イギリスとフランスが合併する

そんな話があったことをご存じでしょうか。



1956年(こんな最近の話?!)に当時の仏首相モレ氏が
正式に英国首相エデン氏へ申し入れをしていたそうです。

当時は第2次中東戦争やアルジェリア戦争の影響で
第2次世界大戦後の不況から立ち直れていないフランスが経済的援助など懇意にしていた国々の情勢が悪くなり
国の存続の危機が迫っていたらしいのです。

そこでモレ氏の憧れ(?)の国家との合併という政策を試みたらしいのですが
結果はあっさりと拒否。


にもかかわらず、モレ氏は第2の案として「英連邦のひとつの国」となることを申し入れます。

その後の話し合いの記録は残っていないのだとか。


結局、その翌年の1957年にドイツとローマ条約に調印し、国の存続を持ちこたえたらしいです。



この事実は2007年にわかったのだそうですよ。




いやぁ。

知りませんでした。


ま、私、もともと国際情勢には疎いですけどね。




なんで知ったのかと言いますと。



最近ちょっとハマりかけのアニメで
ヘタリア
というのがあるのですが

これ、国を擬人化したキャラが登場するのです。

例えば日本なら口癖が「善処します」とか。
アメリカは大雑把で陽気で好物はハンバーガーとか。

でもって
イタリア兄弟の一人がオーストリアの家で、もう一人がスペインの家でお世話になった時期があるとかのエピソードがあり

言ってみれば歴史のパロディなんですね。



私、世界史嫌いなんですが
このアニメを見てたら
ちょっといろいろ知りたくなることが出てきて^m^



で、この日仏合併は

フランスがイギリスに結婚を迫る←爆笑(≧∀;)

というシーンで、注釈にこの歴史的背景が簡単に説明されていたので
「本当にそんなことあったの?」と気になり
調べた次第です。




子どもが好きで観てたんですけど、私の方が夢中になりつつ・・・


いや、面白いですよ。マジで。




てことで

久々のムダ知識でした。



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