陽気な春さん

  歌手:小田桐仁義
  歌詞:小田桐仁義
  作曲:小田桐仁義

息を切らし 駆け上がった階段
屋上にいる君が振り向いて

逆光の中でさ 見つめ合ったり
いち100みたいな青春もなく

うつむくだけの朝昼で
日焼け知らずな僕は
世間など知らず

また笑われたって知らんフリできちゃう
心のトンネル行ったり来たりで
幸せの道は千里より遠い

それでも並木道の中 歩く僕に
ふわり風が吹けば

優しい木漏れ日さえ
愛せていくような
気がするのは錯覚でしょうか
自惚れなのでしょうか

いつか世界の外れの孤島で
沈む夕日を見ていたい
君がいてくれたら幸せだろうな

なんて心の春が訪れたような高揚感
この妄想だけが明日へと導いてくれる

さまようよろいかマミー状態で
前すら見えないアリ地獄

迷子になりそうだ 名を呼んでください
感情線沿い行ったり来たりで
幸せの道は千里より遠い Baby

時々 忙しない世の中立ち止まり
雑踏に身を任す

乏しい冷戦さえ
愛せていくような
気がするのは錯覚でしょうか
お門違いでしょうか

いつか世界の外れの孤島で
沈む夕日を見ていたい
君がいてくれたら幸せだろうな

なんて心の春が訪れたような高揚感
この妄想だけが明日へと導いてくれる

長い旅が終わるころ
桜の木が枯れるころ
僕ら何想うだろう
桜の花が舞う度