早朝は室温が10℃を切るようになり、身体の芯まで冷え切った中、冷たい手でピアノの練習に臨むよりも、部屋を暖めて少し栄養を摂ってから朝の練習に取り組みました。
冬はピアノの練習をすると、否、生活しているだけで身体中の脂肪が根こそぎ奪われる季節なので、冬眠前の熊の如く溜め込んで練習に臨まなければ、体調に支障をきたします。
昨年の今頃の時期の六本木ヒルズのイルミネーションです。
水面に映る様子がお気に入りです。
今年は生憎足を運ぶ事が困難ですが、昨年のイルミネーションの画像のデータ整理をするだけでも各地のイルミネーションスポットを訪れた時の感覚を思い起こす事が出来ます。
このスポットは、昨今のイルミネーションスポットにて繰り広げられるショー形式の派手なパフォーマンスでは無く、色彩変化やBGM効果が全く有りませんでした。
即ち、視覚のみで表現する、誤魔化しの効かない構成になっております。
撮影で言えばスクリーンバックを背景にしているような感じで、元の素材をどう工夫して生かすか、製作者の力量が問われる部類の作品だと思います。
そのような事を思い出しながら、本日はショパンのEtude Op.10-4をペダル無しで通して練習したり、細かい部分を誤魔化す事の無いよう心がけて練習に取り組みました。
本日は皆既日食の射手座新月です。
ベートーヴェンのピアノソナタ第14番「月光」を弾き直す日なのですが、ベートーヴェン生誕yearの新月・満月の日も本日と12月30日の満月を以て終了するので、来年の新月・満月の日にはショパンのノクターンOp.9-1を奏でる事が出来るよう只今少しずつ練習中です。
この季節に「月光」は体力的に無理なのです…以前、10代や20代の頃、オクターブの和音が多い曲を練習していた時、救急車で運ばれて夜中に点滴しに行った事が有ります。その経験が一度や二度では無いので、長い曲や和音の多い曲は避けたいのです。
故に、英雄ポロネーズの練習は春先まで休止中。
高校の途中や20代の頃、ピアノを辞めたのもそのような事が重なったからで、私にとっては運動よりもピアノの方が体重減少の原因となる理由を探ってみた結果、やはり行き着く先が毎回同じで、この詳細事実をAmebaのダイエットに励んでいる方々へお知らせしたいぐらいです。
よく無知な方々から言い訳云々言われたり、一方的に説教を受けたりするので、表立っては言えませんが…。
本日は本当に一曲通すのに身体が持ちませんでした…。
実は本格的にピアノの練習を始めてから生存が危うい程の状態に陥った事がしばしば有るので、選曲をもう一度見直す必要が有るのかもしれません。