本日9月9日は、重陽の節句ということで、菊の花を添付します。

 

 

 以前、日本国内の神社にて菊花展開催中に撮影した写真です。

 菊花展は、菊の開花の時期に合わせて毎年11月に開催されているようです。

 

 そこで、重陽の節句とは、中国が由来です。

 ここ数年、日本からの旅行先として非常に人気の高い台湾は、戦前、日本統治下に置かれていましたが、中華圏の文化が深く根付いています。

 

 

 添付写真は、5年前に台湾へ旅行した時のこの時期の様子です。

 この年は、台湾では、重陽の節句8月15日中秋節9月15日でした。

 

 「中秋」と書かれた赤いパンフレットが右下の方に置かれています。

 中秋節には、を愛で、美しいのような形をした「月餅」と呼ばれるお菓子をいただく習慣があり、左下に置かれているのがその「月餅」です。

 

 このディスプレイ用のテーブルも含め、中華料理に用いられるテーブルの多くが円卓であるのは、「月の形が円であること」を意識しているからだと言われています。

 

 白い兎のモチーフが散見されるのは、月には兎や美女が住んでいるとされていたからだそうです。

 

 気になる「月餅」の中身は、餡子に松の実を混ぜたもので、日本に流通している「月餅」とあまり変わりませんでした

 地域や製造会社によって、些細な違いが有るのかもしれませんが、概要としては日本に出回っているものと大差ないというのが私の所感です。

 この「月餅」は、中秋節の時期になると台湾桃園国際空港お土産として個包装で箱入りの商品が多数販売されています。

 

 写真の左下に、羽子板のような板に直接お菓子が乗せられていますが、この習慣は、「月餅」だけでなく、台湾の飲食店(特に現地のお菓子を提供するお店)でよく見かけます

 

 ちなみに、台湾MRT(日本の地下鉄と同じような公共交通手段)の車内やホームでは、飲食は一切禁止です。この規則を知らずに飲み物を飲む日本人観光客が駅員の方からご注意を受けている場面によく遭遇しますので、台湾旅行の際にはくれぐれもご注意ください。

 

 私が台湾の方々とお話していて文化の違いとして驚いたことの一つに、自己紹介の時、自分の太陽星座(牡羊座、牡牛座、etc.十二星座のことです)を日本人が出身都道府県を述べる時のような感覚で言う人が多いことが挙げられます。

 現地のTV番組などでも、「氏名、年齢、太陽星座」が紹介されて字幕が出ることがあり、驚いていました。

 

 私自身は天秤座なので、中国語記載にした時にも日本語の漢字表記と同一の「天秤座」なのですが、蠍座「天蝎座」山羊座「摩羯座」など、最初は戸惑うことが多かったです。

 

 台湾人「同級生の中で誕生日くるの早い方だったんじゃない?」

 「日本は4月2日生まれから翌年の4月1日生まれが同じ学年だから私は真ん中より少し後ぐらい」

 

 これも「異文化」のなせる業です。

 

 日本の各種ガイドブックやツアーサイトにも紹介されている通り、有名な観光スポットの一つとして占い横丁が挙げられます。

 好奇心旺盛だった私は、王道の観光スポットは一通り何でも巡ってみることにしていたので、占い横丁の或る一角に入ってみました。

 生年月日手相とで占うらしいのですが、

 

 「適職は、美容もしくは医療に関係すること」

 「居住地として適した場所は、首都圏以西の非雪国(日本地図の大まかな白地図を書かれました)

 「他人に養ってもらうより、自分で稼ぐのが吉」

 

 とのことでした。

 …私のことを予め知っている人が占い師になりすましていませんか…?

 

 

 

 【本日のピアノの練習について】

 

 ・バッハ インベンション第1番

 ・バッハ インベンション第2番 

 ・バッハ インベンション第13番

 ・バッハ インベンション第9番

 ・バッハ インベンション第4番 (暗譜済)

 ・バッハ インベンション第7番 (暗譜済)

 ・バッハ インベンション第8番 (暗譜済)

 ・バッハ シンフォニア第11番

 ・ショパン ノクターン第20番(遺作)(暗譜済)

 ・ショパン エチュードOp.10-12(革命)(暗譜済)

 ・ショパン バラード第1番(一部のみ)

 ・バッハ 平均律 第1巻 第1番(ハ長調)(プレリュード部分のみ)

 ・その他(スケール、アルペジオ、その他) 

 

 先月末から、右手オクターブ奏法の強化アルペジオの意識について取り組んでいました。

 

 

 ショパンバラード第1番右手アルペジオ部分は、一度和音にして練習しました。

 

 そこで、この二点に重点を置いて練習した結果、ショパン エチュードOp.10-12(革命)左手が下手になっています。

 毎日バッハインベンションを練習していたのですが、左手のアルペジオの長い下行が難しくなったのか、最近速い曲をあまり練習しなくなったからなのか判りませんが、「革命のエチュード 下手過ぎる問題」に真摯に取り組む必要があると思います。

 

 ピアノ再開後、両手ユニゾンの部分はノンペダルで通していたのですが、この部分についても再考の必要があります。

 体調もだいぶ回復してきたので、ショパンエチュード復習月間として、これからの冷え込む季節に備えて毎日対策を取っていきたいと思います。