1998年ドイツで作出されたアシュラムと云う品種です。

 直径10㎝以上の大輪で、落ち着きのあるオレンジ色を呈しています。

 典型的な「薔薇の花」のイメージの形状です。

 

 

 昨日記載した、物の管理と時間への意識から派生する内容ですが、他人を頼る事について僅かに記したいと思います。

 

 日本では、成人は後見人制度などの一部の例外を除き、全員が自らの行動に責任を持つ必要が有る代わりに、自由が与えられています

 

 私物の管理1日24時間という全員に平等に与えられた時間の管理は個々に委ねられています。

 

 自分に必要な物を携行している人に対し、物の管理に杜撰な者気軽に「あれを貸してほしい、それも貸してほしい」などと他人を頼る事は、限度を弁えるべきだと私は考えます。

 

 

 物体として存在する物に限らず、他人の時間に関しても同様です。

 他人を引き留めて自分の私生活の不平不満を聴きたくもない相手に聴かせるのはマナー違反だと私は考えます。

 

 今は日常生活の中でオンラインでのやり取りが主流となってきた為、プライベートの時間の使い方に於いても、

 

 「e-mailであれば相手は都合の良い時に読んで返信できるからどのような内容を送っても構わない」

 「LINEは短文で移動中に操作できるから相手も早く返信すべき」

 

 などと考え、相手が気の進まない内容であっても、返信しなければ相手が非情だと云う雰囲気を作り出し、相手に返信を強要する人が一定数存在します。

 

 特に、家庭の問題ペットなど、「命は大切」だと云う認識を大義名分として、何か問題が起こると手当たり次第他人に精神的に依存する人は、他人の時間を「無償で割いて貰っている」意識に欠けている気がします。

 

 持ちつ持たれつの関係励まし合ったり相談し合ったりする対等な関係性なら構わないと思うのですが、一人だけが精神的に他者に依存する関係性は、相談者の時間管理への意識が低いが故、起こっていると思います。

 

 

 悩み事に関する返信が無い場合や、「その話は聴きたくない」などと返信された場合無償で相手を頼る事自体が間違いなのだと云う認識を持つのがマナーなのではないかと私は考えます。

 

 自分から何か面倒なお願いをして、遂行して貰ったら、有形無形の「御礼」をするのがマナーだと思います。

 「お願い」自体が断られたのであれば、相手が悪いのではなく、相手にも時間の使い方を選ぶ権利が有ると考えるのが自然ではないでしょうか。

 

 悩み相談のカウンセリングは30分間数千円と云う有償事前予約制相手の了承を得た上で行われるのが通常です。

 話を確実に聴いて貰いたいのならば、有償でプロに依頼すべきです。

 

 素人相手に無償愚痴を吐き、正論で返されて同調して貰えなかった時、相手を「共感力がない」と責めるのは誤りと私は考えます。

 相手も人間ですから、プライベートの時間自分の意見を自由に言う権利が有ります。

 

 他人のプライベートの時間の使い方を制限するのは控えるべきだと思います。

 

 

 

 【本日のピアノの練習について】

 

 ・ハノン 1~20番の中から5曲

 ・バッハ インベンション第1番

 ・バッハ インベンション第2番

 ・バッハ インベンション第13番

 ・バッハ インベンション第4番 (暗譜済)

 ・バッハ インベンション第7番 (暗譜済)

 ・バッハ インベンション第8番 (暗譜済)

 ・バッハ シンフォニア第11番

 ・ショパン ノクターン第20番(遺作)(暗譜済)

 ・ショパン エチュードOp.10-12(革命)(暗譜済)

 ・その他(スケール、アルペジオ、その他)

 

 昨日課題としていた、

 ◆バッハ シンフォニア第11番アルトの部分が抜けやすい」問題を解決する為の練習法として、

 

 1.どのアルトの部分の音が抜けやすいのか、限定的要素が有るか

 →左手が担当する部分は全く抜けず、右手が担当する部分に限定して抜けやすい

 

 2.1.より、左手には問題が無いので、右手だけの練習が必要


 と云う図式に基づき、2.の右手だけ保持音を意識して楽譜をよく見ながら練習してみました。 

 シンフォニア(3声)の場合、インベンション(2声)と異なり、指使いが確定するまで「片手ずつの練習」が出来ないので、練習の土台を作るまでに骨が折れますが、決して不可能な事ではありません。

 

 3回右手のみ繰り返し練習したところで、抜けやすい音が2~3箇所に絞れてきたので、楽譜に印をつけてもよいのですが、指番号を全て記載した上に同じ色で注意点を記すと、本来の楽譜が見えてこなくなる恐れがあるのでそのままにしておくことにしました。

 

 電子楽譜を使用する選択肢も有るのですが、紙媒体の方が使い勝手が良いので、このまま紙媒体で練習を続けようと思います。

 

 この問題に関しては、一時的に解決したとしても、翌日以降再発する可能性が高い為、数日間かけて取り組んでいくつもりです。

 

 

 ◆「ショパン ノクターン第20番(遺作)右手トリルの音抜け問題について

 

 1.バッハのインベンション(2声)の練習後に限定して起こる

 2.ハノンや革命の直後に練習した場合、問題は起こらない

 

 上記より、そもそもバッハインベンション(2声)の練習法に問題が有るのではないかと思い始めました。

 インベンション(2声)の練習の際の右手のフォームに問題が有る「気がする」のですが、現時点では具体的に改善策を見出す事が出来ない為、レッスン時バッハインベンション(2声)の弾き方に問題が無いか、見ていただこうと思います。

 

 

 本日、インベンション第8番メトロノーム無しで練習してみたところ、3回取り組んでも3回ともテンポが一定のまま1曲最後まで通す事ができたので、テンポに関する問題は約1ヶ月半かけて改善されたのではないかと思います。

 

 ただ、慢心は禁物なので、暫くは毎日インベンション第8番を練習します。

 

 

 このように練習を重ね、問題点を抽出し、自力で解決できない点を記す事により、レッスンが有意義なものになってくるのではないかと思います。

 

 「解らない点を訊く」、これもレッスンと云う有償の形で行われるもので、ネットの誰かを引き留めて訊き出すのはマナー違反だと私は考えています。

 故に、私は、正式に相手会社の了承を得た上でピアノを習いに行く事にしています。