可憐で、かつ華やかなピンク色の薔薇の花です。
「ドルチェ ヴィーダ」と名付けられたフランスで1973年に作出された薔薇の花です。
以前、Christian Diorから発売されていた"Dolce Vita"と云う香水のミニチュアボトルを飾っていたのを思い出します。
今では国内廃盤となってしまったようですが、当時硝子で出来たボトルを集めていただけでもインテリアとして機能していた事を思うと懐かしいです。
あの類のミニチュアボトルを最後まで使い切った事がほとんどないので、今では収集を止めました。
ミニチュアと言えば、以前訪れた台湾の袖珍博物館が印象的です。
ドールハウスなどは、全ての調度品を主に12分の1に縮尺したものだとのことです。
白い猫脚のグランドピアノとハープが置かれた洋風のお部屋。
ミニチュアのドールハウス・ルームボックスが多々展示してありました。
ロマンチックな空間で、再訪を望んでいる処のうちの一箇所です。
【本日のピアノの練習について】
・ハノン 1~20番の中から10曲
・バッハ インベンション第1番
・バッハ インベンション第2番
・バッハ インベンション第13番
・バッハ インベンション第4番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第7番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第8番 (暗譜済)
・バッハ シンフォニア第11番
・ショパン ワルツOp.64-2(嬰ハ短調)
・ショパン ノクターン第20番(遺作)(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-12(革命)(暗譜済)
・その他(スケール、アルペジオ、その他)
昨日記載していた、
◆シンフォニア(3声)は指使いが確定するまで「片手ずつの練習」が出来ない問題
→現在、第11番に取り組んでおり、運指が確定したので、抜けやすいアルトの音を意識して右手だけ練習できる土台が出来上がっていますが、新たなシンフォニアの曲に取り組む際、再び運指の決定から始めると思うと、この工程をもう少し効率良くこなせないかと考えてしまいます。
◆ショパン エチュードOp.10-12(革命) ペダルで繋ぐ問題
→この数日間で様々な事を思い出し、ペダルの繋ぎ方やオクターブ奏について、昔教わった事のうち記憶に有る事を朧気に試みています。
◆物理的な姿勢の問題
→バッハのインベンション(2声)に取り組み始めた約2ヶ月前から、鍵盤の端から端まで腕が移動する事が少なくなり、椅子に座る時の物理的姿勢や、体重移動への意識が甘くなり、肘から先だけで打鍵しようとする癖が付いたように思います。
そこで、ショパン ワルツOp.64-2(嬰ハ短調)を体重移動を意識して最後まで通して弾いてみると、体感としてではありますが、以前よりバスの音の響きをはじめとした様々な問題点が改善されたように思うので、再び体重移動への意識を欠かさないようにしたいと思います。
ピアノを再開した時、考えていたのですが、中学校卒業時からさして身長・体重共に変化していない私は、身体の使い方を再現し、指筋を取り戻し、当時の音感(これが一番のネックだと認識しています)を取り戻す事ができれば、少なくとも中学校卒業時と同等の水準までは自分自身のピアノの演奏力を引き上げることができる筈で、情報が発達した現代にそれが出来ないのは身体の使い方にも原因が有ると思うのです。
そう考えるようになったのも、昨年ピアノを習い始めた当初、呼吸(フレーズ間の「ブレス」ではなく、私自身の身体の問題)の仕方の問題を指摘された事を思い出したからです。
昔の事を思い出して現在と比較し、思いを馳せるのは、ドールハウスのような箱庭を眺めているのと同様なのかもしれませんが、自らの本質が変わっていない以上、昔教わった事からも現在通用する事が有るのではないかと思う節が有るのです。
上書き保存する部分と、新しいフォルダを作る部分とを上手く自分の中で仕分けし、それぞれ整理したものを融合させていきたいと思います。