数年前にゆり園を訪れた際に観賞した満開の百合の花です。

 

 

 春先からこの季節にかけて、どの植物もめまぐるしい成長を遂げている気がしてなりません。

 

 先日、久々に美容院に行って、私の髪が伸びる早さが季節ごとに違う気がする話を持ちかけたところ、美容師さんからのご返答は、「他のお客様もほとんど春から夏にかけての時期が一番伸びるのが早いですよ」とのことでした。

 また、人間も植物も成長の時期はほとんど同じなのではないか、とのことです。

 

 3~7月、一時的に南半球に移住して、8月に日本へ帰国したらどのような傾向がみられるのか、興味深いです。

 

 一般的に、身長の伸びに関しても、の方が冬よりも伸びが大きいと言われています。

 

 生物学的な身体の部位の成長のみに留まらず、精神面技術力について考えてみると、新たな知識のインプット経験を総合的に生かして上手く活用できるようになるのが、4月に開始した場合は10~11月頃である気がします

 「実りの秋」「収穫の秋」と呼ばれているのはあながち間違いではないのかもしれません。

 

 

 

 【本日のピアノの練習について】

 

 ・バッハ インベンション第1番 ハ長調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第2番 ハ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第3番 ニ長調(暗譜済)

   ・バッハ インベンション第13番 イ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第9番 へ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第4番 ニ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第7番 ホ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第8番 ヘ長調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第12番 イ長調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第5番 変ホ長調

 ・バッハ インベンション第15番 ロ短調

 ・バッハ インベンション第10番 ト長調

 ・バッハ インベンション第11番 ト短調

   ・バッハ シンフォニア第11番 ト短調(暗譜済)

  (※ここまでそれぞれ1~2回通しただけ)

 

 ・ショパン エチュードOp.10-4 嬰ハ短調(暗譜済)

 ・ショパン エチュードOp.10-12(革命) ハ短調(暗譜済)

 ・ショパン ノクターン第5番 Op.15-2 嬰ヘ長調

 ・ショパン ノクターン第1番 Op.9-1 変ロ短調

 ・その他(スケール、アルペジオ、半音階、その他)

 

 ピアノの練習についてはどのような傾向があるのか、少し考えてみたのですが、身体の成長ほど季節にはあまり左右されず着手して数週間・数ヶ月間を経て技術力が身に付いてくる気がします。

 いずれにせよ、伸び悩みの時期伸びが目に見えない時期が有る気がしてなりません。

 

 経験上、伸び悩みの時期に投げ出さずに地道な努力を続けていくと、その後、飛躍的な伸びが期待される気がします。

 

 

 ショパン ノクターン第5番 Op.15-2 嬰ヘ長調中間部克服を初めて1週間経過しました。

 左手のみインテンポで練習を続ける事により、右手の揺れに左手を合わせる癖が少し改善された気がします

 

 実は、自分でこの「右手に左手を合わせる癖が出現した事」に練習中気付くようになっただけでも大きな進歩なのです。

 以前は気付いてすらいませんでしたから…。

 

 

 そこで、第41小節目の2拍目の内声について、ヘンレ版の譜面にはオクターブを取った直後に右1が振られています

 他の様々な方法を試してみたのですが、やはりこの通り右1が一番弾き易いので、この通りにします。

 

 つくづく実感する事ですが、意識して苦手克服に取り組まなければ、髪の毛や成長期の身長と異なり、自然に実力が伸びる事はありません。