牡丹や芍薬の花の外観に似た薔薇の花です。
この薔薇は、1966年に日本で作出され、聖火と名付けられた品種です。
1964年に開催された東京オリンピックが名前の由来とされています。
昔、毎年10月10日が固定されて体育の日と定められていたのですが、体育の日は21世紀に入るのを境として10月の三連休の月曜日だと規定されました。
成人式も同様、毎年1月15日固定日だったのですが、三連休の月曜日に規定され、年によって日にちに変動が見られるようになりました。
21世紀に入り、祝日や振替休日が急増し、アジア各国からの留学生が日本の祝日の多さに驚いているのをよく見かけます。
今月も、海の日が祝日です。
10月10日は、1964年当時、観測史上一番晴天である確率が高い事を理由として東京オリンピックの開催日だと規定されたとの話を耳にした事が有ります。
今年の東京オリンピックの様子が気になっています。
聖火と名付けられた薔薇の花自体は、ダリアにも似た風貌のように見えます。
何かを大きく含んだかのような燃え盛る様子が、聖火そのものを連想させる品種です。
【本日のピアノの練習について】
・ハノン 1~20番の中から15曲
・バッハ インベンション第9番
・バッハ インベンション第13番
・バッハ インベンション第14番
・バッハ インベンション第7番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第4番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第8番 (暗譜済)
・ショパン ノクターン第20番(遺作)
・ショパン エチュードOp.10-12(革命)(暗譜済)
・その他(スケール、アルペジオ、その他)
IOCのバッハ会長に関するニュースが連日報道される中、バッハのインベンションの練習に励む私はその偶然性に驚いています。
昨年、あまり気が進まなかったバッハのクラシックピアノ曲の練習に精を出すとは夢にも思いませんでした。
再開後、習いに行った先生からもバッハをお勧めされたのですが、いまいち興味を持てず…。
そのような私が今、自らバッハのインベンションに取り組んでいるので、人生何が有るか解らないものだとつくづく実感します。
ピアノと言えば、最近ではクラシック曲以外に、ポップス曲を習う人が増えているようで、「鬼滅の刃」で一躍有名になったLiSAさんの「炎」も人気曲のうちの1曲のようです。
実は、私は固有名詞の「炎」を「ほむら」と発音する事を知らず、「ほのお」と読んでおり、昨日初めて正しいタイトルの読み方を知る事になりました。
目から鱗でした。
この感動を是非共有しようと(と云うより、笑いを取ろうと)、早速、本日周囲の人達にLiSAさんの「炎」の正しい読み方を伝えたところ、そもそも「炎」の曲自体を誰も知りませんでした。
そう言えば、SNSなどでよく見かける「炎上」の意味を誤解して、「人が激昂する事」だと解釈して使用している60代の方が周りにいらっしゃるのを思い出したのですが、どこで「炎上」という言葉を知ったのか判りません。
私も含め、周りに面白い勘違いをしている人が多く、常に笑いが尽きません。
ところで、LiSAさんの「炎」をYouTubeで聴いてみて思ったのですが、この曲をピアノ曲にアレンジして弾くのは相当難しいのではないでしょうか。
バッハのインベンションどころではないのでは…。
LiSAさんの「炎」をピアノで弾く為には相当な基礎力が必要なのでは…と思います。
ポップスをピアノ曲にする時、一番難しいと思う点は、歌詞と間奏、前奏の区別なのではないかと素人の私は常に思っています。
これに加えて、台詞、ラップが出てくると、もうお手上げです。
メロディー部分のみ右手で弾くだけならばすぐに出来るのかもしれませんが、細かく聴き取って適切な伴奏を付けるのは至難の業です。
聖火と名付けられた薔薇の花の外観と、「炎」という文字の形とがそれぞれ似通っており、象形文字や会意文字などの漢字文化の奥深さを改めて感じます。
東京オリンピック開催日までにバッハのインベンションをあと2曲暗譜するのが当面の目標です。