先日、薔薇園にて惹かれた薔薇の花に遭遇しました。
オレンジホビットと名付けられたこの品種は日本にて作出されました。
写真では判り辛いのですが、花径 4~5cmで花全体がマリーゴールドのような大きさです。
薔薇としては非常に低木で、地上約30㎝の位置に花を咲かせています。
小さくても健気に咲く姿を応援したくなりました。
今朝、駅や電車の中で体調不良を訴えて救急搬送される人の姿に複数遭遇しました。
原因は判りませんが、急に暑さが厳しくなったり湿度が高くなったりして体調を崩しやすいので、熱中症にはくれぐれも注意したいです。
寝苦しい夜が続きますが、睡眠不足が体調に及ぼす影響は計り知れないので、充分に睡眠をとる工夫が必要です。
先週頃からAmebaの中で「特技 ピアノ」と自称できる基準について言及された記事を複数見かけたので、私の見聞きした事を記します。
大人の場合、自称する機会自体あまり無いかもしれませんし、自称するとしても素人の場合は自己紹介の際の話題作りのきっかけである事が多いので、あまり深く考えなくてもよいと思います。
高校生が大学の推薦入試などを受ける際、自己PRとして特技を記す欄が設けられている事が多いようですが、高校時代、通っていた学校の教師の言葉を思い出しました。
「『特技 ピアノ』と書けるのは、推薦入試の面接会場でその場で『何か弾いて』と言われた時、何でも構わないからクラシック曲の原曲を最初から最後まで暗譜で通して弾ける自信が有る人だけ。小さい頃少し習っていて今は何も弾けない人は『特技 ピアノ』と書いてはいけない。」
「特技」なので、この理論に矛盾は無いと思います。
特技を自称するのなら、レパートリーの1曲ぐらいは持っておかなければ虚偽申告と扱われても仕方ないとの事でした。
これは、音楽に一切関係無い学部・専攻を受験する事が前提です。
私の出身高校に蓄積された情報によると、実際、どこかの大学のAO入試で「特技 ピアノ」と記載した書類を提出して、面接で「何か弾いて」と言われた実例が有るとの事でした。
子どもの頃の習い事の典型であるため、記載する人が非常に多く、本当に何か弾ける曲が有るのか否か確認する大学が実在したらしいです。
ピアノの実技試験ではないので、上手に弾ける事やミスタッチが無い事などは要求されないと思いますが、「昔は弾けましたが今は何も弾けません」という状態では「特技」の欄に記載する事は出来ないという事です。
これは2000年代の話なので、ポップスのアレンジが流行している今はポップスでも構わないのかもしれませんが、書類に記載した「特技」は確認される場合も有る事を念頭に置いた方がよいと思います。
2010年代前半にも同様の話を高校教師の方から耳にした記憶が有るのですが、私があまり熱心に聴いていなかった為、詳細は失念しました。
いずれにせよ、「特技」を自称する場合、何か1曲はレパートリーとして持っておくべきだというのは間違いないと思います。
私は趣味で取り組んでいる身なので、とても「特技」として自称できそうにはありませんが、音楽を専門としない素人が正式に書類に記載できる基準として、上記の事項は一種の指標と捉えて差し支えないと思います。
【本日のピアノの練習について】
・ハノン 1~20番全曲
・バッハ インベンション第9番
・バッハ インベンション第13番
・バッハ インベンション第7番
・バッハ インベンション第4番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第8番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第14番
・ショパン ノクターン第20番(遺作)
・ショパン エチュードOp.10-12(革命) (暗譜済)
・その他(スケール、アルペジオ、その他)
今、バッハの2声のインベンションを練習するにあたって、主にヘンレ原典版とドレミ楽譜出版社から発行された鈴木静哉氏校訂版の楽譜を照らし合わせて確認する事が多いのですが、両者で運指の記載が全く異なり、困惑する事が多いです。
上記添付画像の赤枠で囲んだ部分がヘンレ原典版のインベンション第7番の第17小節の指使いの記載です。
上記添付画像の赤枠で囲んだ部分がドレミ楽譜出版社のインベンション第7番の第17小節の指使いの記載です。
私はドレミ楽譜出版社の記載の方が弾き易いのですが、安易に弾き易い方を採用してよいものか…と悩む訳です。
日本人が校訂版を出している場合、原典版の記載運指よりも弾き易い事は往々にして有りますが、バッハの趣旨とは異なるのではないかと思う事もしばしば有ります。
インベンションでは、ポリフォニーを学ぶ基礎を積み上げていく段階なので、さほど気にしなくても構わないのかもしれませんが、1曲につき3~4箇所指使いの記載の相違が見られるため、非常に気になります。
両出版社の記載通りに通して弾いてみましたが、第8番を除いて原典版の方がどの曲も弾きにくいのです。
熱中症で体調不良に陥らない程度に日々練習に取り組みたいと思います。