花火のような印象のお花です。

 

 

 私が以前から、他責を忌避している理由の本質少し記します。

 

 「そんな事言うと(すると)嫌われるよ」

 

 「そんな事も知らないの?親が可哀想」

 

 このような台詞を今までに耳にした事が有る人が多いと思います。

 

 先生と生徒、親と子どものような、教育的要素を含む関係性ではなく、対等なはずの友人・知人関係や、上司と部下などの上司側がこのような言葉を発することが多いです。

 

 さて、ここで、「嫌われる」とは、誰から嫌われるのでしょう。

 

 このような問いを投げかけると、大抵は「皆だよ」と云う返答をし、「皆とは具体的に誰なのか」と問うと、「周りの皆だよ」などと、漠然とした返答しか得られない事が多いです。

 

 

 素直に私はあなたの言動を不快に思っている。だからやめてほしい」と、自分の率直な感想を述べる事に抵抗が有るが故、周りの皆と云うそこには存在しない人達を巻き込み、嫌っているのは周りの皆であり、自分はあなたのためを思って忠告する親切な人だだと云う意味を込め、自分の意思を他力本願で伝えるのが上記の台詞です。

 

 「そんなことも知らない相手に初歩から説明するのは自分が面倒だ」と言うべきところを、会った事も話した事もない相手の親を引き合いに出し、一見もっともらしい親孝行を匂わせながら他力本願で自分の不快感を表現しているのも上記の台詞です。

 

 

 "I"ではなく、"They"を主語にして自分の不快感を相手に伝え、相手を批判するのが他責思考の典型的パターンです。 

 依存症の典型的症状で、この発言をする者は、責任回避するのが思考の癖となっています。

 第三者話法と云えば聞こえが良いですが、一対一での会話の中では単なる「自分の心情を相手に伝える事からの逃げ」です。

 

 

 小学校の先生の中にも、「皆に嫌われるよ」「皆から文句言われるよ」などという注意の仕方をする方がいらっしゃいましたが、

 誰からも文句を言われないのならばしても構わないのですか?したらいけない理由が違いませんか?」

 と云う反論をされた場合、どう答えますか?

 ちなみに、小学生の頃、担任教師がクラスメイトを叱責する際、この言葉を使っていたので、私が上記の反論をしたところ、返答に窮し、教師が教室から出て行ってしまった事が有ります。

 

 私の経験上、道徳を説く事なく、自分の感情を相手に伝える事もできない人物が、上述の言葉を発し、常に周りの誰かに責任を取って貰おうとし、自分の信念に欠けています。

 上述の言葉が飛び交う環境にいる場合、周りが他責思考の人間ばかりで麻痺しているのかもしれませんが、いざとなった時に責任の擦り合いになるのは火を見るよりも明らかです。

 

 

 他責思考の人物は、「誰々が言ったから」と云う理由だけに基づいて行動するので、他人に依存しやすく、SNSの偽情報に踊らされやすく、成人してもLINEの返信が3時間無いだけで周囲に当たり散らし、犯罪を犯しても損害賠償は絶対にしません。

 

 

 

 

 【本日のピアノの練習について】

 

 ・ハノン 1~14番、23番、24番

 ・バッハ インベンション第1番 ハ長調(暗譜済) 

 ・バッハ インベンション第2番 ハ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第3番 ニ長調(暗譜済)

   ・バッハ インベンション第13番 イ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第9番 へ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第4番 ニ短調(暗譜済) 

 ・バッハ インベンション第7番 ホ短調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第8番 ヘ長調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第12番 イ長調(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第5番 変ホ長調

 ・バッハ インベンション第15番 ロ短調

 ・バッハ インベンション第10番 ト長調

 ・バッハ インベンション第11番 ト短調

   ・バッハ シンフォニア第11番 ト短調(暗譜済)

   ・バッハ シンフォニア第2番 ハ短調

  (※ここまでそれぞれ1~2回通しただけ)

 

 ・ショパン エチュードOp.10-4 嬰ハ短調(暗譜済)

 ・ショパン エチュードOp.10-12(革命) ハ短調(暗譜済)

   ・ショパン エチュードOp.10-5 (黒鍵) 変ト長調

 ・ショパン ノクターン第5番 Op.15-2 嬰ヘ長調

 ・ショパン ノクターン第1番 Op.9-1 変ロ短調

 ・その他(スケール、アルペジオ、半音階、その他)

 

 本日は久々にバッハ インヴェンション第8番のテンポが速くなる事への再対策として、ハノン23番及び24番メトロノーム八分音符=164で続けて練習しました。

 すると、24番を3回通して練習する分には問題無かったのですが、4回目以降、下行の右3,4が速くなる事により、左手がつられて速くなる傾向がみられました。

 

 最近、メカニック的スキルを磨く事を怠っていた事が災いしたのか、定期的にハノンに取り組む必要性を痛感しました。

 

 ハノン第1番を片手ずつ、リズム変奏3種類で試してみたり、保持音の練習をしたり、様々な事に取り組んでいるのですが、私の場合、行き着く先の対策法が毎回ハノン24番を一定のテンポで4~5回通して練習する事なのです。

 

 インヴェンション第8番に関して言えば、スピードを出し過ぎずにメトロノーム八分音符=184で確実に弾く事、その後スピードを上げる事を日課にしたいと思います。

 

 

 そして、バッハのフランス組曲ヘンレ版の楽譜を入手したので少し確認したい事が解決されそうです。

 

 

 この画像を何回回転させてもこのままなので、このまま投稿します。

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