連日の猛暑で集中力を欠いている人が多いのか、電車内や銀行のATMにて忘れ物を多く見かけます。
日傘は置き忘れしやすい物の代表格ですが、スカーフや眼鏡まで置いてある事が多いです。
一旦置き忘れた物が運良く回収され、保管されている場合、取りに行く手間がタイムロスを産み出すので、移動の際は荷物の管理に注意したいです。
添付画像は、1984年にデンマークで作出されたイングリッド バーグマンと名付けられた品種です。
王道の赤い薔薇ですが、一般論として、薔薇の花を咲かせるまでには非常に手間がかかります。
素人がガーデニングとして薔薇を育てる事も不可能では無いのですが、お手入れの事を考えると、薔薇園を散策して堪能するのが良いと思い、定期的に各地の植物園に足を運んでいます。
ここまで咲かせるのに費やしたであろう時間と手間を考えると、裏方で管理していらっしゃる方々に敬服します。
時間と手間、労力、タイムロス、などと記載しましたが、自分が趣味として取り組んでいる事であれば、その過ごす時間は無駄ではないでしょう。
しかし、忘れ物を探す事や取りに行く事に歓びを見出す人は滅多にいないと思います。
私物の管理の不手際がタイムロスを産み出すので、初めから物の管理に気を配る事が効率の良い時間の過ごし方の土台となると思います。
私自身、学生時代に様々なアルバイトを経験し、制服に着替える職場でも勤務した事が有りますが、「お金が無い」が口癖の人は、高確率で更衣室内に於いて私物を紛失する傾向に有ると思いました。
特に、財布や家の鍵などの「必ず携帯しなければならない物」ではなく、ピアスやネックレスといった、更衣をする事が予め判っている時には最初から着けてこなければ管理する必要も無く、紛失の恐れの無い物を「あれがない、これがない」と大騒ぎするのを横目で見ながら、自分で管理出来ない物を何故持ってくるのか不思議でした。
私物の収納を含めた管理が苦手だと自覚していれば、初めから持参しないと云う選択肢も有ります。
更衣室で私物を紛失して他人を巻き込む人は、給与受け取りの際の印鑑も忘れてくることが多く、結果として「お金が無い」原因を自ら作っているようにしか捉えられませんでした。
私自身、この類の更衣室はまず一番に着替え終わって出る事を常に心がけていました。
長居すると、無益な雑談(大抵は依存心の強い者の愚痴)に付き合わされたり、他人の贅沢な紛失物を探す事を要請されたりしてメリットが想定できません。
今でも、バレエのレッスンでは一番に着替える事、この事を心がけています。
お教室に着いたら、その日レッスンを受ける人の中で一番に更衣室に向かい、一番に着替え終わり、一番にレッスン室に入る、これが私の昔からのスタンスでした。
入室許可時刻に鏡張りのレッスン室に入る事により、メリットが多々有ります。
物理的空間を独占して自主練習出来るだけでなく、音響の機材を操作していらっしゃる先生のストレッチ法などを見て自分で取り入れられる事、偶に有益な雑談が交わされる事、etc.このチャンスを生かさない理由が思い浮かびません。
周りを見ていても、上達が早い人、続く人は、入会当時から「レッスン室に入る」のが早い傾向に有ります。
バレエのレッスンは着替えの時点から始まっているのではないかと思う事すら有ります。
レッスン開始の例のバレエ特有の「礼」がスタートではないと私は常に考えています。
実際、愚痴に延々付き合わせるレッスン生がいる訳ではないですし、今はコロナ禍により入室時間に制限が設けられていて「一番に」が難しくなっていますが、何事に於いても、物の管理、何を携帯するか、その時しなければならない事の速度、この3点に気を配り、確実に実行する事が出来る人は、この3点からして違うと私は考えています。
【本日のピアノの練習について】
・ハノン 1~20番の中から10曲
・バッハ インベンション第1番
・バッハ インベンション第2番
・バッハ インベンション第13番
・バッハ インベンション第4番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第7番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第8番 (暗譜済)
・バッハ シンフォニア第11番
・ショパン ノクターン第20番(遺作)(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-12(革命)(暗譜済)
・その他(スケール、アルペジオ、その他)
本日は、連日の暑さが身体に影響を及ぼしていたのか、起床時眩暈がしたため、少し横になっており、練習時間は60分間に凝縮しました。
60分間で何が出来るのか。
上述の曲の、ショパン エチュードOp.10-12(革命)以外全て1回通し、弱点の部分だけを把握する事です。
◆弱点一覧
1.バッハ シンフォニア第11番のアルトの部分が抜けやすい
→音が正しくなければ美しく奏でるのは無謀なので、まずは正確に保持音を保持する
2.バッハを練習した後のショパン ノクターン第20番(遺作)の右手トリルの音抜けが多い
→作曲家や曲調が変わると奏法の切り替えが難しいので、バッハの練習日、ショパンの練習日と分ける事を検討する
3.全体的にオクターブ奏が甘い
→先月、体験レッスン時に相談済なので、正式なレッスン時に質問してみる
重要な事から3点挙げると上述の通りです。
明日は、弱点3点のうちの1点目の対策を講じたいと思います。