早いもので2013年もあと1/4
なんてコトを色んな所で見かける季節になりました
バタフライも先日の「MUSIC CITY TENJIN 2013」で9月のスケジュールを無事に終えました
早い時間からgrafに詰め掛けてくれたみんな
ありがとでした
福岡であの景色が見られて、とても感慨深いです
出演させてくれたPROJECT FAMILYの首藤サン、ぱっつん
本当にありがとうございました
そしてタクヤ、遅くなったケド結婚おめでとう
ここまで振り返って、我々バタフライにとっては怒涛の9月でした
まず、Ryotaが11日のCLUB DROPでの公演を以ってmy-Butterflyを脱退しました
事前に情報の発表を差し控えた事、Ryota本人のコメントなどを発表しなかった事で、大なり小なり応援してくれているみんなの中で波紋があったと聞きました
ここで記述するコトでモヤモヤした気持ちを抱えた人の中のひとりでも、その気持ちを和らげられればと思ってキレイ事抜きでありのままを書きます
今年の1月、翌週に主催イベント「BUTTERFLY EFFECT 09」の開催を控えたある日、メンバーミーティングの中でRyotaから、音楽とバンドに対してのモチベーションの低下による脱退の意向を打ち明けられました
話し合う中で"年内に上京し活動の拠点を東京に移す"というRyotaの条件提示の下、気持ちも目標も新たに改めて結束力が生まれました
しかし、上京を目標に掲げた当の本人であるはずのRyotaはやはり日を追うごとに活動に対する著しい素行不良が頻繁に目立つようになり、ストレスから僕も曲が書けなくなったり、そのせいで生じた良くはない空気感などの悪循環も重なり合って、何度も話し合いや説得を試みましたがこのままの体制で活動を維持させていく事はお互いに困難だという結論に至りました
また最終的な話し合いの場が持たれたのは8/21の滋賀でのライヴ後でしたが、Ryotaの強い希望を受け入れた結果その日から1ヶ月にも満たない9/11の大阪公演を最後にという内容で話はまとまったのですが、この時同時にメンバー間でもうひとつ決めた事が、自分たちらしくいつもの4人のパフォーマンスで走り抜けたいから、この事についての事前発表はしない、という事でした
もちろんRyota本人とも話した上で、Ryotaもそれが1番の選択だと同意の結論のはずでした
後になって発覚した事ですが、Ryota本人が一部のファンの方々にこの件について触れ混んで回っていた事が分かりました
とても残念な事ではありますが、これがバンドが意図しない形で情報が錯綜し波紋を呼んだきっかけのひとつということだと考えられます
コメントを発表するか否かの意志も当然Ryotaに確認しましたが、Twitterに改めて書くのでオフィシャルサイトには掲載しないというのが彼の答えでした
それでもあのアンコールの時に台本もなくRyotaの脱退を僕が発表したのは、せめてあの場にいてくれた人にだけでも直接Ryotaの口からお別れと感謝の気持ちを報告して欲しいという思いからでした
だから、事前発表しなかった事で応援してくれていた皆さんの事をないがしろにするつもりなんてひとつもありませんでした
胸を張って堂々と発表できる内容でもなかったと思うので、最後にちゃんとお見送りしたいなんて気持ちが芽生えるのも当然の事だとは思いますが、バンドが前に進む為の選択だったと思っています
何通かバンドにも個人にもお手紙をいただきました
印象的だったのは、頻繁に足を運んでくれていた子からの「4人の音楽が好きでした」という過去形の文章でした
でも何より、みんなが好きでいてくれたのと同様に、もしくはそれ以上に僕自身もこの4人my-Butterflyが奏でる音楽が好きでした
その気持ちだけはメンバーの中でも人一倍強いと思います
でも悲しいかな、my-Butterflyを背負って生きて行けないとRyotaは言い放ちました
僕ら3人にはその言葉が全てでした
もっと早く僕が上手く立ち回ってあげられれば、Ryotaがこんな決断をせずに今も一緒に笑わせてあげられたのかな、なんて思ったりすると正直、後悔の念もあります
色んなすれ違いの中で今回このような結果になってはしまいましたが、彼には彼のもう僕らには背負えない人生があって、僕らには僕らにしか背負えない人生があって、またいつか同じステージに立つ日が来ることがあれば、それはそれで素敵な事なのかな、なんて今は思えます
4人のmy-Butterflyが僕の中にもメンバーの中にも、Ryotaの中にも素晴らしい音楽を奏でていた事は紛れもない事実で、少しでもその過去を更新する、そんな決意と葛藤の9月でした
ひとりひとり目を見て直接話をしてあげられる訳ではないから、この拙い文章で少しでも何か僕らの気持ちが、真意が真っ直ぐ伝わればと思って書きました
目を通してくれたみなさん、本当にありがとうございました
そして、僕個人としてはちゃんとご報告出来ていなかったので、この場を借りて、関係者の皆さま、応援してくれている皆さん、突然のこういった報告になってしまって申し訳ありません
当然、my-Butterflyは今以上に躍進していく次第ですので、これからもどうぞよろしくお願い致します