本日は七夕です。
昔、色々なデザインの便箋を集めていたので、天の川を連想させる物が丁度手元にありました。
バレエのトゥシューズがデザインされた物も見つかったので、併せて載せておきます。
このデザインはロマンチックな感じが好きです。
バレエを連想させるデザインは、トゥシューズとクラシックチュチュである事が多い気がします。
今、このような便箋を使って文をしたためる事が滅多に無くなってしまいましたが、10代の頃は同じ学校の友人にも伝えたい事が有る時には手紙を書いて翌日学校で渡していた事もあり、懐かしく思います。
そこで、本日は七夕と云う事もあり、実は短冊の色に意味が有ったと知りました。
中国の陰陽五行説に由来しており、五徳にも対応しています。
青(緑)(木) 仁
赤 (火) 礼
黄 (土) 信
白 (金) 義
黒(紫)(水) 智
身近な人への感謝の気持ちを表すのであれば、「礼」の「赤」、学業成就の内容ならば、「智」の「紫」など、それぞれ意味があるそうです。
昔、世界史や倫理で、孟子が説いた「四端」として、「仁義礼智」について学んだ方は多いと思います。
少し踏み込んだ話をすると、「青春」と云う単語も、青は五行の「春」に対応する季節であるから、人生の若き頃に希望を抱く段階を想定されています。
有名な詩人である北原白秋の「白秋」も、白は五行の「秋」に対応する季節であり、人生の実りを愉しむ時期を想定されています。
中学校の古典で十二支と時刻と方角について学んだ内容と、上記の五行とを関連付けるとさらに面白い事が解ります。
東洋医学の基礎としてもこの考え方と関連が有り、昔、地歴公民はあまり好きではなかった私も、他の分野と関連付けると面白いと思えるものが多々有り、昔学んだ事は意外に役に立つと実感する事が多いです。
【本日のピアノの練習について】
・バッハ インベンション第1番 ハ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第2番 ハ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第3番 ニ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第9番 へ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第4番 ニ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第7番 ホ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第8番 ヘ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第12番 イ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第5番 変ホ長調
・バッハ インベンション第10番 ト長調
・バッハ インベンション第11番 ト短調
・バッハ インベンション第14番 変ロ長調
・バッハ シンフォニア第11番 ト短調(暗譜済)
(※ここまでそれぞれ1~2回通しただけ)
・バッハ インベンション第13番 イ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第15番 ロ短調
(危うい箇所が散見されるので片手ずつやり直し)
・ショパン エチュードOp.10-4 嬰ハ短調(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-12(革命) ハ短調(暗譜済)
・ショパン ノクターン第5番 Op.15-2 嬰ヘ長調
・ショパン ノクターン第1番 Op.9-1 変ロ短調
・その他(スケール、アルペジオ、半音階、その他)
ショパン ノクターン第5番 Op.15-2 嬰ヘ長調の中間部克服に際し、昨日8度の部分やその他内声部分を左手でとる方法を考えていたのですが、実際に様々な方法を試してみると、横暴すぎる箇所が多いので、再考しました。
第43小節以降はこのまま練習を続けています。
再び拍感について意識を戻すと、右手の内声に関しては、五連符の部分と三連符出現部分とで分けて練習し、混同しないよう気を付けています。
実際、1曲仕上げる時には厳密にメトロノームで1拍ずつ杓子定規に弾く必要はないと思うのですが、基本的な部分が構築されていないままインテンポで雰囲気だけ出すと、この先、他の曲に着手した時、ポリリズムや拍感について何も克服できていないまま、また同じような困難に直面したら同じように誤魔化すだけだと思います。
「仁義礼智」についてすぐに思い出す事ができたのも、高校時代「割と」忠実に定期試験の勉強に取り組んでいたからで、何事に於いても、基礎的な事の積み重ねが「今後」を構築していくのだとますます実感しています。