新年度を迎えた本日、赤いチューリップの開花に巡り逢う事ができました。
チューリップはシンプルさと可憐さを併せ持つ、この時期の新生活が始まる予兆を体現しているようで、私のお気に入りのお花です。
近隣の住民の方々の引っ越しも落ち着いたようで、新たに近所に移り住んできた方と少しお話したのですが、今年度から子育てをしながら大学院に通うとのことでした。
今では、学部・学科が細分化され、地方在住であっても、育児中であっても、オンライン受講が可能な大学や大学院が増えています。
この社会情勢を上手く利用し、既に大学を卒業したものの、新たに学びたい分野がある方々や、文系は大学院に進学すると就職先が限られる事を危惧して学部卒業後に就職を選択した方々、大学院に進学すると婚期を逃してしまう事を危惧して一旦進学を諦めた方々がマスターコースで学ぶという選択肢は、本人にとっても、大学院側にとっても喜ばしい事なのではないかと思います。
私の周りでは、何かを深く学びたい場合、理系の分野の修士号を取得後、就職し、働きながら博士号を取得、もしくは職場に籍を置いたまま留学して博士号を取得というルートを辿る人が多かったのですが、専業主婦で学ぶ意欲のある人が子育てをしながら修士課程で学ぶと云う方には初めてお会いしました。
生活様式の多様化が進むとはこういう事なのかと改めて考えさせられたお話でした。
【本日のピアノの練習について】
・バッハ インベンション第1番 ハ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第2番 ハ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第3番 ニ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第13番 イ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第9番 へ短調
・バッハ インベンション第4番 ニ短調 (暗譜済)
・バッハ インベンション第7番 ホ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第8番 ヘ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第12番 イ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第5番 変ホ長調
・バッハ インベンション第15番 ロ短調
・バッハ シンフォニア第11番 ト短調(暗譜済)
(※ここまでそれぞれ1~2回通しただけ)
・ショパン エチュードOp.10-4 嬰ハ短調(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-12(革命) ハ短調(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-3(別れの曲) ホ長調
・ショパン ノクターン第5番 Op.15-2 嬰ヘ長調
・その他(スケール、アルペジオ、半音階、その他)
私自身、前々月から和声学を少しずつ学び始めたと記しているのですが、この分野に適性がないのか、進捗として芳しくないのが実態です。
選んだテキストとの相性が良くないのかと考えた事もありましたが、他の分野の勉強を並行しているので、その「他の分野」を優先しているが故、和声学に割くエネルギーが小さくならざるを得ないのが現状です。
特に進学などを考えている訳ではないのですが、興味の有る事が多過ぎて、一つに絞るのが難しいのが今の悩みどころです。