漠然とした内容ですが、前回ピラティスについて言及して約1ヶ月以上経過しております。

 あれから3回スタジオに通い、本日、ふと思った事ですが、ピアノを練習し続ける限り、定期的に何らかの方法でピラティスに通い続けなければ、身体の歪みが加速し続け、修正出来ないまま日常生活を送る事になるのではないか、と云う疑問です。

 

https://ameblo.jp/my-lily0717/entry-12625426353.html

 

 

 上記URLリンク先の過去記事記載通り、ピアノのペダルを踏み続ける事により、片足の距骨に影響が及ぶ確率が高くなります。

 1日90~120分程の練習に取り組んでいる場合、右足の母指球から距骨にかけて日常生活では生じる事の無い不自然な動きをする事になり、定期的な身体のメンテナンスが必要になると思います。このメンテナンスを自力でこなせれば良いのですが、本日もやはりピラティス講師の視点によると明らかに右足だけが固まっているとの事で、足の骨の模型をその場で見せられ、レクチャーを受ける事となりました。

 ここまで真摯に向き合って下さる講師に出逢えたのもご縁を感じますが、このメンテナンス法を習得し、自力で何とか出来ないものか、と最近思い始めています。

 

 10年以上の信頼関係を築いたスタジオ(と言っても、半年間単位で行かなかったりした事もしばしば…)と云う事もあってか、当日空きが有れば飛び込み受講も許可されているのですが、時間を捻出するのが如何せん厳しい為、独学も視野に入れております。

 web経由で予約しておく必要が有ったのですが、携帯電話端末機の故障により修理中でマイページに入れなくなったとの旨、電話でお伝えするとその場で予約を取って下さるようなアットホームな環境です。同様に他のレッスン生達もweb予約が出来ないとの理由で頻繁に電話しているとの事で、もはやweb予約は必須なのか否か判らない状態なのですが、継続されている不思議なスタジオが確かに存在します。

 このweb予約システムについても、レッスン生の過半数は使いこなせていない実態で、現代社会に於いてはあまり機能しないシステムだと思われ、「操作方法が判らなかった」と述べている人よりも、端末機の故障Passwordが何故か認証されないシステムエラーネット接続環境の急変により接続不可、etc.の理由が多く、結果的に当日電話にて予約する人が多い事から、従来の電話及びweb予約両方受付システムに戻した方が、スタジオ経営者及び生徒側の双方にとって便利だと思います。数年前までは、「その場で次の予約を取る方法」も有りましたが、新型コロナウイルスの影響でいつスタジオが休業となるか未知数である為、この方法は現実的では無く、折衷案として1週間前からの電話及びweb予約両方受付システムが一番確実かと思われます。

 そもそも、端末機認証制度を導入した場合、所有端末機が故障・紛失したら認証し直しが必要で、その度に電話をしていたら、結局電話受付制度を設けるのと大差無いと思うんですよね…。

 

 話を戻すと、ペダルの踏み方についても再考の余地が有ると予てより思っていたのですが、足自体が小さい事が原因で他の成人よりも足に負荷がかかりやすい事も考えられます。手も足も小さい(結局問題点はこれ)が故に発生しやすいだけの問題かもしれませんが、思い起こせば、ピアノのペダルを足を床に付けた状態で初めて踏んだのは小学校3年生頃で、身体が出来上がってきたのが中学生ぐらいだと思うと、その頃の感覚でペダルを踏んでいると何らかの歪が生じるのは当然で、ペダル問題については体全体を考える必要が有ると改めて実感しました。

 再開したての頃、現役時代とは指の感覚は勿論、身体の感覚が全然違うように感じられたのですが、もう一度体全体を育て直す必要性を痛感しております。

 

 昔から思っていたのですが、英雄ポロネーズ最低限必要な体格が有るような気がしてならず(※これについては具体的な数値を20代前半時点ファイナルアンサーとして自分の中で算出済)、それは身長よりも体重の問題が大きく、16歳の頃に譜読みをした段階で諦めると云う判断を下した理由も重力奏法はどうやっても無理だと悟ったからだと考えると、本当に一生弾けない曲なのでは…と思わざるを得ません。20代前半の頃も再着手しましたが、その時も同じ事を考え、無理だと云う結論に至っておりました。そもそも、この曲に要求される最低限の「あらゆる条件」を満たしていないが故に、「あらゆる悩み」が生じ、その解決法が「無し」だと云う解答が導き出され、毎回諦める事になっている…ショパンエチュードは努力で出来る、でも英雄ポロネーズは才能が必要、この事実に気付いていたからこそ毎回諦めていた、しかし、何とか克服法は無いか模索している、このような状況です。

 年齢的に人生最後の英雄ポロネーズへのチャンスだと思いますので、健康を害さない程度に頑張っていきたいと思います。適当で構わなければもう出来ている、と自分の中で折り合いを付けても良いのですが、もう少し出来そうな気がしてならないので…。