クリスマスを迎えた本日、各地で冷え込みが激しく、所により強風であったようです。
昨日も画像を掲載しましたが、3年前、2018年に赴いたハウステンボス光の王国開催時のイルミネーションの様子です。
この年は、比較的暖冬で、陽が落ちてからも本格的なコートが必要無く、秋物のジャケットでも充分寒さを凌げる程の体感温度でした。
アメブロの皆様が掲載していらっしゃる各地のイルミネーションスポットの写真が煌びやかで、自宅からアクセスして視覚として捉えるだけでも気分が明るくなります。
投稿してくださっている皆様、ありがとうございます。
最近のクリスマスツリーを模したイルミネーションの色調には、青色やゴールドが用いられていることが多く、従来のグリーン系の色のものが却って斬新なように感じられます。
クリスマス時期にハウステンボス(長崎県佐世保市)へ赴いた3年前、一番印象的だったのは、家族連れの入場客が多かった事でした。
この年は、都内の青の洞窟、東京ミッドタウンなどのイルミネーションスポットにも観賞に出掛けたのですが、この時の印象は、女性2~4人組や老夫婦の観客が多かったのが意外だった事です。
私の中で、イルミネーションスポットが若い男女カップルで溢れ返っていると云う概念は過去のものとなりました。
クリスマスは、欧米諸国では家族で過ごすのが一般的なようなので、或る意味日本も欧米化しているのかもしれません。
家族は大切な存在ですから、一緒に過ごせるうちは貴重な時間を共有しておくと良いと思います。
ところで、家族関係、とりわけ親子関係について、少し思う事が有るのでこの場で記します。
私は、ここ10年間程で、親が子どもの進路を決め、子どもも特に反抗する事無く素直に従った結果、進学先にて様々な問題に直面するケースに遭遇しています。
私自身がプライベートで相談を受けた案件ですが、
「親が子どもに薬剤師になってほしいと云う願望を託し、子どもには薬学部への進学意思が無い状態で、薬科大学に入学させた結果、1年生で既に留年が決定し、2年目にも再び1年生として籍を置いたものの、やはり進級出来ず(進級する気がなく)、2年分の学費と2年間の貴重な若い時間を無駄にした」
と云う趣旨の内容です。
このケースは毎年のように発生しており、親御さんから、
「うちの子が大学から退学勧奨を受けています。アカハラではないでしょうか」
このような事を言われるのですが、肝心な子ども(20~21歳の大学生)本人に事情を伺ってみると、
「最初から薬学部なんて行きたくなかった。親に強制的に入学させられた」
このように、親と子どもとの主張とに食い違いが生じ、大学教員との面談にて、既に子どもの方が退学の意思をお伝えしており、親には本心をお伝えしなかった結果、親は自分の子どもが大学から退学勧奨を受けたとの誤解を抱いているケースが多いです。
子どもは、進路を強制的に決められたと被害者ぶり、親に責任転嫁。
親は、学校から不当な退学勧奨を受けたと憤慨。
この後、親側から、
「本当のところ、進級・卒業するには、単位を出す教授に、学費以外にお金を積まないといけないんじゃないですか?本当の事を教えてください」
などと執拗に迫られた事も有ります。
本当の事をお伝えしても、信じて頂けず、私の手には負えない状態でしたので、親子でカウンセリングを受ける事をお勧めした事すら有ります。
最近、モンスターペアレントや毒親についての報道が散見されます。
子どもは親の願望を叶えるための道具ではありませんので、上述の進路関連だけでなく、子どもの人生の指針を親が強要する事がないよう、心に留めて頂きたいです。
親が以前望んでいた進路を子どもに強制するぐらいであれば、親本人が今からでもその道に進むという方法を採るのも一つの選択肢だと思います。
子どもを自分の分身のように扱う事については倫理的に疑問を感じます。
【本日のピアノの練習について】
・バッハ インベンション第1番(暗譜済)
・バッハ インベンション第2番(暗譜済)
・バッハ インベンション第3番(暗譜済)
・バッハ インベンション第13番(暗譜済)
・バッハ インベンション第9番
・バッハ インベンション第4番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第7番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第8番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第14番
・バッハ インベンション第12番(暗譜済)
・バッハ シンフォニア第11番(暗譜済)
・ショパン ノクターン第20番(遺作)
・ショパン エチュードOp.10-12(革命)(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-4(暗譜済)
・その他(スケール、アルペジオ、半音階、その他)
毎日ショパンエチュードOp.10-4の苦手部分克服に取り組んでいたら、今では今年の2~3月の水準まで実力が戻ってきた気がします。
革命については、先日のレッスンで、先生から、「全体的に音楽的に直線的」だとの旨、ご指摘頂きました。
起伏に富んでいないと云う意味ではなく、丸みを帯びていない気がします。
実のところ、ショパンエチュードOp.10-4が自己満足できる出来の時には、私自身に何らかの精神的負荷及び肉体的負荷がかかっている事が多いです。
ショパンエチュードが下手な悩みは心が穏やかであると云う贅沢な悩みなのかもしれません。