めちゃくちゃ久々の更新・・・
2ヶ月以上更新してないな(^^;)


疲れていても毎日更新を心がけていた開設当初が懐かしい・・・
区切りとして年内中には更新しておきたかったから
とりあえず良かった。


それはそうとして、今年もあと1時間程。
今年も色々ありましたね~。

更新していない間も
あれもこれも記事にしたいってな事がありました。


心を亡くすと書いて



やっぱ人間忙しすぎるのは良くないですね。
生活にはある程度のバッファが必要だと実感。



色々と変化があり、
良い事も嫌な事もそれなりにあった2006年。
まあ、このご時世で無事に1年過ごすことが出来たから
良い年だったかな?


年が明けたら早速明治神宮へ初詣へ行こうと思います。
来年は良い年になりますように。



それでは、良いお年を!


横田 増生
潜入ルポ アマゾン・ドット・コムの光と影―躍進するIT企業・階層化する労働現場

Amazon物流センターの潜入ルポです。


「Amazonならいつかやってくれる。」
と投資家に期待され続けながらも
赤字を垂れ流し続けていた雌伏の時を抜け、
黒字化に成功し飛躍の時を迎えたAmazonですが
その成功の影には使い捨てとなって働いている人たちがいます。

ジャーナリストである著者が
JR京葉線の市川塩浜駅にあるAmazonの物流センターでバイトとして働き、
その内部情報を中心にAmazonの日本市場進出の戦略を紐解いていく
という内容になっています。


読んだ感想として、本書のテーマは

ニューエコノミーと格差社会

日本の出版業界と黒船Amazon

の二本であると感じました。


本文ではトヨタの季節工の悲惨な実態を描いた
鎌田慧氏の著書「自動車絶望工場―ある季節工の手記
との対比がよく見られます。

ここに出てくる物流センターで働く人達は
小遣い稼ぎの為に働く若者や主婦ではなく
生活の糧のために働く中年男性も多いらしいです。

時給は上がる事もなく、正社員登用もなく
いつでもクビを切られるように上手く出来た契約制度
(1年もすれば殆どの人が入れ替わっているらしい)
不満であっても諦めに似た空気が漂う空虚な職場の雰囲気が感じられました。


ただ、当書は格差社会どうこうと言うだけではなく
書籍業界の人たちのインタビューも交えて
トーハン、日版、大阪屋などの大手取次との絡み
業界の禁忌である出版社との直取引など
Amazonが日本市場でどのように勢力を伸ばしていったかという
ビジネス的な面もきちんと調査しているので
なかなか読み応えありました。

ちなみに書籍の売上に対する取り分は
出版社70%
取次  8%
書店 22%
ってのが妥当なラインらしいです。
出版社は売れ残りや返品を引き取るから高くなってます。

ただ、業界の革命児Amazonは一部の商品では
出版社からの買い取りによってさらなる利益を上げています。
具体的には

出版社65%
Amazon35%

てな感じです。
出版社としては掛け率が多少低くなりますが
買い取りなので売れ残りや返品のリスクを負う事がありません。
Amazonは自分達の販売予想に自信を持っているから
こうした取引も出来るんでしょうね。
IT業界でよく耳にする CRM という概念を
最も分かりやすく体現化している企業であると思います。


製造元、卸、小売りの取り分の比率とかは
その業界で働いていないとなかなか分からないものなので
読んでいて興味深かったです。


こうした業界秩序の破壊は書籍に留まらないと思います
Amazon.comでは既に洋服、アクセサリー、食品など多岐に渡って扱っています。
書籍と同じような感じで他の業界にも今後影響があるかもしれません。


ただこうした華やかな業績向上や利用者の便利さの影に
部品化された労働力が消費されていくという現実が
なんとも恐ろしくもありました。


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久々にニュースでも書評でもないネタを書こうと思います音譜


今日、仕事をしていたらとんでもない過ちを冒してしまいました。

ファイルの中身消して上書き保存しちった
((((;゚Д゚)))



しかも納品時に一緒に提出する資料。

しかもコピーのないファイルサーバの原本。

おまけに紙に印刷もしてないし。


ぎゃあーーーー!!!

qあwせdrftgyふじこlp -



てな心境でしたよ本当に。

なぜこんな過ちを冒してしまったかというと。
xlsファイルを使い回そうとしたからです。

Excelをよく使う人は分かると思うのですが、
前に作った表をコピーしてデータを消してそのまま使用したり
その表をベースに修正を加えて新たな表を作ったりなんてことはよくあります。
今日はそれをやってました。

本来の手順としては

1.元ファイルをコピー
2.コピー先ファイルのファイル名を変更
3.コピー先ファイルの中のデータやレイアウトを変更

となっています。

しかし!今日は何故か1&2の手順が終わっていると勘違いして
(フォルダの整理をしていたせいもあり)
いきなり原本に対して修正加えちゃいました。

しかも表の中のデータをガリッと一括削除です。

コピーファイルが無いと知った時の動揺っぷりっといったら・・・

どうでも良い参考資料ならともかく、
お客さんに出す資料ですからもう・・・


とにかく復旧のすべは無いか考えて

1.PCローカルへのコピーが無いか一応確認→なし
2.納品用フォルダにコピって無いか確認→なし
3.バックアップ用のファイルサーバは?→ない
4.ファイルを復旧出来る素敵なツールがないかググる

てなことを試みました。

が、やっぱそんな都合良い話は無いですねつД`)・゚・。・゚゚・*:.。

こりゃ大幅減点覚悟で正直にリーダーに話して
VSS(プログラムのソースファイルのバージョン管理が出来るソフト)の
更新履歴のコメントから作り直すしかないのかなと思っていたのですが、
ググッた検索結果の中に神記事が!
(偶然見たサイトなので場所は忘れてしまいました)

ファイルを誤って削除した場合も削除前のファイルがGoogleDesktopのキャッシュの履歴に残っているかも


うおおおおおおぉぉぉぉぉーーーー!!!

キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!


って感じですね。
あの時のドキドキ感といったら忘れられないです。
とりあえずあれば便利かな程度に思っていたGoogleDesktop
今日ほどありがたいツールだと思った日は無いです。


で、ドキドキしながらキャッシュを探してみるが・・・


更新後の状態になっている・・・( ゚Д゚)


が、諦めずに探してみると


うおおおおおおぉぉぉぉぉーーーー!!!

アッタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!



キャッシュなのでテキスト形式でレイアウトもへったくれも無かったのですが
文章はそのまま残ってます。
全てを失った私にはそれだけで十分です。


とりあえずそのテキストをコピってテキストエディタに貼付け
半角空白をカンマに置換してcsv形式で保存します。

もうこれでかなり原型に近づきました。
Alt+Enterでセル内改行をした部分が別の行になっていたため
それを元の行に戻して列の位置を直せば終了です。
ここまできたらもうかなり精神的に安定しました(^^)v

てなわけで
今までの仕事上確実にベスト3で入るであろうピンチは
何事もなく誰に知られることもなく解決しました。


しかしこれは伊藤家の食卓に出してもいいくらいの
かなり素敵な裏技だと思いました。

オフィスワーカーの人は是非GoogleDesktop検索をインストールしましょう。
入れておいて損はないはずです晴れ


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Google Docs&SpreadSheets

噂のWeb系Office

Google Docs&SpreadSheetsのβ版が公開されましたね。

てなことで早速使ってみました。

が、旧バージョンのSafariではどうやら使えないようです。
OSはTigerでないと最新のSafariは起動しないのでFirefoxで試してみました。

実際の利用画面を公開したいところではあるのですが
Googleのアカウント名が画面上部に表示されるとは想像もしていなかったので
つい実名で登録してしまい画面が公開出来ませんつД`)・゚・。・゚゚・*:.。
ファイルの画面といい個人情報丸出しになって危ないので・・・
うーん、残念。


画面を見たい方は以下のページをどうぞ↓
フォトレポート:絵で見る「Google Docs & Spreadsheets」


ちょっと使ってみた感想は
Web上のアプリケーション(しかもβ版)にしてはやるじゃん。
ってとこでしょうか。
まぁ、MicrosoftOfficeとは比べるまでもありませんが。

Excelはあんまりレイアウトが崩れていなかったのですが
Wordは結構崩れてました。
まあ、Wordに関しては同じOfficeでもレイアウトぶっ壊れますからね・・・
(98⇔2000で苦い思い出あり)

個人的に欲しかったのは画面の拡大・縮小機能
それらしきものが見当たらなかったので多分まだ未実装です。
あれがないと結構不便ですね。
ちなみにマクロは・・・まぁ、諦めましょうw
ちなみにWebならではの一つのファイルを皆で共有という機能は試していないです。

MacはOfficeがプリインストールされてないので
docファイルやxlsファイルを見たい時はもどかしい思いをしましたが
これでそんな思いともおさらばという嬉しさがありますね。
(てかOffice for MacかWindowsマシン買えって話ですが・・・)


まだβ版なのでこれからどんどん改善されていくと思います。
正式版に期待♪


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ふとニュースを見てみるとビックリするようなニュースが!

グーグル、ユーチューブを16億5000万ドルで買収

Googleが米国時間10月9日、ビデオ共有サイトYouTubeを16億5000万ドルで買収すると発表した。買収は株式交換によって行われる。


今最も勢いのある企業Googleによる今最も話題の企業YouTubeの買収。
噂は耳にしたけど実現するとは思ってなかったです。ぶっちゃけ。
むしろYouTubeは独自路線でこれから収益モデルを作っていくと思ってました。

いやー、ビックリ。


しかし私がこのニュース見てふと思い浮かんだのが何故かMicrosoft。


Microsoftが小さいけど将来性のある
ソフトウェアベンダーやネット企業を次々と買収して
技術を取り込んで巨大化していった姿と
今のGoogleがダブって見えました。

デスクトップ市場の覇者となったMicrosoftのように
GoogleはWeb市場の覇者への道へと突き進んでいく・・・

小さなネットベンチャーが素晴らしいアイデアをWeb上に公開したとします。
その時Googleが取るべき戦略は二つ。



1.パクる
2.買収する


資金力も知名度もある企業と同じ土俵で戦ったら勝てません。
シェアのある企業はその資金力と知名度を武器に弱小ベンチャーに攻撃を仕掛け、
弱小ベンチャーは善戦虚しく飲み込まれていく。
その繰り返しにより強い企業はより強く、弱い企業は強い企業の血となり肉となる。
それが延々と繰り返され、気がつけば市場は大手数社の寡占市場へ・・・


てな未来を想像してみました。
まあ、市場が成熟していくに従ってどこもそうなっていくんでしょうけど。


それはいいとして、そうなった場合
ネットベンチャーの起業家のモチベーションがどうなるんだろう?
恥ずかしながら自分は

「大手にいかに高値で売却するか?」

てな考えが頭をよぎってしまいました。


ユーザーはIDが分散される事を嫌いますからね。
よほどの優位性を持っていないと同じ分野で大手に勝つのは厳しい。
なのでスピード勝負でユーザーを囲い込んでおくか
ここにしかないというサービスを提供するかのどっちかですが
ハードウェアと違ってソフトウェアは特殊な技術や部品、設備を必要としないので
他社と全く違う独特のサービスを保ち続けるのは難しそうですね。


そのうちSNS最大手のMySpaceが買収される日が訪れるかもしれませんね。
だけどネット業界もピラミッド構造になるのは嫌だなー。なんか夢が無い。

ま、勝手な想像ですが無きにしもあらず・・・


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ジョン・アレン・パウロス, 望月 衛, 林 康史
天才数学者、株にハマる 数字オンチのための投資の考え方

久々の更新です。
いやー、すっかりサボリ癖が身に付いてしまいました。
言い訳し始めると楽な方、楽な方へと進んでいくのが人間。
気を引き締めて意識的に更新するようにせねば・・・


で、本書の内容になりますが
2000年度のドットコムバブルの熱に浮かれ
そしてワールドコム破綻に泣かされた著者が冷静になった今、
株式市場のメカニズムを数式を用いて分析するというものです。

最初の方は楽しく読んでいたのですが、
だんだん頭が疲れてきて、
他にも読みたい本(というか買った本)もあるので
途中で読むのをやめちゃいました。


全部は読んでいないのですが
7割くらいは読んだのでその所感を記しますが
当書を読んでも効率的な投資方法、分析方法は分からないでしょう。


内容としては、世に溢れている
テクニカル分析、ファンダメンタル分析などの分析方法や
株式の動きとそれに反応する投資化の心理、オプション取引など、
株取引において知っておくべき基礎知識に関して
そのロジックを数学の思考法を用いて分析していきます。


普段生活する上で必要な知識というのは
対象物とその機能(や効用)や使用法であり、
その機能のメカニズムは説明されませんし必要もありません。
(例:電化製品、車、生活用品・・・)


「これはこういうもの」として受け入れている知識を
(例:ゴールデンクロスが形成された後は株価が上がっていく)
ではなんでそういう事象が発生するのか?
という観点で分析してます。

論理的思考は存在する情報を整理して
一つづつプロセスを踏んで処理していかなければならないので
概要を掴んで飛ばし読みする私の読書法では
ちとキツいものがありました。
じっくりと噛み砕きながら読んでいかないと
何も頭に残らないと思います。

ただ、ところどころにジョークも散りばめられていたり
実体験を元にするなどして、よもすれば難しくなりがちなネタを
出来るだけ分かりやすく見せようという工夫は施されています。

実践的ではないのですぐに役に立つ内容ではありませんが
より理解を深めるという点や頭の体操には良いのではないでしょうか?


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Harvard Business Review, DIAMONDハーバードビジネスレビュー編集部
不確実性の経営戦略

久々の書評です。
ハーバードビジネスレビューに掲載された論文集(らしい)です。

掲載されている論文は以下の通り。

1.不確実時代の戦略と行動
2.コア・コンピタンス経営
3.イノベーションのジレンマ
4.変化に確実に対処するタイムページング戦略
5.ゲーム理論を活用した戦略形成
6.組織的学習を促進するシナリオ・プランニング
7.未知の分野を制覇する仮説のマネジメント
8.意思決定の質を高める思考法


堅苦しそうなイメージがありましたが
読んでみるとなかなか読みやすいし面白い。
論文集を読むなんて自分も成長したもんだw

当書はただの経営学の論文を無造作に集めただけのものではありません。
一応全章を通して一貫したテーマがあります。
タイトル見れば一目瞭然なのですが

先行きが不透明な時代の中での経営をどうするか?

という一点です。

社会の変化のサイクルが早い現代では
企業の栄枯盛衰は競合他社との競争だけに留まりません。

携帯の発展によるゲーム市場の縮小
インターネットの発達によるテレビ視聴率の減少・・・・

などとあげればキリが無いですが
考慮すべきは競合他社とのシェア争いではなく、
消費者のポートフォリオの気がします。
(もちろんシェアも大切ですが)


個人的に面白かったのは
1章と5章ですね。3章も読むのが楽しみにだったのですが
一応概念としてはどんなものかは知っていたので
その詳細説明にとどまったという感じがあります。


1章は先行き不透明な状況における企業の行動様式の分析です。
不確実性にもレベルが存在し、以下のようになってます。

1.確実に見通せる未来
    (ex:低コストの新規参入業者に対する戦略)
2.選択的に予見出来る未来
    (ex:化学薬品メーカーの新規プラント拡張戦略)
3.一定の幅に収まるはずの未来
    (ex:インド等の台頭してきた市場への参入)
4.不透明な未来
    (ex:1992年時点でのロシア市場への参入)

それぞれの状況で知り得る事、そして有効なツールなどが異なります。
基本的には大抵の企業の問題は2か3の状況に当てはまり、残りは1になります。
が、二者択一で考える経営者は状況を1か4で考えがちになるそうです。
4というのは大きな変換期の状況であり、ほとんど見られません。
時間が経つにつれ2か3に落ち着いていきます。

不確実性に立ち向かう戦略にしても

1.未来を形成(業界のリーダーシップを率いて需要を開拓)
2.未来に適応(スピード・機敏性・柔軟性で既存市場のシェアを拡大)
3.プレー権留保(市場に留まれるだけの投資はするが、まだ公開はしない)

なんかがあります。
企業規模(リーダー・チャレンジャー、フォロワー)なんかも絡んで
戦略は形成されていくんですね。


で、5章の「ゲーム理論を活用した戦略形成」になりますが
ナッシュ均衡とか情報非対称ゲームとかの理論解説ではなく、
実際のビジネス現場をゲームに例えてルールを変える事の重要度を挙げています。
シェア争いの勝利が本来の勝利ではなく、
利益を最大限に増やす事が真の勝利であり、
それに到達するための手段は自分がルールを築きあげることで
無限の可能性が秘めているということを感じました。

ここでも事例を一つ。


コカコーラとペプシはモンサントという企業の
ニュートラスイートという甘味料を使用してました。
このニュートラスイートというのは粗利益70%という
高利益商品であり、92年まで特許で保護されていました。

特許の切れるタイミングでコカコーラ・ペプシコの後押しをうけ
HSCというオランダ企業がヨーロッパで甘味料業界に参入しました。

ヨーロッパではモンサントはこの新規参入者に値引き交渉で対応しました。
HSCがアメリカに進出するころ、この種の争いがまた起きるのかとの
世間の予想とは裏腹にコカコーラとペプシコはモンサントと大型契約を締結しました。

てな話です。

消費者にニュートラスイートのブランドは認知されているため
ハナからモンサントと契約を結ぶつもりだったのでしょうが
HSCという新規プレイヤーをゲームに引き込む事で
結局、コカコーラ・ペプシコ共に以前よりも低価格で
ニュートラスイートを仕入れる事が出来ました。

なんかHSCが噛ませ犬みたいでかわいそうなのと
コカコーラ・ペプシコは黒い・・・いや、賢いなーと感じました。

ほかにもファミコンとメガドライブの事例だったり
色々とあって面白かったです。

ゲームのルールは一定でない。
そしてルールをより早く築き上げたものがより優位になる現実。
ってことが肝心なんでしょうね。


読むとなるほどとか今までに似たようなのが見た事あるぞとか思うだけですが
実際書くとなるとやっぱめちゃくちゃ大変なんでしょうね。

自分もいつかはIT絡めてこんな感じの文章を書いてみたい
と思う今日この頃。

まだまだ遠い先の話でしょうが・・・

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