先日「I Am Sam」という映画を観たときにお友達が触れていたので
「レインマン」も観てみました。



主人公のチャーリー(トム・クルーズ)は車を販売する会社を経営している。
週末にバカンスに行く途中に父親の訃報が届き、その足で実家に向かう。
チャーリーは母親を小さい時になくし、父親とは絶縁状態だったのだが、これですっかり天涯孤独になったはずだった。
弁護士の話では、チャーリーが相続する遺産は車1台とバラの花。
家屋敷を処分して得たお金は別のところへ託されるという。
経営がかんばしくないチャーリーはその財産の行方が気になり、追っていくと、そこには存在を知らされていなかった血を分けた年の離れた兄(ダスティン・ホフマン)がいた。
しかし、様子がおかしい。兄は自閉症で病院で生活していたのだ。
遺産相続に納得のいかないチャーリーは兄を連れて帰る。
兄は自閉症ゆえ行動が著しく制限されていて、事故を起こしたことのある航空会社の飛行機には乗れない、自動車に乗っても高速道路の通行はできない。
無理に強行しようとすると、癇癪を起こしパニックになる。
仕方なく一般道を通り、家に向かうのだが、その間にチャーリーは自閉症の兄に対し、常識が通じないことに苛立ち、そのこだわりに辟易し、理解できなかったのだが、少しずつ変化していくのだ。
最後には兄弟としての愛情が芽生えていて、さわやかなラストを迎える。



これはねー
ダスティン・ホフマンの演技に脱帽でした。

この映画が公開されたのって1988年ですよね?
この時期はまだ「自閉症」が世の中に十分に理解されていなくて
誤った印象を持ちがちだったと思いますが
それを打開した作品だったのではないでしょうか。

こういった障害があることを広めていくためには
重要な効果をもたらした作品だと。



いろいろと考えさせられました。




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