのではないかと思います。

 この「お断りする事」ができずに、行きたくもない食事会に嫌々参加していると云う愚痴を耳にする事が多いですが、内心、自分で自分の時間の使い方の選択を間違えている事に気付いていないのかと不思議に思いながら聞き流しています。

 

 「それ、自分にも責任あるよ」

 「そんなに嫌なら何で断らなかったの?」

 

 と友人に言ってもらえるのは精々高校生か大学1~2年生ぐらいまでで、20歳を過ぎると、自分に合った選択ができずに愚痴を撒き散らす人とは疎遠になるのが世の中の法則です。

 

 

 そもそも、人間は大人になるまでの間に、大なり小なり失敗の積み重ねにより、自分がこれ以上不快な思いをしないよう、自分なりの対策を取るようになるのだと思います。

 

 これからの時代、正社員として終身雇用で会社に雇われるだけでなく、転職や副業をする人も多くなることが予測されます。

 副業やフリーランスなどの場合、受注量・受注の質のボーダー自分で見極めて予め決めておかねば、都合良く使われるだけです。

 割に合わないと判断した案件は躊躇なくお断りし、「こんなのやりたくない…」と愚痴を吐く事がないよう事前に対策を講じておきたいところです。 

 

 

 本日は、朝の一番涼しいうちを選んで投票に行って本当に良かったです。

 

 

 【本日のピアノの練習について】

 

 ・バッハ インベンション第1番 ハ長調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第2番 ハ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第3番 ニ長調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第9番 へ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第4番 ニ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第7番 ホ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第8番 ヘ長調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第12番 イ長調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第5番 変ホ長調

 ・バッハ インベンション第10番 ト長調

 ・バッハ インベンション第11番 ト短調

 ・バッハ インベンション第14番 変ロ長調

 ・バッハ インベンション第13番 イ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第15番 ロ短調

 ・バッハ シンフォニア第11番 ト短調(暗譜済)

  (※ここまでそれぞれ1~2回通しただけ)

 

 ・ショパン エチュードOp.10-4 嬰ハ短調(暗譜済)

 ・ショパン エチュードOp.10-12(革命) ハ短調(暗譜済)

 ・ショパン ノクターン第5番 Op.15-2 嬰ヘ長調

 ・ショパン ノクターン第1番 Op.9-1 変ロ短調

 ・その他(スケール、アルペジオ、半音階、その他)

 

 昨夜から、ショパン ノクターン第1番 Op.9-1 変ロ短調を通して思い出した事や考えた事が多々有ります。

 

 「暗譜するよりも譜面と向き合った方がよい」

 

 そもそも、異名同音に気付いたのも、昨夜久々に中間部の楽譜を見ながら練習したからで、この曲に関しては、「中間部はもう覚えたから楽譜を見なくてもよいのでは…」と思い、ほとんど譜面を確認せずに今まで済ませてきたからです。

 

 

 よく見ると、中間部の最初から異名同音の連続ではありませんか。

 青枠で囲んだ箇所と、赤枠で囲んだ箇所、譜面を全く見ていないと「同じ」だと認識されてしまう事から、練習するのなら1日1回は譜面を見る(「視る」のではなく「眺める」程度で可)事に決めました。

 

 それにしても、昨夜気付いて良かったです。

 

 

 そして、肝心なショパン ノクターン第5番 Op.15-2 嬰ヘ長調中間部克服についてですが、相変わらず左手のみ練習した後で旋律部分を左手と合わせ、内声を含めた両手を合わせる方法の練習で強化しています。

 中間部だけを練習した後で1曲通して練習すると、中間部に落ち着きがなくなり、テンポが走りがちなので、総合的に見てまだまだ課題が山積みです。