各地で寒さが厳しいようですが、冬に赤い実をつけるマンリョウを見かけました。

 

 

 お正月飾りにも用いられ、漢字では万両と記されることから、縁起物として知られています。

 葉の下に下向きに実をつけるのが特徴です。

 この万両は、金運上昇商売繁盛のご利益があることで広く知られています。

 

 

 常々思うのですが、日本人はお金の話をする事に対し、抵抗を感じている人が多いのではないでしょうか。

 日本国家は資本主義社会であり、綺麗事ではなく日々の生活は金銭の授受により成立しています。

 

 私自身、幼少期から、親に、市営図書館などの公の機関にて本を無料で借りる事ができるのは自治体の税金が主な財源となっている事無料で借りられるからといって借りた物を破損したりしてはならない事何のペナルティが無くても返却期限を厳守すべき事など、細かく教育されてきました。

 

 また、インフラと呼ばれる水道ガス電気などについても、水道代が格安だからといって日本国民全員が24時間水を出しっぱなしにしていては、管轄の貯水ダムの貯水率によっては、水不足となり、蛇口を捻っても水が出なくなる事なども含め、おおよその社会の仕組みを家庭で教わってきました。

 

 

 約15年前の学生時代、年齢・学歴不問で就業可能なアルバイト先で実際に遭遇した中に、給与明細について不信感を抱いても担当社員にその旨申し出る事ができず、自分は社員に意地悪をされている、社員に陥れられた、会社ぐるみで給与を誤魔化して自分の労働力を搾取している、などと真偽を確認せず陰で言っていた人達が非常に多く見受けられました。

 

 私は、このような発言を聞く度に、

 「本当に給与が間違っているのなら、担当社員の悪意なきミスである可能性が高いので、早めに申し出てはどうか」

 との旨、本人に、早期事実確認を推奨していたのですが、ほとんどの人達が、

 

 「いやいや、私は社員に嫌われているということがこの明細で分かった!パワハラだ!仕返しに次のシフトはドタキャンしてやる!」

 「お金のことをこちらから言い辛い…」

 

 などと言って、会社への事実確認はせずに、自分の被害妄想で以て会社への報復を企てたり、泣き寝入りしていました。

 

 ちなみに、私自身も一度だけですが出勤した記録を担当社員から見逃されており、実際頂ける分の給与より少なかった事が有ったため、その旨申し出たところ、快く本来の給与に訂正して不足給を翌月合算して頂けた事が有ったので、会社の悪意ではなく、単に給料計算に携わる社員のミスが多かっただけだという事実が判明しました。

 

 アルバイトであっても、労使関係を締結している以上、会社には給料支払い義務が発生していますので、不信感を抱いて相手が一方的に悪いと決めつけずに、丁重に申し出れば、すぐに解決に至ることもあります。

 

 

 

 【本日のピアノの練習について】

 

 ・ハノン 5,6,12,19,20,23,24番

 ・バッハ インベンション第1番(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第2番(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第3番(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第13番(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第9番

 ・バッハ インベンション第4番 (暗譜済)

 ・バッハ インベンション第7番 (暗譜済)

 ・バッハ インベンション第8番 (暗譜済)

 ・バッハ インベンション第14番

  ・バッハ インベンション第12番(暗譜済) 

 ・バッハ シンフォニア第11番(暗譜済)

 ・ショパン エチュードOp.10-12(革命)(暗譜済)

  ・ショパン エチュードOp.10-5(黒鍵)

 ・ショパン エチュードOp.10-4(暗譜済)

 ・その他(スケール、アルペジオ、半音階、その他) 

 

 ピアノに関しては、演奏技術をお金で買う事が不可能であるため、日々のたゆまぬ努力が必要です。

 年明けのレッスンはまだ一度も行われていないのですが、革命の細かい箇所をやり直し、ペダリングオクターブ奏について再建中です。

 

 好きな曲だからこそ、細かい箇所について手を抜きたくないと思います。

 

 私が好きなショパンの楽曲は、バラード第1番も含め、鍵盤の左右に広く音域がわたり、昨年、先生から、上半身の軸の固定が甘いとのご指摘を受けました。

 バレエのレッスン時も、上半身の軸の固定については弱点が多いと指摘されることが多いため、自分自身の弱点の本質が見えてきた気がします。

 肩甲骨のストレッチを行ってから鍵盤に向かうように心がけようと思います。