背丈の低い向日葵の花が咲いているのを見かけ、この熱気と共に真夏の訪れを感じました。

 

 

 電車の中も含め、街中の人達のほとんどがまだマスクを着用しているので、体感温度の上昇による熱中症が懸念されます。

 熱中症は、自覚症状が出た時には既に危険な状態です。

 

 

 最近、中学校卒業直前に或る教師が教室で放った一言を思い出しました。

 「学業以外に、部活でも、趣味でも、人間関係でも、何でも構わないから、最低一つは打ち込めるものがないと、将来仕事をしても、仕事で何か躓いた時に立ち直る心の拠り所がなくなる」

 

 この言葉を聴いた時、「何だ、当たり前じゃないか」と思ったのですが、この時代背景として、教師のうつ病による休職が急増していた事もあり、未来を生きる私達へ向けて警鐘を鳴らしていたのだと今になって思います。

 

 

 ここ10年間程で、親元を離れて一人暮らしをしている新入社員(健常者)の自宅へ母親が定期的に訪問し、家事を代わりに手伝ったり勤務先まで送迎したりするケースが散見されます。

 コロナ前の外出自粛が促される前から、大学の定期試験対策やレポートの課題を親と一緒に取り組む話を多く聞いていたので、親子依存関係は10年以上前から異常事態となっていたのかもしれません。

 親の方は、「今は昔と違って受験も大学に入ってからの課題も大変なんだから、親がついていてあげないとこなせない量になっているの。あなたの時代とは違うんだから、あなたには分からないでしょう」と言い放っています。

 

 親御さんの熱い想いは理解できなくもないのですが、いつまで経っても自立できない子どもになってしまう恐れもあると思います。

 

 このような話がレアケースであることを祈ります。

 

 

 

 【本日のピアノの練習について】

 

 ・バッハ インベンション第1番 ハ長調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第2番 ハ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第3番 ニ長調(暗譜済)

   ・バッハ インベンション第13番 イ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第9番 へ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第4番 ニ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第7番 ホ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第8番 ヘ長調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第12番 イ長調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第5番 変ホ長調

 ・バッハ インベンション第15番 ロ短調

 ・バッハ インベンション第10番 ト長調

 ・バッハ インベンション第11番 ト短調

   ・バッハ シンフォニア第11番 ト短調(暗譜済)

  (※ここまでそれぞれ1~2回通しただけ)

 

 ・ショパン エチュードOp.10-4 嬰ハ短調(暗譜済)

 ・ショパン エチュードOp.10-12(革命) ハ短調(暗譜済)

 ・ショパン ノクターン第5番 Op.15-2 嬰ヘ長調

 ・ショパン ノクターン第1番 Op.9-1 変ロ短調

 ・その他(スケール、アルペジオ、半音階、その他)

 

 ショパン ノクターン第5番 Op.15-2 嬰ヘ長調中間部克服の一環として、五連符や三連符以前に、左手の刻む拍がずれやすい箇所が特定できました。

 

 

 上記添付画像の赤枠で囲んだ部分で縦の線を合わせなければならないのですが、第36小節の時点で既に怪しげです。

 

 そこで、この曲の中間部の比較的取り組みやすい点は、第39小節から左手が2拍子を刻むよう判りやすく構成されている事だとつくづく感じます。

 

 

 三連符部分の拍の取り方を克服出来たと思いきや、1曲通してみると、中間部の五連符の部分の拍がずれているので、まだ1曲をインテンポで通すのはスキル不足なのではないかと思っています。

 

 ・五連符部分に特化した練習が必要

 

 この件が浮き彫りになりましたが、両手合わせる前に左手+右手旋律部分のみの練習をもう暫く続けた方が良いと判断しています。

 

 本日はショパン エチュードOp.10-12(革命) ハ短調の細かい箇所のやり直しにも取り組み、有意義な練習となりました。

 明日も暑そうですが、元気にピアノの練習ができますように。