鋭角の図形の重なりを連想させる薔薇の花です。
1974年に日本で作出された大原女と名付けられた品種です。
「大原女」と書いて「おはらめ」と発音するそうで、最初知った時に凄く意外でした。
京都の行商に出掛けていた女性達の総称が名前の由来だそうですが、京都の文化に明るくない私は、「大原」と聞いても「京都の地名にあったと思う」程度の認識で、丁寧な説明書きを読むと申し訳なく思います。
この三輪の開花の角度が非常に好みです。
全国各地で大雨特別警報や河川の氾濫のニュースが報道されており、帰省やお墓参りはおろか、日常生活がままならない状況の地域もあるようで、これ以上被害が拡大しないよう心から願っています。
【本日のピアノの練習について】
・バッハ インベンション第1番
・バッハ インベンション第2番
・バッハ インベンション第13番
・バッハ インベンション第9番
・バッハ インベンション第4番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第7番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第8番 (暗譜済)
・バッハ シンフォニア第11番
・ショパン ノクターン第20番(遺作)(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-12(革命)(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-4(暗譜済)
・ショパン バラード第1番
・その他(スケール、アルペジオ、その他)
◆バッハ インベンション(2声)とシンフォニア(3声)のペダル問題について
昨日、シンフォニア第11番に関しては、ペダル無しで練習継続する旨、記しましたが、インベンション第2番の場合、少しペダルを使用した方が響きが良いのではないかと思い始め、本日ペダルの使い方を試行錯誤していました。
テーマのどこにペダルを使用するか、インベンション第2番はテーマが長いので、この点を熟考せねば楽曲全体が間違った方向性へ酢進んでいきかねません。
現段階での結論として、私はペダルの事を考えるにはまだ早いと思い、楽譜にペダルの印を記す事を控えています。
◆曲の完成度について
毎日、バッハのシンフォニア第11番だけで10回以上は一曲丸々通して練習しています。
非常に美しくも切ない音楽なので、完成度を上げていきたいのですが、本日、過去最高の仕上がりなのではないかと思える完成度で一曲通す事が出来ました。
この後、直ぐにもう一度最初から最後までシンフォニア第11番を通してみると、その完成度には至らず、ピアノの練習とは、広義の「日々の生き物」なのだと痛感しました。
どこまで追求しても、その状態を維持する事が難しいからこそピアノを趣味とする事は面白いのかもしれないと思います。
そして、人間の欲望は際限ないが故、どの完成度で自分自身を赦す事ができるか、常にこの精神的な闘いに挑んでいる気がします。
20代以降、もしくはブランクが長い場合、過去に身に付けた技巧を維持するだけで、下りのエスカレータを逆走するかのような精神的苦難を強いられる気がしてなりません。
◆密かに着手したい曲について
ショパンのノクターンOp.9-2を美しく奏でる事ができるようになりたいのです。
最後の方のオクターブ奏法を身に付ければ、自分自身が納得出来る仕上がりになるはずなので、少しやり直しています。
植物の成長や天候が理論通りの挙動を示すとは限らないのと同様、ピアノの練習の成果についても未知のことが多く、日々感動で溢れています。