どことなく格調高くエレガントな雰囲気を醸し出している薔薇の花です。
1969年にイギリスを作出国とするエリザベス ハークネスです。
お花から50㎝ほどの距離まで近寄ると、強い香りを感じます。
決して人工的な香りではなく、天然の甘い香りを堪能出来るのです。
Jack Harkness氏が一人娘の21歳の誕生日を記念して名付け、結婚式のウエディングブーケにこの薔薇が使われたとのことです。
このようなロマンチックなエピソードを知るだけで愛おしい存在のように思えてきます。
私がピアノを再開したと知った友人が、NHKが放映している「街角ピアノ」という番組を紹介してくれたので、少し観てみました。
クラシック曲を演奏される方はほとんどいらっしゃらなかったのですが、ポップスやジブリ、ディズニーの曲を楽しそうに演奏される方が多く、その姿を見ると心から楽しんでいるのが伝わってきました。
そのような中で、私が印象に残ったのは、親子連弾をしていた方々です。
私自身、幼少期に母と親子連弾の経験が有るので、凄く懐かしくなりました。
その親子とは別に、男子中学生が「母が昔ピアノを習っていたけれど、難しくて弾けなかったと言っていた待望の曲」として、ベートーヴェンの月光第三楽章を演奏しているシーンも放映されていました。
親を超える子どもは頼もしいです。
ベートーヴェンの月光第三楽章は、一般的に、男子中学生にとってカッコよくて魅力を感じる曲なのではないでしょうか。
お母様もさぞかし喜んでいらっしゃることでしょう。
この番組を観て、私も再び連弾をしたいと思うようになりました。
相手として血縁関係のうちの1人がすぐさま浮かんだのですが、まず了承が得られないであろう相手なので、この件は心に秘めておきます。
ちなみに、最近、私の父が、ショパンの幻想即興曲をよく聴いているらしいです。
中学時代、私が幻想即興曲を練習している時、手元を見た父が、そんなに速く指を動かしたら腕ごとちぎれるのではないかと心配していたのを思い出して懐かしくなりました。
【本日のピアノの練習について】
・ハノン 1~20番の中から10曲
・バッハ インベンション第1番
・バッハ インベンション第9番
・バッハ インベンション第13番
・バッハ インベンション第14番
・バッハ インベンション第7番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第4番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第8番 (暗譜済)
・ショパン ノクターン第20番(遺作)
・ショパン エチュードOp.10-12(革命)(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-4(暗譜済)
・その他(スケール、アルペジオ、その他)
インベンション第13番は2日前と比較すると格段と上達しました。
まだまだ詰めが甘い部分が多いですが、メトロノーム 八分音符=144 の速度を一定に保ち、途中から暴走しすぎないよう注意しながら練習に励んでいます。
先週、インベンションの第7番と第9番を中心に練習していた為、アルペジオを弾く際の手の開きが芳しくなかったのですが、第13番のみ1時間程集中して練習すると、次第に感覚に慣れてきたのか、弾きながら曲の流れを考える余裕が産まれてきました。
インベンションは1~2日ですぐに上達するので取り組み甲斐が有ります。
インベンションで左手のタッチを確実に鍛錬したらショパン エチュードOp.10-12(革命)の左手で難儀する事はさほどないのではないかとも思えてきます。
実際、中学時代、革命も含め、左手の細かい動きで難儀した記憶があまり無いのですが、これはバッハを毎回課題として出されていたからなのではないかと今では思います。
まずはインベンションを確実に習得し、取りこぼしが無いよう徹底的に基礎力を付けていきたいと思います。