アザミのような不思議な形状の紫色の植物です。
フランスやイタリアでは野菜として用いられている、アーティーチョークです。
右側に写っている蕾の部分が野菜として用いられるそうです。
左側の青紫のものは開花した様子です。
成長すると、全長2メートル以上にも及びます。
昨夜、ブログ投稿を終えてすぐにベッドに入り、悶絶しながら午前3時過ぎにようやく眠りにつくことができました。
そこで考えていたのですが、学校への出席にせよ知人との付き合いにせよ、体調不良を理由にお断りすることを非難する傾向について、10代の頃から疑問が尽きません。
その人の持って産まれた能力を駆使しても成し遂げられない状態について、赤の他人が何故糾弾するのか、私は疑問に思っています。
自分の能力の限界値を超えたことをお断りすることは、生命体維持のため、生物として当然の事ではないでしょうか。
健康状態については、現代の医学を駆使しても、先天的なものに個体差が有り、「結果を同一にすること」は不可能です。
そして、その先天的なものは自らの意思で選び取ることはできず、与えられたものを受け容れるしか術は有りません。
成長期を終えた時点で、自分の能力を把握し、自分の能力では達成できないことを回避して生きていくことは、自己管理のうちの一つだと私は考えます。
この類の回避は、「逃げ」とは異なります。
生物学の基本として、自らの生命体を犠牲にして他の個体に合わせることは自然の摂理に逆らうことなのです。
人間は高等動物で、知能も発達していますから、産卵と同時に母体の命が途絶えたり、受精した後に雌の個体が雄の個体を栄養として食べたりすることは通常避けるべきだと思います。
平和な先進国に於いては、人権が尊重されて然るべきです。
「自分はキツイのにこんなに頑張ってるのに…」とぼやいている方は、自分に与えられた肉体と精神との自己管理ができていないだけです。
今は戦時中ではないのですから、徴兵制も有りません。
強制労働も強制結婚も有りません。
最低限の生活を送れない程に経済的に困窮していたら、生活保護を申請することもできます。
誰の為に頑張るのですか?
何の為に頑張るのですか?
自分への見返りを期待しているからでしょう?
それが収入であれ、世間体であれ、人から嫌われたくないからであれ、自分の肉体的・精神的限界を考慮せずに自分の意思で始めたことではないでしょうか。
理想と自分の能力との均衡を欠いているが故、発せられる言葉ではないでしょうか。
私は自分の能力を把握し、身の丈に合った生活を送る主義ですので、自分の肉体的・精神的限界を超えた要求・お付き合いは10代の頃から全てお断りしています。
「精神的限界」とは、嗜好のことも含めています。
「身の丈に合った生活」とは、経済的な意味合いだけでなく、先天的・後天的な要素を含めた自らの能力を考慮した生活という意味だと私は考えます。
自らの能力では管理できない物を所有しない、自らの感情を抑えきれずに他人に当たり散らさない、気の進まない相手とは可能な限り関わらない、このようなことを10代の頃から実行しておくのが「身の丈に合った生活」ではないかと私は考えています。
そして、国民の三大義務以外のものは全て拒否する権利が日本では保障されています。
日本は法治国家ですから、日本に居る限りは自由な生活が保障され、それを我儘と糾弾される筋合いはありません。
したくないことは「したくない」、義務教育・納税・勤労以外では、これが許されるのです。
そもそも、人それぞれ産まれ持ったものには相当な「違い」が有ります。
健康状態だけでなく、産まれ持った資産、経済事情についても、日本国内だけを視野に入れても格差は存在します。
これは綺麗事ではなく、現実です。
産まれ持った資産によっては、毎年、年間500万円を困っている人に寄付しても本人は最低限度の生活を送れるでしょうが、日本人の平均収入を考慮すると、大抵の人は年間500万円を寄付した場合、本人が最低限度の生活を維持できなくなると思います。
自分の肉体的・精神的限界を超えて他人に尽くし、結果的に体調を崩すということは、自分の全資産を他人に寄贈して、自分は生活保護を申請するのと同じようなものです。
「他人の為に何かをする」のであれば、まずは自分を守ることから始めなければ、元も子も有りません。
それぞれの人ができることは限られているのですから、出来る範囲で社会貢献していけばよいのです。
「出来る範囲で、なんて『甘え』だ」と仰る方は、自分の全財産を国に寄付し、NPO法人を設立し、社会の為に滅私奉公する生活を続けてから主張してください。
【本日のピアノの練習について】
・バッハ インベンション第1番
・バッハ インベンション第2番
・バッハ インベンション第13番
・バッハ インベンション第9番
・バッハ インベンション第4番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第7番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第8番 (暗譜済)
・バッハ シンフォニア第11番
・ショパン プレリュードOp.28 No.15(雨だれ)
・ショパン ワルツOp.64-2(嬰ハ短調)
・ショパン ノクターン第20番(遺作)(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-12(革命)(暗譜済)
・ショパン バラード第1番(一部のみ)
・ショパン 幻想即興曲(暗譜済)
・バッハ 平均律 第1巻 第6番(ニ短調)(プレリュード部分のみ)
・バッハ 平均律 第1巻 第1番(ハ長調)(プレリュード部分のみ)
・その他(スケール、アルペジオ、その他)
◆オクターブ奏法について
革命やバラード第1番の右手部分ばかり気に懸けていましたが、左手の気になっていた部分が有ります。
ショパン 幻想即興曲の第37小節から第40小節にかけての有名部分の左手を赤枠で囲んでみましたが、
1.左手1-5でオクターブをとる
2.白鍵は1-5、黒鍵は1-4でオクターブをとる
今は2.の方法をとっています。
このパターンは、今の鉄板になりつつありますが、1-5でとることを推奨されることもしばしば有ります。
本日は、体調を重視し、全て流して細かい箇所はあまり見ずに1日を終えました。
そう言えば、昔、知人から、
「なんで全然返信してくれないし送った動画も観てくれないの?Twitterにいる女子大生は、学校にも行って、全員に24時間以内にレスしてくれてるよ。その人は1日1,000レスぐらいついてるけど、色んなジャンルの話を全部読んでコメントしてる。そしてバイトもしてるみたい。そんなに何でもこなせる人も居るんだから、あなたも1日1回ぐらいレスしてよ」
と言われた時、
「それならそのTwitterの女子大生にコメントしたらいいよ。全員にコメント返してくれるんでしょう?私は○○(その知人が毎回話題に出す芸能人)のことは興味無いし、調べる気もないし、レスする気もない。現実考えると、私の能力では対応しきれないよ。能力高い話し相手が見付かって良かったね」
と返したのを思い出します。
自分の限界を超えた嫌な事はしない、嫌な人とは関わらない、これがうつ病のリスク因子を取り除く、生き延びるための「身の丈に合った生活」です。