ちょっとそのまえに・・・


俺が思ってた嫌な予感をみんなに説明しよう




「チェルシーなに言ってんの?」

「い、いや?なにも?」

「ふーん」


ヤバイヤバイ、口から出てた


ごほんっ

俺が今からしないといけないことってさ

今持ってるやつを今回選ばれる1年の特別生徒に渡す役だと俺は思うんだ!



え?違うって?
だってそうじゃないの?

俺が特別生徒になれるわけないじゃん?


転校してきた日にこんなことないってw









「それでは発表します」


梓さんの声で全生徒が静かになる・・・


「まず1人目は、戸中 郁瑠」

「え?俺?」


呼ばれたのは隣で座っていた郁瑠

お前!さっき俺じゃないって言ってたじゃないか!!!



「郁瑠~、さっさとこっちにこーい」

「はいはーい」

何気に先輩と知り合いなんだな
慎羅さんに呼ばれてさっさと前に出て行った



あと1人かな?
この様子だと楓花なのかな?





「2人目は、












チェルシー・リウム」





・・・今なんて?




「聞こえたなら前に来てください?」




え・・・ちょっ・・・なんで俺?・・・え?





「さっさと前に来いって言ってんだろっっ!!」

「は、はいっ!」


怒鳴らないで、巳樟斗さん・・・

というか、足がすくんで動けないとか・・・


「あーあ、巳樟斗のせいで動けなくなってんじゃないか」

「俺のせいなのかよ」

「お前以外にいねーよ」

「あ?」

「まぁ、仕方ない。おーい!楓花!お前も特別生徒だ!!チェルシー連れてここに来い」

「ちょっと!先に言わないでよ!」

「いいじゃん別にさ!みんな分かってることだし~」



慎羅さん・・・なんて適当な・・・


なんて思ってたら、楓花に引きづられて前へ・・・



「なんでふぅちゃんが運ばないといけないの~?」

「ご、ごめんなさい」



こ、怖いって

「・・・・・・であるからして・・・」









集会が始まって30分

なかなか校長の話は終わらない


今日は理事長が欠席だから挨拶をしてるらしいが



「長すぎる・・・」




もう校長の話は始まって30分経ってるが、話がしつこすぎて余計に長く感じる・・・


眠気が・・・












「以上で終わります」





あ、やっと終った




「次は特別生徒からの今年の特別生徒発表と・・・その他もろもろです」



その他もろもろってなんだよっ!

なんなんだよ、ホントここの生徒って適当だよな





なんて思ってたら3人の上級生が前に出てきた

え・・・あ、あれって・・・




「こんにちは、3年特別生徒、柊梓(ひいらぎ あずさ)と申します」



最初に丁寧に挨拶したのは赤髪の綺麗なストレートの和風が似合いそうなお姉さん

俺の第一印象はこういうものだった



ここからだ俺がビックリしたのは・・・




「同じく、3年の如月慎羅(きさらぎ しんら)です」



そう次に挨拶したのが漆黒の染まった髪が特徴的な
さっき会ったばっかりの慎羅さん


「・・・3年、珀琵巳樟斗(はくび みくすと)です」


無愛想の挨拶したのが、身長が明らか慎羅さんよりでかく、左目を紫色の髪で隠している
のが印象的な、あの怖い巳樟斗さん




これだったのか、またあとで会おうって!


俺がビックリしているとそれを見た慎羅さんがこっちも見ながら笑ってる・・・

みんなからの視線が痛いっ



「ええーっと」

梓さんがなにやら紙を取りだし読み出した



「今年はこの3人で皆さんを引っ張っていきます。
1年の皆さんはまだしらないと思うので、説明させていただきますね

私たち特別生徒はこの学校の生徒の代表者および、特殊な能力を身につけるため
普段は皆さんと同じように過ごしますが、1日数時間授業を抜け、その授業に専念します」


・・・なにがなにだかさっぱりなんだけどw

そう思ってたら

「簡単にいったら、生徒会みたいなもんで、それに入れた者は特別授業を受けられるってこと」


あ、そういうことか

すかさず入った慎羅さんのフォローでわかった


「もういいだろ、さっさと発表しろよ」

「あ、そうね」


なんか怒ってらっしゃるのか?

冷たく言い放った巳樟斗さんの言葉にどうしない梓さんも凄いけど


「それでは、今年、1年生からの特別生徒を発表したいと思います」




とうとうきた

封筒もかばんの中に押し込んで自分のクラスを探す


やっぱりわかんねぇな…



「なにやってんの?」


「わっっ!楓花と郁琉?」



よかった

探してた二人が現れて



「もしかしてクラスわかんなかったりする?」


「悪かったな」


「チェルシーだっさっっ」


「じゃかましい!!」


「だってここがチェルシーのクラスだよ?」


「へっ?」




周りを見渡せば確かに見たことのあるやつらが…



「んで、ふぅちゃん達はチェルシーのクラスの隣、Eクラスだから列が隣なの」


「あー、だから隣な訳ね」




ウロウロして損した気分
















「集会の時間ですので、列に並んで座ってください」



放送がかかり集会の体制になった


そーいえば、今日の集会は『特別生徒』が選ばれるんだだよな



俺はコソッと隣にいる郁琉に話かけた




「なぁ」


「ん?どうした?」


「特別生徒ってなに?しかもお前と楓花が候補者って聞いたんだけど」


「あー、たぶん説明してくれると思うよ?候補者って勝手にみんなが言ってることだから本気にしないで?」


「そうなんだ、わりぃ集会中に話かけて」


「べっつにいいよ」



勝手な噂なのか

いまどきの女子高生の噂ってやつね


でもこの渡された荷物
一体なんなんだろ…

嫌な予感がするのは気のせいであって欲しい