ゆり園にて、太陽の恵みを受けながら陽気に咲く黄色い百合を観賞した時の事です。
ひしめき合うように咲き誇る様は、ゆり園の中でも注目を惹く光景でした。
開花したばかりの黄色い百合の花は無邪気そのもの。
白いヤマユリの中に咲いていても存在感は抜群です。
【本日のピアノの練習について】
・ハノン 1~20番全曲
・バッハ インベンション第9番
・バッハ インベンション第7番 (昨日より進展有)
・バッハ インベンション第4番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第8番 (暗譜済)
・ショパン ノクターン第20番(遺作)
・ショパン ワルツOp.64-2(嬰ハ短調)
・ショパン エチュードOp.10-12(革命) (暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-5(黒鍵)(後半怪しげ)
・その他(スケール、アルペジオ、その他)
本日と昨日の二日間、バッハのインベンション第7番について、通し練習だけで合計100回以上行っています。
次点でインベンション第9番を合計50回以上練習しています。
漸く雰囲気が出てきたのはよいのものの、バッハの何たるかが解らない…と云う基本的な問題を抱えたままです。
故に、基礎練習とインベンション2曲以外は全て1回通すだけです。
テーマを意識して、何となく見えてくるものは有るのですが、やはりバッハの本質を理解出来ていない気がしてならないのです。
そこで本日早朝の決断。
「バッハのインベンションだけ数曲習いに行くことにしよう」
思い立ったら行動が早い私は、お昼には既に某大手楽器店にお問い合わせしていました。
そこで、数曲教わったらすぐに辞める前提でインベンションだけ教えて頂く事は可能なのか、直球でお尋ねした結果…
受付の方から、
「難しい案件ですので、弊社で担当できる講師を探し、手配が整いましたら体験レッスンのご案内を致します」
とのご返答。
バッハのインベンションは音大卒ならずともピアノを昔習っていた人なら誰でも既習の基礎教本のはずで、今でもピアノを習っている子どもたちはほとんどインベンションを習っていると思うのですが、何が「難しい案件」なのでしょうか…。
ピアノ講師でインベンションを教えられない方などいらっしゃらないと思うのですよ。
街中に溢れ返っている「○○音楽教室」と看板が掲げられた処で、私が小学生の頃のようにインベンションを習う、これが今や難しくなっているのか、大人にバッハのインベンションを教えるのは難しいのか、甚だ疑問ですが、通話の中でお問い合わせ先の某大手楽器店の方針が明らかになりました。
詳細は後程記すとして、今更ながらに私の小学校時代のピアノの先生にもう一度インベンションを教わりたいと思うようになりました。
今では物理的距離も有り、当時の先生は戦前生まれでしたので、実際は難しいのですが、あの頃はフルセットでレッスン内容も濃かったのではないかと思い返す事が多いです。
私がインベンションを教わった時の先生は、私が「無邪気」の意味を尋ねた時、「今の貴女みたいな感じ」と即座に返答なさった方です。
これは当時の先生の名言として私の記憶に刻まれています。
無邪気だったあの頃が懐かしいです。