7月に退職してからというもの
時間があるようでなかったのですが・・・

この最近
ちょっとだけ余裕が出てきました。

で、空いた時間にDVD鑑賞なんかをしてるわけですが

最近観たのはコチラ。




走れメロス 青い文学シリーズ アニメコミックス 3 (青い文学シリーズ アニメコミックス) (.../著者不明

¥1,200
Amazon.co.jp




青い文学シリーズ。

これは2009年の10月から12月まで深夜に放送されていたアニメです。

引用した「走れメロス」以外に
*こころ
*人間失格
*蜘蛛の糸
*地獄変
*桜の森の満開の下
があります。


今現在、私が観たのは
走れメロス
蜘蛛の糸
地獄変
桜の森の満開の下
なのですが、面白いです。

私、本好きですがどうも文学作品が苦手でしてね^^;
読んだのは
こころ
人間失格
斜陽
くらいじゃないかと^^;

走れメロスは最近読んだのですが。
あ、蜘蛛の糸は子供の時に童話っぽいやつで読みました。


そんな文学作品に触れていない私が
面白いと思えるこのアニメ。

きっと同じように
文学苦手なの
っていう人にはオススメです。

もちろん読破されてる方にも
新たな見地が感じれるのではないかと思います。

で、この作品。
ナビゲーターに堺雅人さんが起用されてます。(だからレンタルして見てるんですがww)
本編が始まる前に
作品や作者について一言二言があるわけです。
これがまた何気に興味深いです。


で、各お話について。


走れメロス

この話は記憶に新しかったので
見ながらあれ?こんなエピソードはなかったような・・・
っていうようなものがありました。

だけどそれはそれで面白いのかな、と思いました。
原作を読んだときの軽い違和感が逆に取り払われている感じがしました。
私は原作よりもこちらが好みww


桜の森の満開の下

これ、坂口安吾さんの作品ということなんですが
作者自体よく知らなくて^^;
だけどナビゲーターの話によると
この物語は作者の実体験がもとになっているという話で
ほお、とちょっと食いつかされました。

アニメ自体は
笑いをあちこちに盛り込んであって
ちょっと待って。昭和の文学にそんな笑い満載の文学作品があるの?
と突っ込みたくなるような。

そして私は原作を読みたいと思ってしまいました。
結末を見る限りには、シリアスなものだと思うのですが・・・
笑いの要素が、もし全くの後付だとしたら
それはそれで脚本を描いた人のセンスに感嘆してしまいますね。
ともかく、アニメで見たシーンがどんな風に言葉で綴られているのだろうと
とても興味を持ちました。

近いうちに読んでみたいと思います。



蜘蛛の糸・地獄変

絵がとても印象的でした。
話自体は読んでなくてもなんとなく知ってたので
(正確に言うと楳図かずおのマンガであらすじを知った^^;)
小学生のときに読んだ安寿と厨子王の物語で
私が妄想映像を描いていたのとかなり酷似してて
よくわからないノスタルジアに浸りました笑



子供にはちょっと見せ辛いグロテスクなシーンもありますが
そこは大人向けって感じです。



ウィキってみたら
原作に忠実っていうわけではないということ。
うん。

そうとわかっても、桜の森の満開の下、これは原作を読んでみたいですね。

また機会を見つけて
こころと人間失格を観ようと思います。

興味もたれた方はぜひ。
面白いと思いますよ^^  名前