椿に似た印象を受ける薔薇の花です。
フランスで作出され、アトールと名付けられた品種です。
黄色く色づく場合が多いようですが、私が観賞したアトールはサーモンピンクと朱色を上手く混合したかのような色合いでした。
咲き乱れた様子からは、薔薇の花であることが一目瞭然です。
曇天の日に訪れた時の写真なので、太陽光の影響をほぼ受けておらず、実物の陰影が判りやすいと思います。
ヨーロッパの古城や宮殿に咲いていそうな、一輪一輪の主張が感じられる咲き姿。
最近、比較的気温が低い日が続いているので、紅茶の中でもダージリン秋摘みを好んで淹れています。
ルピシアのセリンボン(農園)の秋摘みのリーフです。
春摘みや秋摘みのダージリンよりもコクが有り、少し涼しくなった季節に美味しくいただけます。
ルピシアの茶葉の等級を表す"FTGFOP"は、「金色の新芽を含む上級品」である"TGFOP(Tippy Golden FOP)"の更に上級品だそうで、畏れ多い気分で頂いています。
味わい深く、ここ数日毎日堪能しているので、購入して良かったと満足しています。
ちなみに、"OP (Orange Pekoe)"とは、「枝先から2番目の小さな葉を含む」との意味だそうです。
セリンボン農園は、インドの西部のネパールとの国境付近に位置し、昨年から今年にかけて、農園の手入れ作業がしづらい状況にあり、日本に輸入された茶葉は貴重なものであるが故、茶葉の流通に携わってくださった皆様に感謝しながら毎日いただいています。
【本日のピアノの練習について】
・バッハ インベンション第1番
・バッハ インベンション第2番
・バッハ インベンション第13番
・バッハ インベンション第14番
・バッハ インベンション第9番
・バッハ インベンション第4番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第7番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第8番 (暗譜済)
・バッハ シンフォニア第11番
・ショパン ノクターン第20番(遺作)(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-12(革命)(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-4(暗譜済)
・ショパン バラード第1番
・その他(スケール、アルペジオ、その他)
◆ショパン バラード第1番について
一部分ずつとは言え、まさかこの曲のレッスンを受ける事になるとは思いもよらなかったので、今月上旬から一曲を通して少しずつ練習を進めています。
バラード第1番の練習を始めてから、ショパン ノクターン第20番(遺作)が上達した実感が有るので、曲想と云うか、情緒的な雰囲気を出す方面の技巧が上がったのかもしれないと思っています。
ごく基本的なことですが、この曲の中に使用されている理論的なことを理解しておらず、感覚的に捉えてピアノを鳴らしていることが原因で、インテンポで正しい音を出しているだけと云うことが起こるのだと漸く理解(あくまでも"notice"の域であり、
"understand","comprehend"の域には到達していない)しました。
上記添付画像のようなアルペジオの連続と、単旋律の全てメロディーの速いパッセージを同じような感覚で捉えて弾いているのが、聴いている先生にはすぐに判るとのことです。
雰囲気で取り繕っても理解していない事は聴く人が聴けばすぐに判ってしまうのです。
この曲に取り組むにはもう少しエチュードや理論的な理解を別の教本で行った方が良いのではないかとも思いましたが、先生曰く、「もう指は充分動くからこの曲の足りない処をレッスンで補いましょう」とのことで、理論的な件に関しては調べるためのヒントを提示してくださいます。
◆全体的にバスの意識が弱いことについて
レッスンにて何曲か指定された箇所を先生の前で弾いてみて、全体的に左5でとるバスの音が弱いことを指摘されました。
左5自体の打鍵力が弱いと云うよりも、バスへの意識が弱いが故、演奏にその意識が表れているのではないかと思います。
代表的な例を挙げると、ショパン バラード第1番の中の上記添付画像の赤枠で囲んだ部分が主に該当します。
本日、熟考の末、この部分に関しては右手2でとることにしました。
バスへの意識に関しては、今年の4月頃から、ショパンの幻想即興曲に於いても凄く気になっていたので、幻想即興曲に関しては自分で直したつもりです。
他にも、オクターブ奏法など、課題は山積みですが、一度のレッスンで学ぶことが多く、非常に有難いです。
まだレッスンが休講にならず、開講されており、先生も親身になってくださるので、この環境を無駄にしないよう、精一杯復習と予習に取り組んで次のレッスンに臨みたいと思います。
良き出逢いに心から感謝しております。