露を帯びた黄色い百合の花はどこか色香を放っている気がしてなりません。
私のHNを"Lily"と名付けたのは、頭文字のLを筆記体で書いた時に流麗な印象を受ける事に加え、最後の文字をyにする事により、全体的に流れるような雰囲気になると考えたからです。筆致にもよりますが、どのようなフォントでも失敗しにくい文字の羅列です。
加えて、HNは他人に打って頂くものですから、出来るだけ簡素に、ネットをする年齢の日本人であれば何と発音するのか一目で判る単語を選びました。
何度も変換が必要な文字や、他者を攻撃する単語、過度にネガティブな印象を与える漢字、卑猥な言葉などを避けるのは勿論、HN1つ決めるだけでも意外に気を遣うものです。
名は体を表すと言いますが、使っているうちにその単語と親和性が産まれてくるものだと思います。
私自身の本名とは何ら関連のないHNなのですが、過去にSNSのアカウントを作成した時もお花の名前を使っていました。
生命力の強さや美しさなど、肖りたいものが多々有ります。
Lに対する文字として、RとSを意識する事があります。
Left ⇔ Right
Large ⇔ Small
のように、対になる単語の頭文字でもあります。
Rの場合、Rich,Rose,etc.どこかしら高級感が感じられます。
Lは程よくバランスが取れた感じがするのもお気に入りです。
奥ゆかしさを感じさせたと思いきや、Legendなどという単語も思い浮かびますが、そのような分野はVやIに任せておきたいと思います。
【本日のピアノの練習について】
・ハノン 1~20番の中から5曲
・バッハ インベンション第4番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第8番 (暗譜済)
・ショパン ノクターン第20番(遺作)
・ショパン 小犬のワルツ
・ショパン ワルツOp.64-2(嬰ハ短調)
・ショパン 幻想即興曲(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-12(革命) (暗譜済)
・その他(スケール、アルペジオ、その他)
最近、自学自習、独学について考えたり、盗んで覚える事や他の方々の記事を拝読して学ぶ事が非常に多いです。
自学自習が成立する条件なども考えています。
加えて、どのようなピアノで練習するか、Ameba内でも修理について言及していらっしゃる方が多いので、これまで敢えて全く記さなかった事ですが、今月中に少し記したいと思います。
ブランク云々よりも、核心を突くと此処に私の音感が鈍化した原因が凝縮されています。
学生時代にほんの少しお借りしていた練習室のピアノのうちの1台に致命的欠陥が有ったのですが、その時に異変に気付きつつも触れ続けていた事が一因だと今でも思います。
その「勘」が20代前半のうちのごく僅かな期間とはいえ身に付いてしまった為、感覚を修正する事に非常に難儀しています。
この件については本日はここまでとしますが、その異変に気付く事が出来たのはそれまで触れてきたピアノが正しいものであったからだと痛感しています。
ショパン ワルツOp.64-2(嬰ハ短調)を1曲通して弾いてみてもミスタッチが頻発している一因「視線」を意識して、丁寧に鍵盤を見ながら弾いてみたらミスが減った(※「無くなった」のではない)ので、暫く視線について意識して取り組みたいと思います。
視線について、革命を1曲通してみても左手をほとんど見ずに右手を必死に見ている事が多いので、この点を少し改善すべきではないかと思いつつあります。
別の曲に取り組む直前に、毎回その曲の調のスケールを4オクターブ×1往復しなければ気分が切り替わらなくなり、耳が慣れなくなったとずっと思っていたのですが、根本的に何か修正しなければならない事が有りそうです。
例えば、小犬のワルツを弾く前には変ニ長調のスケールを練習して、次に幻想即興曲を弾くとしたら嬰ハ短調のスケールを練習して…といったように、毎回スケールから入らなければ何かがリセット出来なくなっています。
黄色い百合の花言葉の中に「偽り」が挙げられますが、偽物のピアノに一度でも染まってしまった場合、その体感から抜け出す事が非常に困難なのだと今更ながらに痛感しています。