前々から気になっていた、ルピシアの「セ パフェ!」を淹れてみました。
ハイビスカスやローズヒップが含まれているので、視覚的にも香りも華やかな感じです。
C'EST PARFAIT! は、フランス語で「完璧!」と云う意味だそうで、ルピシアの簡潔なネーミングに惚れ惚れしてしまいます。
「キケリキー!」も衝撃的な名前ですが、「セ パフェ!」も印象に残ります。
一度名前を耳にしても(現代は目にする事の方が多いですが)、長すぎて漢字だらけで印象に残らなかったり、印象に残りネット検索したとしても競合他社の製品がヒットして自分の意図した商品に辿り着かない事が多い中、このくらい正確に記憶に残る名付けは非常に重要だと思います。
肝心なお味は、酸味がやや強く、ローズヒップの風味が強いと思います。
2~3分蒸らしただけで赤ワインのような色調を呈し、爽やかと云うより濃厚な感じの印象を受けます。
個人的には、単独で頂くより何かリキュール類を割る飲料として使えそうだと思います。
私の贔屓はやはり「キケリキー!」なのか…と思います。
どのフレーバーのお茶もそれぞれ良さが有り、支持している方々がいらっしゃるので店頭に並び続けるのでしょう。
朝からのピアノの練習について、朝食前ハノンに10分程度着手し、朝食後ショパンの黒鍵(Op.10-5)メインに数曲練習しています。
以前乱読した本に、「楽器の練習を1日休むと取り戻すのに3日かかると言われているが、声楽も同様でオペラ歌手が発声練習を1日休むと翌日にはいつもの調子で歌えなくなる」との旨記されており、継続の重要性について言及されておりました。
作者の本来の意図は、何らかの理由で拘禁生活を強いられた者が、自由を取り戻して普段の生活に戻っても、1日のみとは言え拘禁生活を強いられる事による影響は計り知れない。故に、冤罪で人の行動の自由を奪う事による被害は容易く金銭で以て換えられるものではないとの主旨でした。
ここで、ピアノの場合、同じ曲を毎日練習していれば、上記の理屈が当て嵌まるかもしれないのですが、過去に仕上げた曲が有り、その曲を1ヶ月間練習する事が無い場合、毎日ピアノで他の曲を練習していた場合はどうなのか。
私の体感ですが、趣味で取り組んでいる一般的な能力の持ち主である場合、1ヶ月間弾く事が無かった曲は、「以前のピーク時の標準時の水準」を取り戻すのに3日間以上要するのではないかと思います。
革命でその件を痛感している為、ハノンを終えたら日課としてお気に入りの曲を通して弾く→今取り組んでいる曲に入る、と云う流れが定着し、タイムロスなのか現状維持の為に必要な事なのか判らない状況に陥っている訳です。
そして、この「1日」のカウントの仕方についても疑問に思い、ヒトのサーカディアンリズムを基準として「1日」と捉えているのか、また、その人の生活の中でまとまった睡眠の後を一区切りとして「1日」と捉えているのか、もし後者の捉え方ならば夜勤と昼勤を繰り返し、生活のサイクルが36時間周期になっている人の「1日」をどう捉えるのか…このような疑問が尽きない訳です。
もっと言えば、時差が有る場所へ頻繁に移動しているプロの演奏家の方々の体内に流れている「時間」についても非常に疑問です。
大人の1日と子どもの1日についても相当な違いが有るように思えます。
子どもの頃、朝登校前と帰宅後の2度に分けて練習した方が良いとよく言われていたのも、何か関連が有るのではないかと思っています。そして、この教育方針は令和の今も変わらず提唱され続けている事から、生物学的に正しいものである気がしてなりません。
毎日続ける事の重要性について理解すればする程、不可抗力の理由で練習出来ない日が有った場合、精神的な打撃が大きくなると思うので、もっと気楽に構えた方が良い気がするのですが…。
体調が芳しくなく、朝の練習を早めに切り上げた日は、一日落ち込む原因を産み出しそうです。
一人で練習する楽器ならばその人の中で完結する為、全て自己責任で済むのでその点気が楽です。
ピアノの練習を1日休んでも理論的には3日経てば腕は取り戻せますが、ネットは1日休むとそこで信頼関係が崩壊する相手もいる(何故そんなに返信を急ぐのか不可解ですが…世の中には多いです。ビジネスならば判りますが、プライベートと混同して相手の状況を全く想定せず返信を急かす「待てない大人」が多すぎるように思います)為、まだまだピアノの方が気軽に取り組めます。
「セ パフェ!」でも飲んでリフレッシュしようと思います。