本日2月4日は立春です。
梅の花を愛で、早朝から小鳥の囀りが聞こえてきました。
梅の花は今が花盛りとばかりに華麗に咲き誇っています。
立春の日に相応しい食べ物のひとつとして、カリフラワーが挙げられます。
淡いパープルを呈したカリフラワーには、花蕾にアントシアニンが含まれます。
アントシアニンは、ムラサキキャベツやムラサキイモという紫色を呈した作物全般に含まれている天然色素で、ポリフェノールの一種です。
このカリフラワーを茹でたところ、青痣のような色味になってしまったので、次の購入の際はオレンジ色にした方が良いかもしれないと考えています。
生で陳列されているのを見た時には、珍しくて心惹かれるのですが、食卓に並べるとなると躊躇してしまう色味です。
しかし、実際、茹でた後は美味しくいただきました。
カリフラワーは温野菜なので、この季節は繁用しています。
遥か昔から感じていた事なのですが、食欲も睡眠欲も、人間の三大欲求の一つで、人間の生理的欲求として定義され、平和な先進国であるわが国に於いては日本国憲法に於いてもそれらの欲求を最低限満たす生活が保障されているにもかかわらず、食欲については、旺盛な方がよしとされ、睡眠欲については、乏しい方がよしとされ、食べ物の摂取量が多いほど大人に褒められる傾向に疑問を抱いていました。
子ども時代、その件、教師などの周囲の大人に質問しても、はぐらかされてばかりで、私に向き合って回答してくださった方に全く出逢えなかったどころか、「そんな事は考えなくてもいい」、「その話はするな」などと逆上したり、黙って教室を出て問題から逃げる教師が多く、抱いた疑問を口にしてはいけないという戦時中の思想は90年代になっても変わっていないのだと感じていました。
個々に適した食事の量と質、睡眠の量と質、そして個々の生理的欲求とは、それぞれ異なり、欠乏しすぎても過量であっても健康に害を及ぼす事について、認識されていない気がしていました。
この教育が功を奏したのか、大人になっても、人それぞれ生理的欲求の度合いは異なるということを認めず、個々の生理的欲求を無視して、自分と生理的欲求の度合いが異なる者や、マニュアルに記載の無い感性を持つ者の事を、「発達障害」「アスペ」などと罵倒し、「自分の話が通じない者は未診断であれ発達障害なのだから、自分の認識や伝え方に問題が有る訳ではなく、全て相手が悪い」と断定する風潮が蔓延っています。
心身共に健康でいられる事は軽視され、少ない睡眠時間で仕事や学業に打ち込む人を称える風潮や、極稀少な体質のファッションモデルに影響され、食欲を抑えて通常ヒトが必要とする摂取カロリーを大幅に下回る食生活を送り、摂食障害を患ったり、脂肪吸引などの美容外科クリニックが繁盛したりするのを見ると、大人になっても何を優先すべきか判断力の備わっていない者が多い事を痛感します。
2010年代に入った時、通常の日本人が就寝中の可能性が高い午前1~3時の2時間にわたり、当時20代後半の女性から、Cメール(SMS,携帯電話番号が判れば送信可能)から70通以上受信し、その全てが一行のみで構成されており、「早く返事してー」、「ねーまだー?」、「ありえなーい」などの呟きだったのを見た時には背筋が凍る思いでした。
ちなみに、優秀な女性は、私が見てきた限りでは、高校生の頃から「痩せたい」などという言葉を口にしない傾向にあります。
私が、健康診断で体重を落とすよう推奨されているわけでもないのに、「痩せたい」「太っていて恥ずかしい」などと頻繁に口にする女性から距離を置こうと決めているのは上述の経緯によります。
18歳になり、親元を離れる時期になっても、自らの欲求と生活様式とを上手く適合させる事が身につけられなかった者と繋がっていては、私自身の生活も乱されてしまいます。
「食」と「睡眠」に対する捉え方と実践方法は、携帯電話を用いた連絡方法や他者への束縛とも関連しています。
喫煙やアルコール摂取への抑制が効かない者も同様です。
10代後半で自己が確立している者は、他人を支配する事なく、他人の必要な「食」と「睡眠」にも配慮できる傾向にあると私は考えています。
【本日のピアノの練習について】
・バッハ インベンション第1番(暗譜済)
・バッハ インベンション第2番(暗譜済)
・バッハ インベンション第3番(暗譜済)
・バッハ インベンション第13番(暗譜済)
・バッハ インベンション第9番
・バッハ インベンション第4番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第7番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第8番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第12番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第14番
・バッハ インベンション第5番
・バッハ インベンション第15番
・バッハ インベンション第10番
・バッハ シンフォニア第11番(暗譜済)
・バッハ シンフォニア第8番(運指決定☆)
・バッハ シンフォニア第9番(運指考案中)
・ショパン ノクターン第20番(遺作)
・ショパン エチュードOp.10-4(暗譜済)
・ショパン バラード第1番(一部のみ)
・ショパン スケルツォ第1番(一部のみ)
・その他(スケール、アルペジオ、半音階、その他)
本日は、バッハ シンフォニア第8番の運指について最終決定しました。
最終決定までの道のりが長かっただけに、感無量です。
途中、他の曲の練習に取り組むなど、寄り道をしつつも、確実に丸々1曲運指を決定する事が出来ました。
全体を通して、アルト部分の左右分担についてあまり迷う事が無かった事、及びシンフォニアの他の曲と比較して指のすり替え部分が非常に少ない事が特徴として挙げられます。
上記添付画像は第5小節~第8小節です。
赤枠で囲んだ箇所が指のすり替えを行う部分で、緑枠で囲んだ箇所が左手でアルト部分を担当する部分です。
この辺までは迷う余地なく運指を決定してきました。
上記添付画像は第13小節~第16小節です。
1曲を通して一番迷ったのが、第13小節~第15小節の3小節間にわたる運指でした。
青枠で囲んだ箇所は右手でソプラノとアルト部分を担当する箇所と決定したのですが、暫く左右の分担に迷いました。
緑枠で囲んだ箇所は右手で打鍵する箇所、赤枠で囲んだ音は指のすり替えを行う箇所(※今見たらソプラノ部分再考必要性有)です。
バッハの3声以上の楽曲は、運指を決定しなければ練習する下地が全くできていないのと同義なので、まずは1曲を通して運指を決定する事が目標です。