自信がないから、遠慮してしまう
こんな風に思っている方、いませんか?
ですが、「自信がないから」と言い訳ばかりしてると、毎日が楽しくなくなります。
高すぎる目標を設定して過度な遠慮をし続けるのは、本当にもったいない。
これを、最近の仕事で、身をもって知りました。
私の業務の1つが海外からのお客様の対応で、ときどき英語を話す機会があります。
先日、仕事で部署のトップ(外国人)が部署にきて、ちょっとしたミーティングを行うことになりました。
その時に、通訳と司会をする役を、私と同じ業務をするヨーロッパ人の同僚が任され、
当日は私は英語対応の役はありませんでした。
正直なところ「またか」と思いつつ、会議に参加することに。
この依頼は2日前に来たようで、ネイティブの彼女でも、やはり「いきなり通訳して」と任されるのは緊張するとのことで、
いつもより、だいぶ緊張しているのが伝わりました。
単に会話ではなく仕事に関する内容の通訳なので、知らない言葉も多いですしね。
当日、彼女は英日も日英も両方の通訳を任されており、日英に関しては問題なさそうでしたが、
海外の方が即座に母国語でない日本語に訳すというのは大変なことで、
英日に訳する場面では苦戦されていました。日本人でも大変なので、当然ながら。
当日、予定外でそのトップに付き添いで、英語を話せる日本人の方(秘書役として)がいらしていました。
補足する形で、大事な場面ではこの方が日本語に訳されており、その訳を聞いていると
思っていたよりも、自分が訳せていることに気づきました。
途中から、英日に関しては自分の方ができる、と確信しましたし、彼女も大変そうだったので、
代わりに訳します、と言いかけようとしていました。
「できる」もありますが、したいという気持ちも大きかったかと。
なぜならその練習をしていたし、通訳は高校生の時になりたいと思った仕事。
それでも結局、最後まで遠慮して引っ込んでしまいました。
この時に考えていたことは、2つあります。
①当日は彼女が任されているので、その役をとってしまうのは悪いかな」という気持ち。
②わかるけど、うまく言えるか自信がない
③私より明らかに上手に訳せる方が同席されているから、任せた方がいいのでは
終わった後、「がんばったね」「すごかったね」と言われている彼女を見て、
悔しい気持ちでいっぱいで。その日は本当に朝方まで悔しさで眠れませんでした。
悔しさでいっぱいになった後、落ち着いて
「どうすればよかったのか、どうしてこうなったのか」考えた時に、
上の①〜③はどれも本心ではありましたが、
「自信がない」という言い訳をしたからチャンスを逃した
という結論に至りました。
普段から、基本的には英語案件は彼女にアサインされるため、
日本人の私も英語は(彼女ほど流暢ではありませんが)できますよ、とアピールする絶好のチャンスでした。
それを、自ら放棄してしまったようなものですね。
その後、いくら自分が英日に関しては、より詳しく訳せていたと話したところで…
話したところで、そもそも信用度が低いのに、それを信じて信用してもらうというのは無茶な話。笑
冷静になるとわかります。
「百聞は一見にしかず」😅どんな言葉より行動で示さないと、説得力なんてカケラもないですね。
先日、彼女が不在の時に、私は初めて1人で海外対応をしました。
その時のフィードバックにも対応に関する問題はなく、
お客様にも喜んでいただけた(施設やコンテンツなど、私以外の要因で)と感想をいただけたので、概ね問題はなかったと思っています。
ただその時も、「改善点を後日知らせます」と言われた際には、
自分に不備があったんだ、とまだ言われてもいないのに、自分で自分を責めていました。
(そもそも「改善点」=問題点、でもないですし、改善すればいい話なので、必要以上に落ち込むことではないのですが)
そのことをネガティブに捉えるのではなく、
「1人で対応できた」という、ステップが上がったこととして捉えて、自信に繋げたらいいのだと思いました。
ちなみに当日、他部署の英語ペラペラの日本人のかたが帯同されており、その方にフィードバックを依頼したところ、
「もう少し自信を持っていいと思います」と嬉しい言葉をいただいて、自信を持てたのを思い出しました。
自信=「自分を信じる」
自分が自分を信じてあげなければ、いつまで経っても自信はもてないもの。
自信はなくてもいい、という考え方もありますが、
私は「自信」は、経験に基づく、達成感や場数の積み重ねからくる安定感かな、と思うので、
あっていいし、もった上で場に臨みたいと思います。
この時の経験や、そこに至るまでのここ半年間の経験、自分なりにカイゼンしてきたことを含めて今がある。
自分1人で、完璧を求めてダメ出しやフィードバックをし続けていても、次のステップにはいつまでも行けないですね。
そして、私が周りの方から英語対応に関して心配の目を向けられがちだったり、なかなか担当をアサインされないのは、
自信がなさそうに見える言動
も、1つの原因かなと感じました。
遠慮しがちな性格でもありますが、いつまでも理想の高いゴールを目指して、そこに到達できていないために「私なんてまだまだ」と言った言動をしていることも、
信頼されにくい状況を、自分で作っているのだなと思いました。
小さいことかもしれませんが、1人で対応したという実績もある。
(この日は、自部署の英語担当者が不在のため、実態は知られていません。対応できたというのが伝わらないのは、それもあるのかな)
以前より、話す量を減らしたり自分の話しやすい英語で会話したり、
通訳の練習や、聞けるようになる練習もしている。
実際に、回数を重ねるほど落ち着いて話せて、自分でもうまくできた(お客さんの反応がよかった)と実感できている。
仕事は、ある程度の自己主張が大事
特に私のように、自信なさそうな言動をしがちな人は、必要だなと、ひしひしと感じました。
ただ、少し他の業務の忙しさから、英語の勉強がしっかりできていないこともあり、
それも、引っ込んで(遠慮)してしまう原因の1つだと思うので、
同時に、力をつけるためにコツコツ勉強を続けたいと思います。
次こうした機会があったときには、堂々と「やります」と言おう。
まずは、日々の自分の在り方を変えて、
自分だけでなく、周りの方から見た印象も変えていけたらと思っています☘️