ゆり園を訪れた時に観賞したサニークラウンです。
多くの百合の花に見られがちなたおやかな様子ではなく、溌溂とした感じ、カトレアと水仙を融合したものに似通った雰囲気を感じます。
百合の花は華やかさやあでやかさを併せ持つ優雅な雰囲気を醸し出していますが、例年、百合の開花の時期には既に紫外線が強く、庭園内を散策するだけで汗ばむ程の気温です。
最近、熱中症になりそうな程の暑さが続いており、移動中のみならず自宅に居る時でも水分をこまめに補給するよう心がけています。
全国各地で熱中症で搬送されているニュースが散見されるので、他人事だと捉えず、意識して対策を取っていきたいです。
また、この季節は食中毒を発症しやすいので、調理したものの管理については細心の注意を払わねばなりません。
2日前から、ピアノの練習の際、「テンポを一定にする事の難しさ」について解決策を記載しています。
クラシックバレエに於いても、音楽に合わせて振り付け通り躍る事そのものよりも、音楽が無い状態で基礎的なバーレッスンを一定の速度で行う事の方が難しいと思うのです。
バレエのレッスンに於ける音楽は、ピアノの練習ではメトロノームに該当するのではないかと私は最近思い始めました。
自分で拍を正しくとる事に困難を覚える原因の一つとして、左右対称に身体を使えていない事が挙げられると思います。
勿論、それだけが原因ではありませんが、左右の可動域やコントロールする力に差が生じている場合、自分で拍をとるのは不可能なのではないかと考えている程です。
故に、ピアノでもバレエでも基礎練習の重要性を痛感しています。
【本日のピアノの練習について】
・ハノン 1~20番の中から15曲
・ハノン 21~30番の中から5曲
・バッハ インベンション第1番
・バッハ インベンション第4番
・バッハ インベンション第8番
・ショパン ワルツOp.32-4(イ短調)
・ショパン ワルツOp.64-2(嬰ハ短調)
・ショパン エチュードOp.10-12(革命)
・ショパン エチュードOp.10-8
・その他(スケール、アルペジオ、その他)
本日も再びバッハのインベンションに熱心に取り組みました。
インベンション第8番は、メトロノーム 八分音符=168 に設定すると何の心配も無く正しい音を正しい拍をとって打鍵出来るのは良いのですが、メトロノームを外すと再びテンポが乱れがちなのが問題点です。
インベンション第4番については、メトロノーム 八分音符=152 に設定して特に問題無く正しい音を正しい拍をとって打鍵でき、メトロノームを外しても然程テンポが乱れる事は無いのです。
昨日メトロノーム 八分音符=96 に設定してやっと両手で弾く事が出来るようになった事を考慮するとめざましい進歩で自分でも感動しています。
これは、十六分音符を両手で粒を揃えて弾く部分が少ない上、該当箇所はアルベルティバスの音形をとっていない事が理由だと考えています。
そこで、ベートーヴェンの月光第三楽章の左手メロディー部分の右手アルベルティバスのみを安定させる練習を少しずつ進めていく事にしています。この練習の効果が発現するか否か判りませんが、ハノンの代わりに基礎練習として取り入れることで、月光の練習も兼ねる事になるので、まずは一週間取り組んでみたいと思います。
実は、インベンション第8番はトリルやモルデントがインベンション全15曲を通して唯一全く出現しない事を理由に選んだ曲でした。
数字の"8"が好き、曲調が軽快で聴いていても練習していても気分が良い、このような理由も勿論有りますが…。
そこで、バッハのインベンションの練習の仕方ですが、私の場合、輪唱のような対位法を意識する為に、初見で両手でゆっくり弾けそうな見込みが有っても、必ず対位法に該当する箇所を右手→左手→右手→左手→…と交互に最低一度は弾いてみてから片手ずつの練習に入り、両手で合わせるようにしています。
この練習が正しいのか否か判りませんが、ショパンやベートーヴェンの曲とは特性が全く異なる為、練習法についても変える必要が有ると思います。
いずれ着手するであろうシンフォニアで壁に直面する事が無いよう、インベンションの時点で手抜きをせず、1曲1曲に真摯に向き合っていきたいです。
ショパン ワルツOp.64-2(嬰ハ短調)は完全に暗譜出来ました。
やっと本格的に表現を追求していく段階に入る事が出来ましたが、ショパンの世界観はやはり美しくも難しいものだと実感しています。
余談ですが、先日、バッハのピアノ曲を練習している方がAmebaにいらっしゃらないかと思い、「#バッハ」で検索してみたところ、ほとんどがオリンピック関連の話題で、音楽の父であるJ.S.バッハについての最近記事は私が投稿したものでした。
今、世間で「バッハ」と言えば、作曲家よりもJOC会長を想起するものなのだという事実に直面した一件でした。