先週の土日は秋の遠州ゆるゆるガイドライドでした

台風の影響で2日目の日曜日は2時までに掛川市役所まで戻ってくるようコースを短縮

しかしながら雨にも負けず、たくさんの方々が参加してくださりました

ちなみに雨具を持っていないガイドの私はというと・・・
ゴアテックス加工のジャケットと、アディダスのカッパ、裾はぐるぐる巻きに。
さらにシャワーキャップにゴム手袋を装備。
この時期の雨ライドは格好なんて気にしてられませんからね
そんな私の担当するコースは・・・
E)秋風薫る棚田と空港・世界遺産の茶園を巡る自転車旅
<菊川市> 中級者向コース 約63km
まずはキウイフルーツ農園としては日本最大規模を誇るキウイフルーツカントリーJAPANさんで他では買う事のできない貴重な品種のキウイを堪能してもらいます。
説明上手な園長さんは掛川観光協会の理事長でもあります。
キウイ愛というか、農園愛というか、すべてのものに対して愛があふれた方です。
ご馳走様でした

かりんとう饅頭は外はカリッと、中はこれは芋餡で芋好きの私にはたまらんチョイス

お団子も暖かくってもっちもち!過去最高のみたらし団子でした

参加者の皆様、こぞってお土産を買われていきました

そしてすぐそばにある赤レンガ倉庫
明治時代に建てられた茶工場で菊川市の主要産業である茶産業が発展していった歴史を今に伝える歴史的建造物です。
ちなみに、、、
この焼過煉瓦のTの刻印は、沼津の御用邸に使われている煉瓦と同じものではないかと言われているそうな。
ロマンが広がりますね

そして菊川と言ったら棚田

千框(せんがまち)の棚田は昔は上の写真ほどあったそうですが、下の写真ほどに減ってしまったそう。
菊川など丘陵地の多い土地では積極的に棚田が開拓されていたけど、近代では機械が入らない為に作業効率が悪く耕作放棄されていたそうです。。
そこでNPO法人せんがまち棚田倶楽部が立ち上がり徐々に復活しているのです。
1年に32000円程で棚田オーナーになることも出来るので詳しくは活動はホームページを御覧ください。
ちなみに田植え前に水をはった写真が有りますので参考迄に...

そんな棚田で採れた貴重なうるち米(コシヒカリ)でお昼はスイハニング!

棚田倶楽部の皆様、静大棚田サークルの皆様ありがとうございました!
ここからは一日目だけのコースですが、棚田を登って牧之原台地から粟ヶ岳麓へ向かって走ります。
いっぷく処では最高に美味しい緑茶とチーズケーキを頂いてもらいます。
ここ東山でのお茶の作り方は"茶草葉農法"と呼ばれる伝統農法で、秋から冬にかけて周辺の草を刈り取り茶の木の根元や垣根に敷きつめる方法で、これによって豊かな香りのお茶と豊富な生態系が保たれているのです。
世界農業遺産にも認定されている立派な農法で、皆さんそのお茶の美味しさにもビックリされていました。
そして下ったところの旧東海道宿場町、日坂宿では様々なアーティストさん達の作品が展示されており、、、
常葉大学の美術部の教授の作品の(上写真右下)お茶の木の枯れたアート等、様々な独創性のある作品が飾られていました。
特に私の目を引いたのが、、、
"乳房"という作品w
モノクロに赤が映えて、なんともエロティックでした(笑)
最後に大人気のパワースポット「願いことのままにかなう」とされる神社、事任八幡宮(ことのままはちまんぐう) に寄ってきました。
小銭が無かったので手を合わせて日々に感謝
最後はゴールしてからの甘味と抽選会をされておしまい

参加者の皆様には雨にも関わらず悟りがひらけたようで楽しかったとのお言葉を頂きました。
ガイドして良かったなぁ

また来年の春にも開催されますので是非また遠州ゆるゆるガイドライドにご参加下さい♪