さんざん左にこだわって生きてきたくせに、という話なのだけれど。
そろばん習っていた方ならごぞんじだと思われることに、暗算をするときって目の前に仮想そろばんというものを作ってまるでそこに本物があるかのように親指、人差し指、中指とで空打ちして計算する。
右手が塞がっているような状態な際に暗算しようと思って左手を使ってみた。
左手でエアーそろばん。
齢○△にしてつい今しがたの初めての試み。
本来とは違う部分の脳が刺激されているのを物凄く感じて驚きましたよ。
これから暗算をする場合は左手でしようと決めました。

わたしが住んでいる建物、頻繁にエレベーターが故障する。
迷惑極まりないと思いつつ、もう慣れた。
しかたなく階段を使う。
階を二つ三つ下りた踊り場で、踊り場で、おど?
目の前に、ウサギがいる。
ウサギとは兎形目、ウサギ科、ウサギ亜科、もしくはノウサギ亜科に属する動物で日本においても野生種が存在する。
とか考えている場合ではないよ。
軽くパニックに陥って何かしらロジックで物事を考えようとしている自分がいる。
だってウサギだよ?
マンションの十階辺りでウサギ?
瞬時にわたしは固まってしまった。
このどう考えてもあるべきはずのない非日常にわたしの脳がついていけていない。
ウサギはウサギで鼻をフニフニしながらこっちを凝視している。
わたしはこの状況で何をすればよいのだろう?
何をするのか?
そもそも何かをしなくてはいけない状況なの?
何十年も生きてきたけれど自分が何もできない状態で時が止まっている。
解釈を入れる余地がない。
が、意外にも先に動いたのはウサギの方だった。
わたしを目掛けて突進してきた。
かといってわたしとウサギとの距離は縮まらない、いや、むしろ離れていっている。
もう何が起こっているのかわからない。
完全に今、この"phenomenon"に圧倒されている。
頭の中では「?」が自由奔放に超光速で弾性衝突を繰り返している、いや違う。
完璧なまでの頭脳のフリーズ、といった表現が妥当かもしれない。
この現状についていけない。
いけていない。
ただ、次の瞬間急にわたしとウサギとの空間が無くなっていくかと思うとウサギはそのままわたしを通り抜け、欄干の間から外へと跳んだ。
反射的に目を追う。
すると不気味な遠隔作用を恐怖として捉えた。
穴に吸い込まれる自分。
動けない。
こうやって神隠しというものが起きるのか?
なすがまま。
有限と無限のはざまを感じているような気分。
わたしはこんな形で消えていくのだろうか。
時という概念を失う心境。
ワープができないことが証明されたというガセネタを思い出す。
あれは冥王星が仲間外れになる前の世界だったはず。
わたしはいくつなのだったっけ?
倦怠感が、というより感覚を憶えることすらわからない。
こうしてわたしは目を閉じた。

ウソに決まっていますよ?
01/04/2023

換気扇の音がうるさい。

それしか聞こえない音にがまんする。

 

あなたの好きな料理を作りつつ、

そこにいないあなたのためなのに。

 

人を愛することができただけで幸せに思えた。

 

帰ってくるあなたのために。

 

生まれてくる自分の気持ちを言葉に出来ないほど

あなたが好きでした。

 

細かい行き違いで終わりになった愛。

 

もうやり直せない関係。

そしてあなたは戻らなかった。

 

あなたの言葉もわたしの言葉も互いに傷つけ合うだけ。

 

どうして優しくなれなかったのだろう。

あなたもきっと同じことを想っているのでしょうね。

わからないけれど。

 

んー、なんか20年くらい前の自分の感じ方を思い出してみただけで

そのお久しぶりを味わっているだけ。

 

かしこ

書棚整理をしていたところ、

卒アルが出てきました。

懐かしい。

昔のことに想いを馳せてしまいます。

 

その当時仲良しだった子のことを思い出しました。

わたしは田舎で育ったところもありつつ、農家の家庭で教わったことがたくさん。

こたつとか炭で暖を取っていましたしね。

貴重な経験。

ただここの家のおじいちゃんがものすごく曲者でした。

もうユーモアの形をわたしに示唆してくださいましたよ。

 

たぶん小学校2,3年生の頃、

これから遊びに行くねってつもりで電話したら例のイジワルおじいが出やがって

「もしもし、田中さん(仮名)いますか?」

とわたしが問いかけたところ

「うちは全員田中(仮名)だよ!」

と返してきました。

 

さすがに今はお亡くなりになったのでしょうけれど、

このインチキじじいのギャグセンスには舌を巻いた憶えがありますー。

料理自慢はするほうですけれど作ったことないなー。

そもそも蒸し器が必要だしものが増えると困るし。

今後も自分で作ることはないと思います。

栄養バランスは結構良いらしいのでどちらかというと百円前後で購入して楊枝で蓋に穴を開けてレンジでチンがおすすめかと。

 

作りたかったけれど作ったことのない料理で言うとほかには『ブイヤベース』を挙げることができます。

近くの『ダイエー』がツブれたのでムール貝が手に入らない、と思っていたら『肉のハナマサ』さんで冷凍ものが(殻付きではないようです)手に入るとな。

これはチャレンジしないとわたしの料理心が許さない。

 

今度やってみます。

 

ちなみに割烹屋さんでアルバイトをしてたこともあるので包丁さばきには自信が、って昔の話。

 

¥1.000弱のタコ刺しはこうなります。

必ず天井から現れる「弥七」が好きでした。

 

そもそも懲らしめる前に印籠出してくださいって話ですよ。

 

日本における典型的な「デウス・エクス・マキナ」かと。

 

それはいいとして「弥七」さん、現代建築だと天井とか開きませんからね。

ここで「弥七」に子孫がいらっしゃる形で考えたいと思います。

疲れて家に帰って「ああ、柴漬け食べたい」と思うような状況を想像してください。

冷蔵庫の扉を開いて中に鼻水の凍った「弥七」がいらっしゃったらどうされますか?

そうそう忘れていました、洗濯しなくちゃって洗濯機の蓋を開けて「弥七」がうんこ座りしていらっしゃったらいかがしますか?

すっぽんぽんでお風呂に入ろうと思ってドア開いて弥七」が正座していたらどのような対処をなされますか?

 

「あなたなーらどうするー♪」

 

わたしなら見なかったことにします…。

ブラインドタッチってできないとまずい世代に生まれました。

かれこれパソコンを使うようになってはや四半世紀も経つというもの。

初めて接したパソコンはMACだったので、そのころキーボード上のポッチは中指に当たるKとDにありました。

現在はWIN、MACともにJとFにそれがある。

思えば大学一年生のときに予備校でアルバイトをしていたころ、校正と打ち込みの仕事をしていたので自然と身についたわけで、何かしらの共通概念的なキーボード操作なぞ学んでいないしそんなもの聞いたこともない。

わたしは超絶マイノリティに属する人間なものの右利きであるというマジョリティに属しています。

マジョリティには衆愚がつきものということを看過していました。

キーボードのBを打つときって左右どちらの指で打ちます?

当然ながら右人差し指で打っていたわたし。

それでもよく見ると、Bって左右の人差し指と距離は同じ…。

とどのつまりは左人差し指で打つのも全くもってありなのです…。

それどころかネット上で調べるとBは親指で打つ方もいらっしゃるそうな。

ただし左利きの方でもshift+Bの入力の際にという物理的な意味でBを右人差し指で打つ方もいらっしゃるそうです。

あなたはどちら派ですか?