先日のルピシアの福袋に入っていたハーブティー「キケリキー!」を今朝開封していただきました。
この愉快な感じのする語感の「キケリキー!」とは、鶏の鳴き声を表す「コケコッコー」のドイツ語の和訳らしいです。
kikeriki,krähen...ウムラウトが付いていて難しいですが…エキサイト翻訳で試してみたところ、コケコッコーのドイツ語訳がそのままローマ字の"kokekokko"なので、翻訳システム自体が追い付いていないのでしょうか。
肝心なお味の方は、やはり想像通り私のお気に入りでした。
レモンバーム、ペパーミント、ローズマリー、オレンジピール、etc.成分を見ただけで心躍る感じ。
Googleの予測変換に「キケリキー まずい」と4番目に出て来ますし、web上の至る処でこのハーブティーについては話題になっているので好みが分かれるのだと思われます。
レモンバームの味が強めで、この季節はホットで淹れるのも美味ですが、夏場はアイスティーにしても美味しくいただけると思います。
爽やかな感じで酸味も無く清々しいです。
毎朝いただいていたら数日間で消費してしまいそうな気がします。
そんな爽快感溢れるキケリキー!をティーカップ1杯いただいた後、朝食前1時間程Op.10-4と黒鍵(Op.10-5)の練習に取り組んでいたのですが、黒鍵は覚えた気になって20小節目を弾こうとすると右手だけ23小節目に飛んでしまい、ここでいつも止まってしまうので、楽譜をよく見ながら両手合わせるようにしています。
23小節目から26小節目の右手が弾いていて楽しいからと云って先取りしなくても…と思うのですが、毎日毎日同じ理由で此処で止まるので、癖になってしまっているのだと思います。
20~22小節目を飛ばさないように、左手だけ通して最初から最後まで、右手も同様にやってみても、両手合わせると飛んでしまう…。
最初から左右分解して練習した弊害なのかもしれません。
通常、最初から両手合わせてゆっくり譜読みしていくのですが、黒鍵に限っては完全に右手だけと左手だけ別々の練習期間が長過ぎてバランスの不均衡を産み出している気がします。
これに対し、木枯らしを「白鍵」と密かに呼んでいるのですが、白鍵の方は両手合わせたのがまだ最初の30小節目まででその先は右手だけ進めています。この曲を譜読みしていると、昔ツェルニーの練習をしていた時のような錯覚に襲われるので不思議です。
現段階での感想ですが、黒鍵も白鍵も或る程度練習が進んでいくと実は左手の方で難儀するのでは…と何となく苦労するポイントが見えてきた予感。
木枯らしは来年の木枯らしが吹く季節までに両手合わせられれば御の字だと思っているのですが、黒鍵…インテンポで弾ける気がしない…と言うか右手だけなら木枯らしの方が弾き易いと感じてしまうのは何か問題が有るのだと思いますが、その問題の本質が何なのかすら判らない状態。
最低2~3ヶ月間は自分なりに考えて、解決出来なければレッスンで訊こうと思います。
先にコツを訊いていた方が効率は良いと思うのですが、自分で導き出さなければ全く達成感が得られないので、これ以上自力で何とか出来ない地点に行き詰まるまで独学を続けようと思っています。
幻想即興曲の右4回避癖についても、自分で気付いたからこそ価値の有る練習であり、他人に指摘されたり、何かサイトを見て知った事であれば何の感動も得られない気がするのです。
ピアノに関して言えば、他人の助けを得て最短ルートで辿り着くよりも、自力で時間をかけて辿り着く事に価値を見出す私は、上達に関してはかたつむりペースなのかもしれませんが、練習に取り組む事自体が趣味だと云っても差し支えない現状ですので、暫くはこのスタンスを貫こうと思います。
キケリキー!は夜になっても美味しくいただけるハーブティーで、今でもPCに向かいながら堪能しております。
ルピシアの皆様、ありがとうございます。