三十日月(2013年12月2日) | 菊と斧

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今日は旧暦の十月三十日。

 

今朝の月を見た人はいらっしゃるでしょうか。

 

これまで何度も三十日月(みそかづき)を見たいと未明の東の空を眺めては溜息をつき、三十日月というものは見えないものだと諦めていた。

 

ところが、昨日二十九日の夜明けの月がかなり高い位置にあり、これなら三十日の月も日の出前のまだ暗い時刻に昇るのではないかと期待して待っていた。

 

今月はちゃんと三十日まであり、二十九日しかない小の月というわけではない。やはり、冬至に近く、低い角度で緩やかに昇ってくる日の出が三十日月が見られる条件としては必要だったのだろう。

 

 

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556、東の空が赤く染まり始める

 

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こんなに繊い月は初めて見る

 

 

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601、見る間に明るくなっていき、

15分後に見た時には月はもう消えていた

 

須臾の間の眺めながら、いたく感激した